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[ DVD ]
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わらの犬 [DVD]
・ダスティン・ホフマン ・スーザン・ジョージ ・ピーター・ヴォーン
【角川映画】
発売日: 2004-08-27
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 11,000円〜
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・ダスティン・ホフマン ・スーザン・ジョージ ・ピーター・ヴォーン ・ゴードン・M・ウィリアムズ ・サム・ペキンパー ・デヴィッド・Z・グッドマン
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カスタマー平均評価: 5
70年代バイオレンスの幕開け 70年代のバイオレンス映画の幕開けのような傑作です。後のスプラッタームービーにも多大な影響を与えたと思われます。
善対悪という通常の構図ではなく、全てが暴力に飲み込まれていきます。今見ると描写自体は大したことありませんが、今の映画よりも遥かに暴力の恐怖と爽快感を感じます。
インテリのダスティン・ホフマンもエロいスーザン・ジョージも凄くいいです。
サム・ペキンパーは暴力的ながら西部の魂を描いたロマンチックな映画も多いのですが、ここにはそんなロマンチックはありません。あるとしたら、暴力への甘美な憧れです。北野武の映画にも(さらにウェス・クレイヴンの「鮮血の美学」やクローネンバーグの「ヒストリー・オブ・バイオレンス」にも)受け継がれるバイオレンスロマンです。正義や悪のために暴力をふるう、という世界観が、暴力に正義も悪も操られていく、というふうに逆転する世界です。
一気に暴力に世界が流されていく瞬間が非常にリアルで衝撃的です。
ホフマンかっこいい。 ホフマンと暴力のミスマッチが最高にかっこいいです。インテリと暴力のアンサンブルは最近やったアメリカのテレビゲーム、マンハント2みたいです。ラストの凄惨な暴力シーンは漫画版デビルマンの牧村家襲撃を彷彿させます。
ペキンパーの作品の中では主人公が異色 スティーブ・マックィーン、ウォーレン・オーツ、ジェームズ・コバーンなど男臭い俳優を主役にバイオレンス映画を撮っていたサム・ペキンパーの作品の中ではダスティン・ホフマンが主役ということで、ます異色である。「ワイルド・バンチ」の後、その暴力描写が絶賛と同時に、かなりの批判も沸き起こっていた時期で、平和主義者の数学者が最後にみせる暴力の爆発は、まるで暴力描写の批判者がヒステリックにペキンパーを攻撃していたことに対する彼の皮肉であり、回答でもあるのではないか。ダスティン・ホフマンの不器用な暴力は笑っちゃうほど凄まじい。(おかしなゴルフスィングの殴り方など) スーザン・ジョージはすこぶる魅力的だが、どうしてダスティン・ホフマンと結婚したのか、それだけがさっぱり判らないが。
やり過ぎ この映画はやり過ぎです。ここまで人間の本質を剥き出しに暴いてはいけません。
ダスティンホフマンの妻が昔の男にヤられるシーン。これが一番ヤバい。
レイプじゃないんです。強引に迫られますが、結局許す瞬間。さらに、感じちゃってます。
人の女を盗る愉悦。人に女を盗られる屈辱。堅そうな女の貞操がユルむ瞬間のエロさ。
ここまで生々しく描いてはいけません。
最後の一言・・ 始めは前兆を漂わせながらも、淡々と呑気そうに始まり、段々エスカレートして行き、最後は凄まじい血みどろバイオレンスで終わる。現代のアメリカ映画の原型(とくにサスペンスやホラー)みたいな物がここに有るような気がします。こんな凄まじい映画がこんな大昔に有ったとは・しかし、単に観客にショックを与える目的だけの娯楽映画と何故一線を画しているのかは、ラストシーンの一言が物語っています。全てはこの一言の為のストーリーかも。私や貴方の虚無にも通じると思う。それぞれ形は違うのですが・・・
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[ DVD ]
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ナイトライダー シーズン2 コンプリートDVD-BOX
