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ビフォア・サンセット / ビフォア・サンライズ 恋人までの距離 ツインパック (初回限定生産) [DVD]
・イーサン・ホーク ・ジュリー・デルピー
【ワーナー・ホーム・ビデオ】
発売日: 2005-06-10
参考価格: 6,980 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,120円〜
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・イーサン・ホーク ・ジュリー・デルピー
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カスタマー平均評価: 5
景色が素晴らしい DVD片付けてたらでてきて、ちら見のつもりが通しでみてしまい… 1作めの景色は素晴らしいです。 行きたくなります。
1番のラヴストーリー。 会話ばっかしなのにおもしろい。
旅先で出会った2人のラヴストーリー。
売れたから次作りました的な作品ではないとこもいい。
時間の流れをかんじさせてくれる9年という年月もすてきです。
これから見る人もいると思うのでおおざっぱにすきな部分を。
電話、公園、
車から降りた後のジュリーの言葉、特にすきです。
ドキュメンタリーをみてるみたいに自然。
若いときと、大人になってから、どちらの作品もみてほしい映画です。
余韻の豊かさ。 とにかく、主演二人で話し続ける映画で、他にも何人か出演していますが、あくまで脇役。
主人公、二人の世界観を十分に楽しめます。
2作で共通している事は、そこで終わるなよぉ!!!って、終わり方。
それが美しい余韻をもたらし、心に残る映画にしています。
これを退屈な映画という人とは、恋愛できないです。
それくらいの名作です。
素敵すぎます 前作「サンライズ」は、当時公開されたときに「恋人までの距離<ディスタンス>」という邦題がついているんですよね。続編が公開された今、「サンライズ」「サンセット」と対になってるのはとても素敵なタイトリングなんですが、前作「恋人までの距離」という邦題も、ストーリーにすごくぴったりで、この邦題をつけた人はすごい!と当時思いました。
本当にリアルな恋愛というのは、ああいう風に自分の考えをぶつけ合いながら、でもお互いを探り合いながら、特別に大きなできごとなんて起きない日常のなかに存在しているものなんだろうと思った。
本当に結ばれるべき相手なのか、そして実際に結ばれるかは誰にもわからないし、タイミングひとつにかかっているんだろう。一生懸命好きになって、一度でも一緒にすごしたことのある人と離れてしまった経験のあるひとなら、必ず自分に重ね合わせてみてしまうし、「ビフォア・サンセット」の、「忘れられない人がいる、すべての人のための85分」というコピーが本当にぴったりくる。
セリーヌの年にかなり近づいていて独身で、忘れられない人がいる私には、かなりストライクで胸が痛い、せつなすぎてもう恋愛なんてしたくない、けど、その切なさを味わいたい、好きな人に会いに行きたい・・・そんな気持ちになる映画です。
二人の会話だけを淡々と追っていくだけの映画なのに、本当に素敵な恋愛映画です。また続編が作られるのでしょうか。もうこのままで終わってほしいような、続きが見たいような、複雑な気分です。
前作観たなら是非 あーぁ、結局、半年後に会う約束は果たされなかったのですね。 残念ではありましたけど、これについては、ある程度の予想がついていたので納得です。ただ、ジェシーの方が待ちぼうけを喰らっていたとは意外でした。まっセリーヌが行けなかったのも、仕方ない理由ではありますけど。
という、「半年後の約束」が明らかになった9年ぶりの再会で始まる前半部分は、前作と続けてみるとかなり盛り上がれます。
そして、9年前のあの日、二人はSEXをしていたということも判明し(私は最後まではしてないと思っていた)、かなりの驚き!
