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[ DVD ]
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ある日、突然。 [DVD]
・タチアナ・サフィル ・カルラ・クレスポ ・ベロニカ・ハサン ・ベアトリス・ティボーディン
【コロムビアミュージックエンタテインメント】
発売日: 2005-09-02
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,080円〜
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・タチアナ・サフィル ・カルラ・クレスポ ・ベロニカ・ハサン ・ベアトリス・ティボーディン ・タチアナ・サフィル
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カスタマー平均評価: 4
あまり見かけないアルゼンチン映画です アルゼンチンのスペイン語を勉強するために購入しました。 ブエノスアイレスの訛り(アクセント)が聞けます。ストーリーは期待しないで見たせいか◎。 モノクロなのが尚良かったかな。
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[ DVD ]
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パトリシアの夏 [DVD]
・ベティ・フェルゲス ・クラウス・リヒト ・オリヴィア・パスカル
【ハピネット・ピクチャーズ】
発売日: 2003-07-24
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,990 円(税込)
( 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 )
中古価格: 2,080円〜
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・ベティ・フェルゲス ・クラウス・リヒト ・オリヴィア・パスカル ・パトリツィア・ピッカルディ
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カスタマー平均評価: 3
こりゃまた懐かしい 日本公開当時、配給会社の戦略は「初体験ムービー」でした。
「貴方の初体験話」なんぞを募集したりして、煽りましたね?。
おかげで映画館は男女を問わず、若者で溢れかえりました。
陰毛すら見れなかった時代、巧妙にカットされた映像からは「初体験ムード」が溢れていたように感じました。唯一、売店のおばさんの「こんないやらしい映画を若者がこぞって見に来るなんて」という批判めいた顔がアンマッチな気分でした。
まだエイズも知られておらず、フリーセックスという言葉が溢れかえっていた時代、おおらかに性を愉しもうよ、若さを楽しもうよ、という映画でした。
フィクション上の「純愛が」流行っている現代ではかえって受け入れられないかも。
とりあえず、ベティ・フェルゲスに乾杯!!
Very Sexy Film ! This is a very old and famous film. The actress in this movie is almost naked from beginning to the end. Her body shape near prefect. Although she is nakede always, her acting gives you a feeling is healthy and sexy.
なぜ なぜ、日本でのみ、このようなDVDが売られているのでしょう?
言論表現の自由は尊重しますが、あまりにも商業主義的。
日本の恥。
販売方法を考え直す必要があると思います。
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[ DVD ]
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ブルー・ハワイ [DVD]
・エルヴィス・プレスリー
【パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン】
発売日: 2008-06-20
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 2,079 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,351円〜
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・エルヴィス・プレスリー
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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サタデー・ナイト・フィーバー 製作30周年記念版 デジタル・リマスター版 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
・ジョン・トラボルタ ・カレン・リン・ゴーニイ ・バリー・ミラー
【パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン】
発売日: 2008-06-20