・デビッド・ハッセルホフ ・エドワード・マルヘア ・レベッカ・ホールデン
【ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン】
発売日: 2005-07-22
参考価格: 13,800 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 11,000円〜
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・デビッド・ハッセルホフ ・エドワード・マルヘア ・レベッカ・ホールデン
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カスタマー平均評価: 4
パッケージが… 作品は面白いんですがシーズン1とあまりに仕様が違うパッケージでコンプリート感がぜんぜんありません。棚に並べても虚しい。しかも安っぽい上すごく傷つきやすいので使いにくいです。内容も1、2を両方買いましたが、1話ごとに何回も音声や字幕をセットしなくてはならず、しかも吹き替えで見ると超中途半端。がこんなにストレスがかかるDVDは初めてです。古い音声が無いなら、全部新しく吹き替え直して、音声選択の時に、旧、新吹き替えが選べるようにしてほしいです。
中身は、アリ BOXは、ものすごく安く感じます。『え?これ海賊版じゃないよね?』って
くらい。でも中身は、お気に入りの内容に再び出会えて自分的には、十分満足です。
やっぱり、日本語吹き替えで見てるのが、何となく違和感がないのは、僕だけですかね。
不思議と見ていた時代を思い出したり、当時、アラが目立たなかった部分も今は、発見
出来たりとそれなりに楽しめます。
懐かしさと面白さは、問題ないのでは、無いでしょうか。
でも、BOXは、安っぽいんだよね。。。
最大の強敵登場 マイケルとキットに最大の強敵登場。その名はゴライアス。キットと同じ分子結合膜を持つモンスタートラック。それを操るのは、マイケルと瓜二つの今は亡きW.ナイトの忘れ形見、ガースナイト。最大最強の敵を相手に、マイケルは?キットは?因縁の義兄弟対決の結末はいかに? 人気シリーズのセカンドシーズン。シーズンワンに負けず劣らずのカーアクションに、メカニックのボニーに替わり、エイプリルカーチス役のレベッカホールデンが、ドラマに華を添える。と、ここまでは良いのだが、シーズンワンとシーズンスリーに比べてこのパッケージはいただけないので、星は四つ。
ナイトライダーファンなら買いです。 ナイトライダーファンなら迷わず買いです。これから先の次世代映像機で、ナイトライダーがいつ発売されるかわかりませんし。わたしはこのDVDが出るまでTV放送終了後からずっとナイトライダーを心待ちしていましたから。
懐かしいあのナイトライダーがDVDで見られる。 懐かしいあのナイトライダーがDVDになって帰ってきたなぁって感じです。
内容は、★5つなんですが日本語吹き替えがなってない所が所々あり(日本放映時にカットした部分について)いきなり英語字幕になったり最初に色々設定が必要だったりとそういった仕様の部分について★を一つ減らして★4つにさせてもらいました。
しつこいようですが内容は★5つです。知ってる人も知らない人も是非見てもらいたいですね。
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[ DVD ]
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犬とオオカミの時間 BOXII [DVD]
・イ・ジュンギ ・ナム・サンミ ・チョン・ギョンホ ・キム・ガプス
【アミューズソフトエンタテインメント】
発売日: 2008-07-25
参考価格: 15,960 円(税込)
販売価格: 12,437 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 10,995円〜
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・イ・ジュンギ ・ナム・サンミ ・チョン・ギョンホ ・キム・ガプス
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カスタマー平均評価: 5