中盤以降は、お互いに9年前のあの瞬間の大切さを確認し、そして、大事なものをあの瞬間に置き去りにしてしまった・・・というようなことを、またもや会話の連続で表現し、あの日のことを懐かしんでいるという様子。ただ、さらに惹かれ合っていくという印象は薄く感じたかな。
どうも二人の気持ちが、恋人から友達へ、という向きに変わったように感じて、少し気に入らなかったな。
いや、それは、それぞれの現実(家庭とか恋人とか)が会話の中にあったからだとは思うんだけど・・・
それを引きずったままあのラストへ行っちゃうのだけど、あのラストもなぁ・・・
今回のジェシーは、飛行機の1本や2本乗り遅れるくらい何ら問題ないでしょう。
ただ、それをやっちゃうと、二人の関係はしばらくは続いても、その先はないのでしょうね。
この映画のテーマからいっても、そういった距離感が大切なんでしょうから、あそこは潔く飛行機に乗って帰った方が、何年か先の再会が期待できるということなのだろうか・・・
あのラストの先・・・もし、また続編が出るなら観てみましょう。
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ヌーヴェル・ヴァーグ セレクション (パリところどこ/アデュー・フィリピーヌ) [DVD]
・ジョアンナ・シムカス ・ステファーヌ・オードラン ・ミシュリーヌ・ダックス ・クロード・メルキ ・ジル・ケアン
【紀伊國屋書店】
発売日: 2004-11-20
参考価格: 10,080 円(税込)
販売価格: 10,080 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・ジョアンナ・シムカス ・ステファーヌ・オードラン ・ミシュリーヌ・ダックス ・クロード・メルキ ・ジル・ケアン
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カスタマー平均評価: 5
待っていました!! かつて高校生のときにCSで見て以来取り付かれて、アメリカからVHSまで輸入した『パリところどころ』が待望のDVD化です。
『パリ?」の中の一話である『北駅』一つを見るためだけにこのDVDを買っても損はないと思います。
リュミエールに始まる初期映画がアトラクションというもっぱら身体的な楽しみとして消費されていたのに対して、古典的ハリウッド映画が物語をそこに導入し、映画の枠組みを変えた、とされています。そのハリウッド映画をサスペンスという視点、すなわち画面に現れない要素で受け手が心理的に揺さぶられる、という点の導入によって発展させたのがヒッチコックであるとされています。ヌーベルヴァーグの作家たちはヒッチコックの影響を色濃く受けている人が多いのですが、とくにこの『北駅』は影響以上にヒッチコックを超えていると言えます。『サイコ』で試みられた「受け手と画面の中の境界線をぶった切るようなカメラ視線』が、『北駅』ではより直接的に試みられ、実験的であるだけでなく、題材にもぴったりの手法となっています。
小難しいことをいろいろ書きましたが、現在の映画に慣れている人にとってはこれ以上のサプライズはないと思います。何よりも身体的に映画を感じられるという体験をリュミエールの映画以上にできるはずです。「アトラクションとしての映画」を現代人が感じられるのならばこの価格は安いでしょう。
パリところどころは見ていませんが・・ 今か今かと待ち望んだアデュー・フィリピーヌがDVD化されることに驚きを隠せません。以前に、ある映画祭で目にした事のあるこの作品、どこにでもあるような映画であって、どこにもない。何かに例えられるようで何にも例えられない。こうとしか言いようが無い、アデュー・フィリピーヌはアデュー・フィリピーヌである。 物語の中でイタリア男が出てくる。彼の登場により、映画の雰囲気が変わる。だが、決して世界観が崩れることは無い。彼は声高らかに唄う。イタリア語の陽気さ、美しさは他のどの言語より比類が無い。 これ以上、内容に触れる気は無い。後は、ぜひ見ていただきたい。処女作において絶対的な名作。はっきり言ってみなきゃ損!!
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デルス・ウザーラ [DVD]
・ユーリー・サローミン ・マキシム・ムンズク ・シュメイクル・チョクモロフ ・ウラジミール・クレナメ
【東宝ビデオ】
発売日: 2002-11-21
参考価格: 6,300 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,000円〜
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・ユーリー・サローミン ・マキシム・ムンズク ・シュメイクル・チョクモロフ ・ウラジミール・クレナメ
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カスタマー平均評価: 4