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 2,079 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,360円〜
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・ジョン・トラボルタ ・カレン・リン・ゴーニイ ・バリー・ミラー
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カスタマー平均評価: 5
ダンスは実は添え物 一世を風靡した作品です。私は当時の空気を全く知りませんが、
最近でも、マドンナが「MUSIC INFERNO」でトラヴォルタ風ダンスを披露するなど、
未だにインパクトを与え続けている作品だと思います。
イタリア系移民の家に生まれたトニーは、平凡な雑貨店店員としての平日、
諍いの絶えない家族との生活をやり過ごしつつ、
土曜日の夜に己の持てる資材を全て投入している。
彼は地元のディスコで皆を湧かせるダンスの達人であり、
彼がソロで踊るとき、誰もが彼のためにスペースを空け、フィーバーに酔いしれる。
そんな彼はある日、自分や連れとは違った空気を放つ「大人」の女性に巡り合う。
彼女とのやり取りや、同時期の様々な出来事を通じて、
彼は、刹那的で単調な人生から一歩踏み出していく…。
冒頭の「ステイン・アライヴ」+キザに歩くトラヴォルタという有名なシーンから、
アイドル映画といいますか、能天気な映画を想像される方は、
意外にも重たいストーリーや痛々しい場面に戸惑われると思います。
ビージーズ+ダンスの「陽」とストーリーの「陰」、このバランスが絶妙です。
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[ DVD ]
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フラッシュダンス [DVD]
・ジェニファー・ビールズ ・マイケル・ヌーリー
【パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン】
発売日: 2008-06-20
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 2,079 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,370円〜
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・ジェニファー・ビールズ ・マイケル・ヌーリー
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カスタマー平均評価: 4.5
往年の名作 昔、映画館で見て感動したのを覚えています。
改めてみましたが後味すっきりの映画ですね。
最後のダンスが見もの!今見ても色あせていませんでした。
夢は叶えるためにある、こういう映画ってイイな 公開当時、ブレイクダンスが流行り始めたきっかけを作った映画作品。ストーリーとしては一途な青春を全面に押し出している。夢を持って生きること、夢に向かって挑戦し続けること、そうすれば何時かは夢が叶う。社会人になって一段落した頃8月の夏の日に観た作品が、忘れかけていた何かを思い出させてくれた。日本では夢を持つことが何か不自然に思われがちだけれど、海外殊にアメリカには夢を持ち続ける人への尊敬が今でもある。それはアメリカという国柄が夢を実現するために移住してきた人々によって創られてきたことによるからかもしれない。何と言ってもこの作品を一言で表す台詞は年老いた元バレリーナ、ハンナの“AREX,YOU CAN DO!.DO IT NOW!”である。1度は夢を諦めかけた主人公にもう一度トライすることの意味を説くシーン。そしてラスト、主人公はオーディションの審査員を前に独創性溢れるダンスを披露。1度は失敗するが、“もう一度やります”と顔を上げて一心に踊る。最初は“キワモノ”と色眼鏡で見ていた審査員も次第に彼女の内面からほとばしるひたむきさとダンスのリズムに心を奪われていく。テーマ曲の“WHAT A FEELING”が流れる中、会場の外で待っている恋人の胸に彼女が飛び込んでいき、そのままストップ・モーション。夏に相応しい爽快感あふれる目映い作品。(その後、テレビでオン・エアされた時、母は一言“強い女性ネ”と言ってました)
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[ DVD ]
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フレンズ ポールとミシェル [DVD]
・ショーン・バリー ・アニセー・アルビナ ・パスカル・ロベール ・ロナルド・ルイス
【パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン】
発売日: 2008-06-20
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 2,079 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,200円〜
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・ショーン・バリー ・アニセー・アルビナ ・パスカル・ロベール ・ロナルド・ルイス