本当にゴージャスであるとともに味わいある長さを感じさせぬTVドラマ 意味ありのタイトル、主人公とそれを取り巻く義理と人情、計算高い思惑ある脇役が絡む重厚で壮大なスケール、それに見合ったゴージャスな音楽に加え、イ・ジュンギと全てが巧くかみ合った良質なTVドラマで長さを感じさせぬものでした。世間ではイ・ジュンギに話題が集中していたようですが、個人的にはミンギ演じるチョン・ギョンホとカン室長演じるイ・ギヨンの名演があってこそ、イ・ジュンキを引き立てたと思います。
文句なしの星5つです 元々イ・ジュンギ君の大ファンなので彼の作品は全て観ていますが、こんなに凄い役も出来るのだともうビックリですね!潜入捜査前のスヒョン、潜入後のケイ、記憶をなくしてからのケイ13話ケイの記憶が戻った時には胸がすーっとしましたが、ジュンギ君のあの絶望の演技は素晴らしい、1話から最終回までハラハラドキドキの連続でしっかり引き込まれてしまいました、最終回も納得の終わりかたです、すべてよかった◎
男同士の友情が素敵です。 スピーディで息つく間もない展開ながら、人物描写の丁寧さはさすが韓国ドラマ、といった感じです。
個人的にはスヒョンとミンギの関係が好きでした。
復讐のため他人と少し距離を置いているイスヒョン、ケイ、記憶が戻った新しいスヒョンと三者を見事に演じ分けたイジュンギはすばらしかったです。
また、チョンギョンホもよかった。
湖のそばで、戻ってきたスヒョンに“お前をひとりにはさせない。”というシーンはもう何度見たかわかりませんが、そのたびに泣いてしまいます。
ラストはややほろ苦いですが、きっと清清しい気分で見終われるドラマです。
後半にすべての魅力がつまってる WOWOWの放送を観ていて 最終回で 見事にやられました。
イ・ジュンギという俳優の凄さに脱帽しました。
もちろん『王の男』のイ・ジュンギだからということで観始めたのもあるのですが、
彼の俳優としての凄さを 改めて感じさせてくれたのが、このドラマだと思います
最後のマオとの対決シーンの演技に 今までにないくらい引き込まれました。
個人的には、このドラマの終わり方も凄く好きです。
心に余韻が残る
そして、何よりも記憶に残る名シーンの数々と言っても過言でないくらい
何度も観たくなるドラマです。
DVD発売が決まってすぐに、予約しました。
連続ドラマで、ここまで引き込まれたドラマは、久しぶりです。
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[ DVD ]
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ヘンリー5世 [DVD]
・ケネス・ブラナー ・エマ・トンプソン ・ポール・スコフィールド ・イアン・ホルム
【パイオニアLDC】
発売日: 2002-02-22
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 10,990円〜
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・ケネス・ブラナー ・エマ・トンプソン ・ポール・スコフィールド ・イアン・ホルム
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カスタマー平均評価: 5
スクリーンに喝采 映画館で8回観ました。これほど熱く感動できたシェイクスピアはこの作品が初めてでした。映画としての演出や名役者の演技に因るところはもちろんですが、台詞はほとんど原作どおり。時代を超えて人の心に訴えかけるシェイクスピア作品そのものにはまるきっかけとなりました。士気を鼓舞する数々の名演説は英国人でなくても心を揺さぶられます。上映後スクリーンに向かって拍手をしてしまいました。ケネス・ブラナの出世作と思われますが、脇を固める渋い名役者の存在も忘れられません。
国威高揚の映画足り得ますね この芝居は英国で、国威高揚の必要があるときに好んで上演されるという傾向がある芝居です。それは映画を観れば、戯曲を読めばわかりますが、神がかり的なリーダーシップを発揮した国王のもと、フランス軍を木っ端微塵に破った過程が描かれているからです。もうそのとき(出陣)の王の演説は、本当に素晴らしい。そしてシェイクスピアの、憎らしいまでの修辞的な台詞は、本当に素晴らしい。これは芝居全編を通じてどの配役にも素晴らしい修辞的な台詞は用意されています。それは描く戦争の悲惨さよりも、勝ち得た根拠たる「神への信仰」さらには得られる「平和」「愛」を謳歌するための伏線とも言えるほど用意周到たる準備をシェイクスピアは行なっていると思えるほどです。 ストーリーの戦場のシーンは、日本には戦国時代があったので、まったく同じような話で、ストーリーに入り込みやすいと思います。たとえば大阪冬の陣の「真田丸」の真田雪村のリーダーシップのような感じ、戦闘は同じく「真田丸」のそれや「長篠の合戦」のような感じもする、と本当に身近に感じられる戦国ものともとらえることができると思います。その観点で見ても充分に感動できます。本当にお勧めの作品です。