黒澤監督の自然観 人間の生き方を学ぶ 中高生だった頃に見て自分史の中で最も感動した映画でありました。
初公開だったのか、再演だったのか覚えてはいませんが、人間の生き方を教わった映画です。
細部は忘却の彼方ですが、もっとも感動した部分は当時の感動のままでした。隊長とデルスが森の中で再会します。そしてデルスがクロテンを売って得たお金を酒場で騙し取られてしまいますが、それを彼は騙されてとは思っていない。それを隊長に話すシーンです。
自然の中で生きる、生かされる事、黒澤監督が淡々と映像にしているように思います。良い文学、芸術はまったく色褪せない事を示しているのでしょう。沢山の森の中での焚き火シーンも当時は気がつきませんでしたが、今はなぜか癒されます。
晩年への推進力 20年前にビデオで一度見た記憶を頼りに書いているところだ。
最近「黒澤明VSハリウッド」という本を読んだ。題名は 幾分陳腐だが 内容の濃さには仰天した次第である。詳細は同書のレビューに書いたが 黒澤という稀代の映画監督が
狂気すれすれで映画を作っていたことを垣間見た気がした。
そんな黒澤が というよりは 「あんな」黒澤が海外で映画を撮影したという事実に今驚いているところだ。
本作は 黒澤の大傑作群に比べると 若干「薄さ」を憶えた気がする。但し 自然描写という面では それまでの日本ではありえない気象の中で 見事に事物を切りとっている点も確かだ。実際 大半がロシアのクルーという慣れない環境と シベリアという慣れない気象の中で製作した映画であることを勘案すると 相当の労作であったことは確かだ。
もちろん映画は かような背景を排除した上で 純粋に鑑賞すべきなのかもしれない。
但し「トラトラトラ」を降板した際の 黒澤の陥っていた地獄を踏まえて 本作を見ることも 紛れも無い一つの「鑑賞」であるはずだ。
「トラトラトラ」を踏まえて見えてくる本作は極めて貴重な作品だ。これを撮ることで 黒澤は 晩年の大作群への推進力を得たのだと思う。晩年の大作が傑作とは言いがたい面もある。但し 邦画史で その後の「乱」や「影武者」は欠かせないし 「夢」の幾つかのエピソードも 僕は偏愛している。
その意味でも本作は特別な作品だと思う。
やっと再会! 20ン年前、中学校の映画鑑賞会で強制的に見させられた映画でしたが、14歳の心に多大なる感銘と感動を植えつけてくれた作品でした。黒澤監督の偉大さも何も分からず、ただただ映画の内容だけでの感動です、これはホンモノです! 現在中年の域に達し、当時の感動のまま観ることができるか多少不安もありましたが、今回観てみて映画のレベルの高さに圧倒され、中学生だったあの時とは異質ながらも再び深い感銘を受けることができた事に感謝しております。 ハリウッド映画的な派手なアクションや特撮とは無縁ですが、いつまでも心の奥底に宝物の様にしまっておきたい、愛ある作品です。
ストレートな感動作です! 初めてこの映画を観たときは、黒澤明の映像テクニックがどうこうでなく普通の映画として感動した記憶があります。特に第一部の最後でデルスとアルセーニエフが”カピタン!”、”デルス!”と叫びあう別れのシーンで胸が熱くなりました。すごく素朴な撮り方で、これまでの黒澤監督のどちらかといえば、創り込んだ映画の面白さを期待すると失望するかもしれません。DVDで観なおしてみると素朴な映像の積み重ねが主人公2人の友情をじっくりと描き出していて効果を上げているように思います。デルスの素朴な人柄そのままに演出されているかのようです。 唯一、焚き火の炎が木々を赤く照らし出すところ、デルスの虎の幻影に黒澤監督らしい色使いが見られます。映像特典に入っているスタッフの話を聞くと(ソ連での撮影ということもあり)相当に大変な撮影現場だったようで、このような撮り方にならざるを得なかったのかもしれません。でもこのストーリーには、このストレートな撮り方が一番良かったのではないかと思っています。あと、大自然をそのまま撮っているように見えて、監督自らが雪のかけらを削ったりとこだわった手作りの部分もあるそうです。アカデミー賞(外国語映画賞)受賞作です。
酷い、ひどすぎる................... 決して勘違いなさらないで下さい。この評価は名作に対してではなく、このディスクにです。去年とあるカタログには、この作品がI.V.Cから発売される予定とされ、"戦争と平和"、"ソラリス"のようにRUSCICO (RUSSIAN CINEMA COUNCIL) から輸入販売されるのかと思いました。ところが、東宝発売の黒澤ボックスをあけて早速観てみたら、なんと画質は昔出ていたヘラルド経由のレーザーディスクと五十歩百歩、細部は精度にかけ、ジャギーノイズもしょっちゅう出る。音はモノラル、監督自身"音は完璧"("黒澤明語る"より)といっていた6チャンネル音声はどこへやら。バラ売りでも、¥6000は高すぎる!この映画の公開以降、ステレオでこの映画を見たという人はほとんどいないだけに、この東宝のリリースはファンにとっては侮辱ものです!この映画が大好きな方は、RUSCICOから直接購入することをお勧めします。5.1DolbyDigital, オールリージョン、日本語字幕付きです。