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カスタマー平均評価: 5
感情移入できる作品 むか?し、本も読んで映像でも見ていたので、DVDであったらいいなと思っていたら
偶然見つけて購入しました。
おおざっぱに言えば、家出した少年少女が妊娠して子供作って?と言う物語ですが、
昨今の類似モノと違って、不思議と感情移入できる作品と思います。
そして、懐かしさも・・・・。
エルトンジョンの曲が最高です。 「14歳で子供を生む」とか「児童ポ」とかそんなところばかりにスポットがあたりがちですが、実際は、すごくロマンチックでステキなお話。今でも私の青春の宝物のような作品です。
音楽は、エルトンジョンが担当、私は彼をこの映画で知り、そしてファンになりました。最近はあまりでてこなくなってしまったけど、この初期のころのバーニートゥピンとのコンビのころの曲が一番好きです。
最初に流れる「フレンズ」のテーマ曲、それから二人がアルルに逃避行するときに流れる「ミシェルの歌」、そして数々のシーンに挿入されているインストルメンタルの曲といい、本当にすばらしいです。
ケースが! 普通のパッケージがさらにケースに入っていて、豪華で驚きました。
ケース(日記帳などが入っているようなやつです)の表は、商品写真に使われているもので写真を囲む花の飾りは立体でラメがほどこされていてとても綺麗ですw
裏はザラっとした手触りの高級感のある仕様で、DVDの棚よりも本棚に置きたい感じです。大好きな映画なので、この仕様は感動しました。
ベストプライス版なのにこれは太っ腹ですねw
まだ購入していないファンの方には是非お勧めします。
内容は、もうひとつの商品の方に皆さんが情感豊かに書かれているので・・・
アルルの美しい風景が夢のようです。
少女の頃に出会えた宝物のような映画です。
ポール役のショーンバリーが大好きでした。
児ポ大丈夫? 児ポ法施行以来めっきり少女の裸体にお目にかかれ無くなった昨今、堂々と14才の少女のバストトップまで拝める貴重な一本。ロリコンファンにもお勧め。発売禁止が心配。
中学校時代によく胸をときめかせて観たものです。大感動の秀作です。 もう、この作品はみれないとあきらめていたので、感動もひとしおです。アニセ・アルビナですね。全く惜しい人を亡くしたものです。よくいい人は早いと言いますが、ちょうど中学生時代、「小さな恋のメロディ」と「ロミオ&ジュリエット」と共に、感動しながら、いや、少しスケベな気持ちを持ちながら、ある意味、妊娠ということは当時の我々にとっては未知のの部分です。それを、悩み苦しみながら、生活していくというのは、とっても共感できましたが、自分たちはどうなのだろう?こんな彼女ができたら、やはり家出をするのだろうか?その葛藤を描いた、まさに大作です。私に、性とは、結婚とは、生きるとはなんだと教えてくれた作品です。ここで、言いたいです。アニセ・アルビナよ。永遠なれ。素晴らしい感動をありがとうと。
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[ DVD ]
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天国の日々 [DVD]
・リチャード・ギア ・ブルック・アダムス ・サム・シェパード
【パラマウント ジャパン】
発売日: 2004-02-20
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,048円〜
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・リチャード・ギア ・ブルック・アダムス ・サム・シェパード
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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おもいでの夏 [DVD]
・ジェニファー・オニール ・ゲーリー・グライムス ・ジェリー・ハウザー
【ワーナー・ホーム・ビデオ】
発売日: 2002-06-07
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,047円〜
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・ジェニファー・オニール ・ゲーリー・グライムス ・ジェリー・ハウザー
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カスタマー平均評価: 4.5
青く苦い思い出・・・・ ハーミーと同じ年頃、この映画を観たすべての人たちと同様、僕もドロシーの美しさにうっとりし、ハーミーと悪友たちの悪ふざけに自分の姿を重ね、当時のアメリカの避暑地のファッションや生活ぶりにあこがれ、ばっちり感情移入してしまったうちの一人である。以来、この映画は、one of my favorite moviesである。
もちろん、ミシェル・ルグランの名曲「ザ・サマー・ノウズ」はじめメロディーラインの美しい曲がこの映画の大きな魅力でもある。jazzの世界でも、スタンダード曲であるし・・・
ハーミーとドロシーがダンスを踊る台詞のない長回しのシーンで、レコードで曲中曲としてあのテーマ曲が流れるが、ロバート・マリガン監督の繊細な感性が感じられて、こちらまで瞬きすらできないほどだ。その後の寝室の静謐なまでの画面作りは、安っぽいメロドラマなど足元にも及ばないほどの感情表現にあふれている。大人への通過儀礼をこのように美しく、切なく描いた映画があるだろうか?