シェークスピアが苦手な方にもお勧めです こんなにイキの良い明快なシェークスピアは初めてで、これでブラナー映画にはまりました。「王の責任だ」のシーンは何度観ても圧巻です。 何回も観ていると撮影の工夫が発見?でき新たな楽しみもありますよ。
本当の演劇人 私は、戦闘シーンよりも、最後のロマンチックなシーンが好きです。ケネス・ブラナーの『ヘンリー五世』は、映画より前の1984年にストラットフォードでの舞台を観ています。23歳のブラナーは、元気いっぱい舞台を飛び回り、セーフティ・カーテンの上から飛び降りてみせたりしていました。もちろん、下に受け止める人たちが待機しているんですけど、それはそれはすごい迫力でしたよ。生まれて初めての体験とは、あの時の観劇体験です。 舞台と比べると、映画の戦闘シーンは、よくできているものの、今までに無かったという程の映像ではありません。最後の求愛シーンは臨場感たっぷりで、最後は思わず拍手したくなるほど。84年の舞台でも、観客はハラハラしたり、ヤキモキしたりしながら、最後はやっぱり拍手喝采していましたっけ。 ブラナーという人は、顔もスタイルも平均的で、90年に来日して東京グローブ座で公演した時も、近所の酒屋兼スーパーで菓子パンを買って頬張る姿は普通の人でした。それが、一度舞台に立つと生き生きとエネルギーを発散する。本当の演劇人です。
いいです。 シェークスピアの作品で映画化された物は沢山ありますが、私の知る限り これは、単純に感動する一本だと思います。 感じとしては、スポコン 映画に通じるものがあると思います。特にアジンコートの戦いの前の ヘンリー五世のスピーチ?は本当に感動、しました。学生時代のスポーツ をしていた時に戻された感じです。 あと、最近のヨーロッパ戦線を舞台にした映画の「バンドオブブラザーズ」 の題名の語源はここから来ていたんですよ。 あと、ヘンリー五世の映画の案内役で出てるのは、グラディエーターの 元老院議員役で出てる、人で、イギリスのテレビドラマのこの私クラウディウスの主人公で出てる人なんですよ。
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[ DVD ]
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犬とオオカミの時間 BOXI [DVD]
・イ・ジュンギ ・ナム・サンミ ・チョン・ギョンホ ・キム・ガプス
【アミューズソフトエンタテインメント】
発売日: 2008-06-27
参考価格: 15,960 円(税込)
販売価格: 12,437 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 10,987円〜
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・イ・ジュンギ ・ナム・サンミ ・チョン・ギョンホ ・キム・ガプス
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カスタマー平均評価: 5
Box1で登場人物達の人間性が良く描かれてこそ後半の急展開が生きる作品 息もつかせぬ急展開は結末を有する後半のBox.2の方が勝ると思ういますが、それもこの前半にイ・ジュンギに関係する登場人物たちの人間性が丁寧に描かれ、後半と関係する巧みな伏線があってこそと感じます。本当に無駄な場面が無く、各話で見せ場が多い傑作TVドラマといえる作品。
イ・ジュンギファンでなくても☆ 購入してから何度も繰り返し見てしまい、おかげで最近の日本のドラマがチェックできていません!韓ドラならではのありえない設定ながら、登場人物それぞれに感情移入できて、幾とおりも楽しめます(敵役もかっこいい!)深みにハマッて抜け出せないリスクはありますが、一見の価値アリ!
