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中世の古城を舞台に、プログレサウンドを聞き、
　　　　　　　妖しくエロチックな登場人物がくりなす世界とヌード。　　

ヴァンパイアエロスの巨匠、ジャン・ローラン初期のカルト作品！
催淫吸血鬼
７０年代前半の人気ポルノ女優で、来日して何本か東映の成人映画にも出演したことのあるサンドラ・ジュリアン嬢が「色情日記」で売り出す前に主役として起用された本邦未公開・フランス国籍の低予算吸血鬼映画です。

監督が、ヴァンパイア・フリークでこの類の作品を量産し、意味もなく女優を裸にすることで定評？のあるジャン・ローランですので、サンドラ嬢を始めとして何人かの女優さんたちが無修正のお姿を御披露してくれるのが最大のセールス・ポイント。但し、ポルノではありませんので、そちらの描写は一切ありません。念のため。

これで肝心の映画の出来が良ければ、お薦め出来るんですが･･･エンドマークを迎えるまでの９６分間は、正直に言ってかなりの忍耐力を要しました。何と言ってもトホホ映画のエド・ウッドと並び立つローラン監督ですからね。期待しちゃいけません。