青春時代にこのような映画に出会えたこと自体が、自分の財産であり、幸せであるといってもよい。傑作ではないが、珠玉の名作といえよう。
一人で、深夜に鑑賞するべし。
10代で最も感銘を受けた映画 主人公ハーミーと同じ歳に初めて(渋谷の東急名画座で?)この映画を見て、大変感銘を受け、興奮してしまったのを覚えています。(当時はジェニファー・オニールが美人のお姉さんに見えて、憧れたものです。今見てもモデル出身だけあって、彼女はスタイル抜群ですが。)それから30年後、この作品を見直してみると、悪友3人組の性に対する好奇心が微笑ましく(コンドームを買いにドラッグストアに行くシーンの主人公のドキドキ感などよく分かるなあー。)、ロバート・マリガン監督は「アラバマ物語」のそうでしたが、人間の描き方に優しさが有り、見ていて好感が持てます。ラストシーンの大人になった主人公のナレーションはちょっとキザですが。
10代の思い出を大切にしている人に スクリーンを通じてのひとつの確かな記憶を刻みにいく場所が映画館であるならば、この映画はぜひ10代のうちに見ておいてほしい映画。そして、かつて年上の女性に胸ときめかせた記憶のある「かつて少年だった」人たちにはぜひ記憶にとどめておいてほしい映画です。この映画に出ているヒロイン役のジェニファー・オニールはその後「ペーパー・チェイス」等にも主演していますが、この映画での美しさでいつまでもかたり告がれています。「冒険者」のジョアンナ・シムカス、「アメリカの夜」のジャクリーン・ビセット、「君がいた夏」のジョディー・フォスターなどに胸ときめかせた方にもお奨めです。この映画はある種の青春コメディとしても楽しめるシーンがあり、その後ヒットしたイスラエル映画「グローイングアップ」でも模倣された部分があります。
音楽が先走ってしまった。 オープニングに流れてくるM.ルグランのピアノの旋律がとにかく美しく切ない。 セピア色の写真で進んでいくそのオープニングは、時の経過もさることながら、永遠にその記憶をとどめるハーミーの心の風景を物語ってもいる。 ドロシーのJ.オニールは小麦色の肌が印象的だったが、それほどインパクトがなかった。むしろ、彼女は後にヴィスコンティに抜擢されて出演した「イノセント」での未亡人役がさえていた。もちろん、ヴィスコンティの手にかかれば大概の俳優は成長するが…。 思春期の、甘く、切なく、苦しく、忘れられない思い出。色あせることなくとどまり続けるハーミーの1942年の夏。 でも、音楽には適わなかったような…。
忘れじの蒼き夏の日 同時代体験には少し遅れた世代の私。 ジャズ好きだったこともあって、ミシェル・ルグラン繋がりで知り得た作品ですが、 個人的に永遠の傑作と断言したいですね。 美しい人妻に思いを寄せる少年の葛藤。 永久不変のテーマだけで傑作とするには短絡的すぎるでしょうが、 この作品には名作だけが持ちえる独特の抒情が徹頭徹尾漂っていました。 ルグラン作曲の流麗な旋律が醸し出す、青い果実の苦い酸味を感じながら 観客は自然に感情移入していきます。 最早ストーリーすら断片的に記憶しているにすぎず、主人公の表情すら思い出せません。 しかし、少年と結ばれる時のジェニファー・オニールの深い悲しみを湛えた瞳。 それだけは今も、忘れじの蒼き夏の日と共にこの胸に残っています。 ラス!トで語られる主人公の回想「この時以来、私は少年の日を永遠に失った」、 もう溢れる涙を抑えられませんでした。 青春という言葉を強く愛惜せずにはいられなくなる、永遠の名作です。
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[ DVD ]
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24アワー・パーティ・ピープル [DVD]
・スティーヴ・クーガン
【メディアファクトリー】
発売日: 2003-09-05
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,040円〜