イ・ジュンギ 演技で大きく飛躍 イ・ジュンギのためにあったような作品で、見事いろいろな役を演じ分けている。
「エア・シティ」でイ・ジョンジュが演じていた情報諜報員、韓国にはあるんですね。
身分を隠して潜入捜査をして、任務が終了したらまた別の人間になる。
犯罪組織相手の任務の過酷さと生身の個人の葛藤。
それだけでも大きなドラマ、サスペンスでしょう。
この作品はそこに親の代からの因縁や恋がからみ、息もつかせぬ展開で結末が予想つかない。
イ・ジュンギが、敵役マオに代表される大きな組織に立ち向かう情報諜報員を
様々な演技で表現して、今までのイメージから大きく飛躍した。
今後の活躍が楽しみだ。
最も“美しい男”イ・ジュンギが見事に変身 韓国で,放送3回目にして視聴率トップに躍り出たといいますから,ストーリー,俳優,演出など,あらゆる面で興味がありました。
日本ではDVDリリース前にWOWWOWで放送され,俳優たちの熱演もさることながら,現代と過去の回想シーンを巧妙なオーバーラップ処理で描き、編集の妙味を見せた演出技法に感心しました。単純な現在の時点を追うのではなく、関連性を与える過去の時点のシーンが放送され、ドラマにのめり込んでいきます。
そして見どころは,映画「王の男」で一躍スターダムにのし上がった“美しい男”イ・ジュンギが,冷酷なキャラクターに大変身しているところでしょう。何をやっても「王の男」のコンギルが足かせとなり,どうすればイメージチェンジが図れるか悩んでいたという心配とは裏腹に,初回から高視聴率をマーク。“男らしい”イ・ジュンギの演技に注目が集まりました。
ドラマのあらすじをサワリだけ紹介しますと,
スヒョン(イ・ジュンギ)は,幼い時にタイの巨大な暴力組織の手によって母親を失います。
そのため国家情報院要員ジュンホの家の養子となった彼は,ジュンホの実子のミンギ(チョン・ギョンホ)とともに国家情報院要員となります。
ある日,スヒョンはその暴力組織“チョンバン”に関わった作戦の命令を受けますが,取り乱してしまって作戦は失敗します。そんなスヒョンにチョン部長(キム・ガプス)は“チョンバン”への潜入捜査を提案します。
と,こんな感じですかね。
おまけ1:本作でイメージチェンジに成功し,演技力を認められたイ・ジュンギは ,SBS水木ドラマ「オンエア」の後続として放送される「一枝梅(イルジメ)」の主人公にキャスティングされています。
おまけ2:「2007年最高のドラマ,俳優,キャラクター,バラエティ番組は?」というアンケート調査の俳優部門で,これまでとは異なるワイルドな国家情報院要員という役を演じたイ・ジュンギが,25.9%(1444人)を獲得して1位に輝きました。イ・ジュンギは「20代の俳優人生で二度と来ないキャラクターという感じがして,欲を出して演じた。“最高の俳優”というタイトルがとても光栄だ。」と授賞の感想を述べています。
息も吐かせぬ怒濤の展開。 『犬とオオカミの時間』
このタイトルが作品を上手く象徴していると思います。
昼と夜の狭間、犬かオオカミか見分けのつかなくなる夕暮れ時。
それはつまり、善悪の境界が曖昧になることの喩えです。
本国では2007年7?9月に放送された、ノワール系のアクションドラマ。
次から次へと展開するテンポの良い脚本は全16話。
ノンストップで主人公を襲う劇的な運命の罠に、
最後の最後まで一話たりとも目が離せない衝撃の佳作でした。
リアルタイム視聴時、「え!うそ!ここで終わり!?( ̄△ ̄;)」と、
気持ちが逸って続きを待ち切れない思いを何度も味わったので、
これはもう、一気にまとめて見るのがオススメです。
数奇な運命をたどる主人公は実質3役・・・いや、見ようによっては4役にも5役にもなるかも。
演技者としては相当難物でしょうが、その分とても魅力的な役どころです。
人物相関の変遷に伴うキャラクター展開が、実にドラマチックです。
真面目で有能、強く優しいけれど、ひとたび激昂すれば容赦なく、
孤独な影を負っていて、ときには小さな子供のようでもあり、
片やクールでシニシカルだったり、残酷な一面も。
そんな主人公の復讐劇を軸に、恋が絡み、友情が描かれ、親子、家族、
登場人物それぞれが持つ、様々な情が物語を複雑に織り成します。
脇役に至るまで実力のあるキャストで固められ、見応えがありました。
カーチェイスあり、撃ち合いあり、生身のアクションあり、演出も派手です。
手に汗握るスリリングな画面は、ところどころ映像が映画のようでした。
けれどその中に描かれる、感情の機微もみどころです。
主要登場人物の殆どが、必ず何らかの形で切なくやりきれない思いを抱えています。
散りばめられた謎と、その怒濤の展開ゆえに、幾度となく息が止まりそうになったドラマです。
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[ DVD ]
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レイルリポート コンプリート2007 [レイルリポート コンプリート] [DVD]