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・スティーヴ・クーガン ・フランク・コットレル・ボイス
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カスタマー平均評価: 4.5
ファクトリーレーベル年代記 当初言われていたようなマンチェスタームーブメント全般を扱ったものではなくファクトリーレーベルのオーナーのトニーウィルソンとその周辺の年代記ものとなっているため、当然スミスやストーンローゼスなどのマンチェの顔だが、レーベルの違うバンドは一切登場していない。前半は主にジョイディビジョンが、後半はハッピーマンデイズが話の中心となる。圧倒的に面白いのは後半で、ファクトリーレーベルの成り上がりと消滅と合わせてハッピーマンディズのメチャクチャな暴れぶりが興味深い。演じる俳優もかなり雰囲気の似ている人たちを起用しているようだ。全体としてトニーが狂言回しとなり、ムーブメントの喧騒を第三者的に捉えているので、熱気よりも妙に冷めた感触となっている。評論家達からは殆ど無視されているマッドチェスタームーブメントがやっと映画のネタになったと個人的には5つ星の内容だが、バンドとかの前提知識のない普通の映画ファンが見たらどう映るのかは全く分からない。マッドチェスターという単語に何も反応しないような人は見るべきではない作品かもしれない。
factory's work 映画の出来はあまり良くないように思いましたが、自分の音楽体験を追体験するような映画の内容でしたので、懐かしく、楽しめました。パンクの誕生からニュー・ウェーヴ、アシッド・ハウスへと流れていくUK音楽シーンの一端が見られます。
主演のスティーヴ・クーガンは(このあとジャームッシュの映画にも出てましたが)イカサマ師っぽい感じを醸し出していて、なかなかよかったです。
ただ映画はひとつのレーベルの誕生から崩壊を通して一時代の音楽/ドラッグ・カルチャーを描ききったとはいえ、どこか中途半端な感じは拭えません。監督が描きたかったのは、トニー・ウィルソンという人間なのかfactoryが扱った音楽そのものの魅力なのか、映画の幹になる部分が拡散してしまって、よくわかりませんでした。
私はfactoryの音源に特別な思い入れがあるので面白かったけど、UKの音楽シーンに興味のない人たちが見て、果たして楽しめるのかな。
原作を超えるようなサプライズはなく、映像も音楽の使い方もイマイチ切れが悪く、センスよく感じられなかったのは残念です。これを見た人たちがfactoryのCDを探してみたいと思うような映画にしてほしかった。
ロマンの果てにあったもの 最後まで見たら、どうしようもなく泣けてきた。夢を追いかけてきた結果がこの有様で、でもトニー・ウィルソンを筆頭としたハシエンダに集ったバカな男たちは曇り空の下で妙にスッキリした顔でハッパを吸っている。このラストシーンは本当に最高だ!
「24 時間パーティー」なんて出来っこない事は判っているが、あの時代はそれを信じていた人たちがいたからこそ生まれたのかなと。でもそうやって信じていた裏には「いつか終わるもんだ」と言う醒めた気持ちも多分に混ざっていたと思う。そうでなければあれだけ享楽的になれるものだろうか。そしてパーティーが終わった朝がそのままエンディングとなる。その終わり方と言ったもう、たまらない。見ていてどうしょうもなかった。
そしてトニー・ウィルソンはあれだけの失敗をしたにも拘らず未だに夢が忘れられないのか細々とレーベルを運営している。懲りない人ではあるが、そんな人じゃなきゃ出来ない事もある。
愛すべきダメオヤジ トニー・ウィルソンってNewOrderStoryで罵倒されてた印象が強くて、正直ファクトリーとハシエンダを潰したダメオヤジって認識しか無かった。それだけじゃなかったんだなぁ。彼は音楽の力を信じ、音楽を創造していくアーティストに誰よりも真摯に理解を示そうとしていた。その不器用さや行き過ぎたロマンチシズムは滑稽だけど、そんな自分のポーズを最後の瞬間まで貫き通した彼の姿は、あらゆることに折り合いをつけて生きている僕には余りに眩し過ぎて涙が出た。病んでるんかな?
イギリス版「54」って感じでしょうか。 1970年代のイギリスはマンチェスターで一大ムーブメントを起こしたインディーズレーベル「ファクトリーレコード」とクラブ「ハシエンダ」。UKロックを代表するこの二つを設立したトニー・ウィルソンの物語。
……というのは、DVDを再生して初めて知ったコト。
ただジャケの雰囲気だけで、内容も読まずに借りたもんだから、さぁ大変。なんせオレは知ってる海外バンドの8割が「ジョジョの奇妙な冒険を読んで知った」という人間だから、ジョイ・ディヴィジョンとかニューオーダーとか言われてもちんぷんかんぷん。
そんなわけで、僕の知らない「有名人になる人たち」がこぞって現れてくる序盤はあまり楽しめなかったんですが、「ハシエンダ」を設立し、ブームになって大騒ぎし、終焉を迎えるまでの中盤以降は、普通の映画として楽しめました。イギリス版「54」って感じでしょうか。
70年代にはちょっとした憧れを持っていて、お祭りよりもそれが終わった後の雰囲気が好きなオイラとしては、なかなか面白い映画でした。
映像のセンスがなかなか面白くて、中盤以降の「ロックな伝説」映像の再現フィルムなどはかなり笑ってしまった。日本のインディーズでのロックな伝説は尾ひれがつく場合が多かったけど、こっちは妙に真実味があるんだなぁ「300匹の鳩にネコイラズを食わせた」とかも。なんせ銃のある国だからネェ(偏見)
もうちょっとUKロックの歴史を知ってたら、もっと楽しめたんだろうケド……そこだけが残念。
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[ DVD ]
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リトル・ダンサー [DVD]
・ジェイミー・ベル ・ジュリー・ウォルターズ ・ゲアリー・ルイス ・ジェイミー・トラヴェン
【アミューズ・ビデオ】
発売日: 2001-07-27
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,040円〜
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・ジェイミー・ベル ・ジュリー・ウォルターズ ・ゲアリー・ルイス ・ジェイミー・トラヴェン
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カスタマー平均評価: 5
最高の映画 星5個じゃあ足りないほどの歴史的名映画です。とにかくすべてが良い。ケチのつけどころが全くない。映画史に残るであろう完全無比の本映画を、一度でもよいから観てください。絶対損はしません。
少年の静謐な世界 厳しい父親の目を逃れて、一人バレエに魅せられていく少年の抑えられない心情描写がとてもいい。イギリス映画らしく、アメリカ映画らしい派手さはこの映画の展開にないものの、叙情的な物語と表現豊かな少年の表情は、ときにユーモアあふれ、ときに熱く、ときに悲しい。
久々にいい映画をみました SAS英国特殊部隊のジェイミーが出ているとのことで見てみましたが、予想以上に出来のいいい作品で大満足です。家族や友達が協力しあって、そして夢をかなえるって、なんか恥ずかしい感じもしますが、実際にこういう映画を観ると心が洗われた気がします。
しみじみいい作品 飛び抜けていい作品!というように手放しで傑作扱いするのはどうかと思いますが、
夢・努力・友情・青春・愛(親子・家族・師弟)といった一見すると陳腐なテーマを、
片意地はらずに等身大で描いた、しみじみといいヒューマンドラマです。
きっとこの先ずっと心の中に残り続けるであろう、印象深い作品になりました。
個人的にはユニークなカメラワーク(構図・色遣い)が好印象。
先述した通り、取り扱うテーマ自体は陳腐なものですが、
このカメラワークと音楽がいいアクセントになってテンポが生まれ、
結果としてスタイリッシュな作品になっていると思います。
小気味良く鑑賞でき、後味スッキリです。人によっては涙腺注意。
イギリスの北部炭鉱の町、一人の少年と不器用だけど愛情いっぱいの兄、父親 映画の後半、感動で涙が止まらなくなった。終わった後、一緒に観ていた妻を見たら、感動の涙でぐしゃぐしゃだった。少年の一途さと父親と兄の無骨で素朴で深い愛情を想う時、涙が止まらなくなる。いい作品だ。
イギリス北部の英語は相当お国訛りがあって、Mondayをモンデーと発音していたりする。リスニングはきついが、何か英語らしくて、とても楽しめた。
この物語の背景には、サッチャー時代経済改革を強力に遂行する国家体制の下、どんどん寂れていく炭鉱町、そしてそこに働く炭鉱労働者階級と上流階級の壁、そこにおける自分らしい人生を選び取ることのもって生まれた困難さがある。生きたいように生きられない現実がある。
しかも少年は幼くして母を亡くした。母親の残してくれた手紙は諳んじているほどだ。父や兄は労働争議に明け暮れている。そんな中で、少年はバレエと出会う。まったく許容しないどころか力ずくで反対する父親、兄貴。しかし、少年の本気を悟ったとき、態度は一変する。そこからの父親の心の中の葛藤、現実との闘いは観る者を実に感動的な気持ちにさせる。
ラストは圧巻、父親と兄と性同一性障害の親友の3人が目にする光景とは・・・・
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