・鉄道
【ビコム】
発売日: 2008-01-21
参考価格: 12,600 円(税込)
販売価格: 12,600 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 10,980円〜
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・鉄道
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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雪山飛狐(せつざんひこ) DVD-BOX2
・ニエ・ユエン
【マクザム】
発売日: 2008-08-29
参考価格: 16,800 円(税込)
販売価格: 16,800 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 10,980円〜
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・ニエ・ユエン
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カスタマー平均評価: 2.5
うーん 正直あまりおすすめしません。金庸のシリーズは大好きで今の所全て持っていますが、これだけは繰り返して見ませんでした。ドラマの為、原作にあったミステリー的要素は全く無いので、原作の好きな人はがっかりすると思います。
なんだかなぁ 先に出された「雪山飛狐」、その主人公である胡斐の少年時代を描いた「飛狐外伝」、この二作品をいったいどのようなものにまとめたのか気になって見ましたが、正直「なんだかなぁ・・・」です。
えてしてこういうものは、完全に原作に忠実ではないとわかってはいても、釈然としない所が多すぎです。
いくら原作「雪山飛狐」のラストがアレでも、周伯通の左右分撃法が出たり、ラスボス扱いがアイツとか、昼ドラみたいなドロドロ感を無理やり加えたようなのをみると、作者はよくこんな作品を許したなぁと思います。
胡一刀と苗人鳳の戦いや胡斐の少年時代の前半部分はまだそれなりに面白かったが、後半になるにつれ、あまりにも違いすぎる設定で、見るのが面倒だと思うくらいつまらなくなってきました。
他に映像化され日本で発売されている金庸作品は、軒並み楽しく鑑賞できていただけに残念でしかたありません。
唯一の救いは、「書剣恩仇録」の陳家洛や趙半山など紅花会の面々が所々に出てくることくらいでしょうか。
メイキングは極わずか 程霊素の姉弟子役で張佳佳さんが登場。
彼女は映画版「セブンソード」で敵役のパンクな女戦士を
最高にかっこよく演じた人です(あの映画では一番印象に残った人物)
今回も予想にたがわずドSキャラを演じて周りをかき回してくれるのですが、
いかんせんあっけなくお逝きになりすぎ。今までの悪役キャラでも最短級か。
役どころで言うと、「碧血剣」の五毒教の教主の叔母と同じく、恋に破れて
復讐に燃えるというもの。
今作のそれの方が理屈が無茶苦茶でかっ飛んでるのですが、それも見ていて
結構惹きつけられるし面白い。
その上、相手が鉄火会の文泰来 なのですが、彼が無茶苦茶イケメンなのです。
鉄火会の面々は今作では大半がかなりのイケメンぞろいなのですが、
特に彼はすごい。あまりにも。見てても惚れそうになります(おい)。
すでに妻帯者ですが、これなら無理な道理つけて絡んでしまうのも…無理ないかなとか思わせます。
パトリック・タム演じる田帰農(変わった名前ですが)
が、当初からの悪の大元なのですが、人間性まで失った完全な悪人ではなくて、
所々で彼の苦悩や反省、迷いなども描かれるので、こちらも「なんてやつだ」
と思いつつも時々「そうか彼も彼なりに悩んでるのだな」と思わされるので、
それこそ鬼のような完全な悪役が欲しかったところなのです。
ですので、張佳佳さんの登場は終盤まで延ばして欲しかったところ。
おかげで終盤またストーリーが主人公をめぐる女たちの惚れた腫れたの
繰り返しに戻ってしまいました。
もちろん雪山飛狐の活躍も楽しめますが、どちらかというと
それより恋の方がメインになっている。
今までの作品以上に、武術があくまで物語のためのアクセント扱いのような気が。
(それゆえいろんな所で「昼ドラのようだ」という意見が聞けるのだと思います)
しかし、李自成の財宝の中に秘伝書があるのはいいとして、
それがあの周伯通のものだとは(^^;
「神雕侠侶」では小龍女が直接伝授してもらっていた、あの
「左右互縛の術」です。(誰が会得したのかは見てのお楽しみ。)
それにしてもここでも郭靖、黄蓉の名前が出てくるとは思いませんでした。
倚天剣、屠龍剣を残したということを胡斐が知ることとなります。
そして、大侠苗人鳳は、胡一刀の死後生き残りはしたものの、
思えば不幸な人生でした…。
総舵主陳家洛は、ホチントンとカスリー(香香公主)の名前まで出してお墓参りしてますが、
どうも彼女たちに絡んで皇帝といざこざでもあった様子。
どのみち架空の話で、(香香公主とかは実在しますが)他所では参考文献などありえないので、想像の域を出ませんが…
しかしそれにしても誰しもが恋を最優先にして生きるはずないと思いますけどね・・。
ドラマとしては面白くなると思ったのでしょうけども。
皇帝や英雄たちもそんなに愚かではないはずです。
程霊素をやった元アイドルの人の暴露写真事件に関しては、
作品とは関係ないし、敢えてノーコメントです。
メイキング映像は、わずか10分強。
主役3人の台本読みのシーンが入っている程度です。
レンタルでもセルでも今回は大差ないでしょう。
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[ DVD ]
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雪山飛狐(せつざんひこ) DVD-BOX1
・ニエ・ユエン
【マクザム】
発売日: 2008-07-25
参考価格: 16,800 円(税込)
販売価格: 13,101 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 10,978円〜
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・ニエ・ユエン
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カスタマー平均評価: 4.5
北部の寂寥感の美しさが印象的 時代は乾隆帝の円熟期。
いきなり最強の2大侠客、胡一刀と苗人鳳の戦いです。
なぜこれでディスク1をずっと引っ張るのかな・・・とも思いましたが、
後々二人の存在の大きさが分かってくるので、なるほどと納得。
胡一刀は雪山に住んでおり、雪国のロケが非常に多い。
他に、北方の葉の茂ってない樹林、草のほとんどない石や砂がちの地面など、寂寥感あふれる視覚演出が印象的。
この作品を通してのイメージであり、主人公胡斐の孤独な成長を暗示している。今までのどのシリーズとも毛色が異なり、非常に個性的な良作になっています。
聶遠は2004年の「呂布と貂蝉」にも出演とか。ルックス髪型やいでたちは、「神雕侠侶」の楊過そっくり。
金庸氏が胡斐のイメージにピッタリと太鼓判を押すということは、好みのタイプだろうか。
恋愛は、今まで以上にヒロインたちがこぞって彼に惚れていきます。
たしかにあそこまでイケメンでなくてもいいと思うのですが、出てくる子出てくる子(おばさんもいます)が、全員美人なのに(そう思わない人もあるかとは)
今まで恋人もいない、現在彼氏もいない、そして都合よく主人公と出会い、
ほぼ見た目だけで恋に落ち、身をささげるほどに恋におぼれる。
今まででもそういう傾向はありましたが、今回はちょっとそれが行き過ぎな感じはあります。作者は、見た目でしか人を好きにならなかったのだろうか?
あと特徴は、不倫や裏切り、そして誤解からの諍い(これは他作でも)、といったドロドロとしたシーンがやたら多い。昼メロかと、一瞬思ってしまうこともなきにしもあらず。
ちなみに、鉄火会総舵手の陳家洛は、彼こそ金庸の第一作「書剣恩仇録」の主人公です。
時代的には両作はかなり近いはずですが、
射雕シリーズのように、続編というスタンスは取っていません。
あの作品では皇帝と和解して終わったはずなのに…
「恩仇録」からの間にいったい何があったのか非常に気になります……。
金庸原作武峡ドラマに、ハズレなし・・・^^。 星5つ!!!
原作は読んだことありません。
金庸の武峡ドラマは、よく見てます。このドラマも、例にもれず面白いです。
DISK1を見終わるとはやくDISK2が見たくなります。
BOX1が終わるとはやくBOX2がほしくなります。
物語については、皆さんご承知のとおり。
お・も・し・ろ・い。
俳優については、主人公のかっこよさは、普通です。
でも、アンソニー・ウォンとアレックス・フォンが渋いです。
パトリック・タムもいい演技しています。
ガオ・フー は天龍八部以来注目していますが、すばらしいの一言です。。。
女性陣では、今回も綺麗どころがおそろいというところでしょうか。。。
ちなみに、程霊素のジリアン・チョンがとてもかわいいのでファンになりました。でも、インターネットで検索したら、陳冠希の流出画像事件の真っ只中にいる人と分かり、今、気持ちはとても複雑です(;_;)。
最後のことが、誰かにいいたくてレビュー書きました。
('_`。)グスン
聶遠が主役に! 新チャイニーズ・ゴースト・ストーリーの七夜役を観て、お気に入りになった聶遠。なのに、その後は全然出演作品が発売されなくて、「少年四大名捕」の日本発売を心待ちにして数年、全く発売の気配無し・・・
忘れかけた頃にいきなり主役作品とは(^^;)
流石に金庸原作だと、速攻で日本でも発売して貰えるんですね。武侠物は大好きなので、主役もお気に入りだと尚更、楽しみ!!
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[ DVD ]
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帰って来たガンマン [DVD]
・トーマス・ハンター ・ヘンリー・シルヴァ ・ダン・デュリエ
【東宝ビデオ】
発売日: 2004-12-23
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,480円〜
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・トーマス・ハンター ・ヘンリー・シルヴァ ・ダン・デュリエ ・マリオ・ピエロッティ
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カスタマー平均評価: 3.5
特別な良さはないかな・・・ 実に西部劇の醍醐味というものが詰まった映画だとは思います エンニオ・モリコーネの音楽
も格好良いのですがそれほど面白くはないですね 役者の演技もオーバー過ぎるしもうちょっと控えてもらっても
良かったと思います でも西部劇初心者の方には楽しめるかも・・・
日本語音声で楽しめる、必殺の十字撃ち 爽やかな幕切れが印象的なマカロニ・ウエスタンの佳作。南北戦争末期、南軍の軍資金を強奪したジェリーとシーガル。しかし軍に追われ、一緒に捕まるよりは…と1人おとりになったジェリー。服役して出所してみれば、自分の妻と子供は行方不明、シーガルは1人大金持ちになっていた。ジェリーの怒りの拳銃が火を噴くという物語。バイオレンス性は低い作品ですが、殺し屋を演じたヘンリー・シルヴァの怪演と共に印象深い作品です。「ユナイト・マカロニ究極選」は、日本語音声にこだわったシリーズですが、本作にも「土曜洋画劇場」版の吹替えを収録。土曜洋画劇場は85枠、本編約70分だったため、カットされた部分は英語音声・日本語字幕での再生です。トーマス・ハンター(声・内海賢二)、ヘンリー・シルヴァ(羽佐間道夫)、ダン・デュエリ(千葉耕市)など往年の名演技が再び楽しめます。
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[ DVD ]
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倒錯 DVD BOX
・マルチェロ・マストロヤンニ ・ジュリアーノ・ジェンマ ・ジャン=ルイ・トランティニアン
【キングレコード】
発売日: 2003-07-02
参考価格: 11,550 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 10,900円〜
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・マルチェロ・マストロヤンニ ・ジュリアーノ・ジェンマ ・ジャン=ルイ・トランティニアン
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カスタマー平均評価: 3.5
クールタッチのゲバルトがヤングメンのハートをアタックする作品です。 「ルパンは、宮崎より大隈、大野雄二よりヤマタケ」という人なら、きっと好きです。モンドでビザールなイタリアものの魅力、なかでも、とりわけ、ハレンチ+サイケな要素が満載。たまりません。「殺しを呼ぶ卵」のロリータなエヴァオーリンもイカしてます。ただし、好きなイタリア映画は「ニューシネマパラダイス」だなどとおっしゃるかたにはお薦めできません。薦めるほうも薦められて実際に観るほうも、お互いにとって不幸な結果に………w
残念なのは、BOX特典の封入ポスターが、じつにかっこわるいこと。その意味ではBOXの価値は低く、バラで買っても良いと思います。
雰囲気はいいのだけれど・・・ イタリアの60年代のカルトな作品3本を、 1つのBoxにまとめた作品。3本とも邦題や設定、雰囲気はすごく良く、興味をそそられる ものでしたが、いかんせん、どの作品もストーリーの描き方が かなり雑。よくわからない展開も多かったです。 B級なイタリア映画らしいといえばそれまでですが・・・。 「黄金の七人」などの作品が、名作だといわれる所以が わかったような気がしました。
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