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ヴィム・ヴェンダースセレクション [DVD]
・ハリー・ディーン・スタントン ・デニス・ホッパー ・ウド・キアー ・ジャン・リュック・ゴダール
【東北新社】
発売日: 2005-11-25
参考価格: 15,750 円(税込)
販売価格: 12,290 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 9,000円〜
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・ハリー・ディーン・スタントン ・デニス・ホッパー ・ウド・キアー ・ジャン・リュック・ゴダール
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カスタマー平均評価: 2
トラビスの生き方に憧れるな。 トラビスの生き方は決して憧れるようなものではない。彼は人に対する「思いやり・愛情」の欠落した人間だ。なぜなら、彼は両親から愛されずに育ったため、愛され方・愛し方がわからないからだ。それゆえ、幸せな状況を「居心地の悪いもの」と受け止めてしまい、そこから常に逃れる生き方をしている。
彼は自分の愛した女、育てるべき子供に対して「大人・親としての使命」というものを果たそうとしない。彼はピーターパンだ。こういった男はそもそも結婚するべきではないし、子供を作るべきでもない。
トラビスは自己満足のために妻と結婚し、エゴが満たせなくなると妻を邪険にした。その結果、妻だけではなく息子をも不幸にした。弟の大きなお世話により、意図せず息子と再会、行き当たり上、妻を捜すことになるが、それは所詮、息子をモノ扱いし、そのモノを持て余すが故、押し付ける誰かを見つけようとしたに過ぎない。
トラビスは、自分の弱さに対峙し、「自分が女々しい奴だ」という事実を認め、だがそれを乗り越えて「真の男」になることを、結局は諦めた「負け犬」である。妻も息子もこんな男と暮らしていてはいつまで経っても幸せになれないから、二人で生きたほうがかえって幸せである。「息子と妻のことを想って行動しているフリをして、その実、自分の得しか考えていない」トラビスの考え方、生き方には私はまったく共鳴しない。
だが、私は'Paris, Texas'の広大な青い空とそこに浮かぶ白い雲の素晴らしい映像、その感動をいつまでも覚えていた。アメリカを車で旅をする生き方に憧れを抱いた。10年後、私はアメリカに移住し、'Paris, Texas'を訪れた。それから更に8年後、私はアメリカ人になった。今でも私はトラビスのような男は友達にしたくない。なぜなら彼は、私も確実に持っている「男の情けなさ」を私の前に晒してくれるからだ。
ルーツとして このセレクションボックスについては様々言われていますが
ヴィム・ヴェンダースという監督とそしてその作品を知るうえでとても
分かり易い選択がされているのではないでしょうか?。
言わずと知れた名作「パリ、テキサス」や「アメリカの友人」を取り上げて語られがちですが、私がこのセレクションで評価をしたいのは「都市とモードのビデオノート」「ベルリンのリュミエール」そして「666号室」です。
その理由として、名作を裏付ける軌跡が細部に渡って描かれている。
この3本がセレクトされたことでさらに作品に深みが出ているのではないでしょうか?。
映像を学ぶ人だけではなく、都市や服飾を学ぶ人、ものをつくるということに興味を持っている人は是非みておきたいものだと思います。
前回のコレクションボックスと比較することもおかしな評価ですが格段に良くなっているのではないでしょうか。
日本の「映画人」に問う ここまでくるとあきれてしまいます。でも、私たちは、やはり「欲しい」のです。パリ・テキサスだけでも見たいのです。
たしかヴェンダースは日本びいきの筈。本人は、自分の作品がこのように扱われていることを、ご存じなのでしょうか?また、ヴェンダースを高く評価していた「映画人」も多かったですよね。この人達は何か発言してくれないんですかね...。
さびしいです。映画が信じられなくなります。
たしかに高画質にはなっているけど・・・ このBOXの「パリ、テキサス」について一応感想を書きます。
ちなみに私は「パリ、テキサス」のためだけにこのBOXを購入しました(すごく迷いました)。
うちのプロジェクタで見る限り、旧盤と比較して画質が圧倒的に良くなっています。この作品に想い入れのある人間としては、特典で付いている約7分の8mmカメラ映像も印象的です。
これからこの作品に触れる人、この作品に愛着のある人にはこちらの新盤のDVDを観て欲しい、だから単売して欲しいと私も思います。一旦マスターを作ってしまえば、DVDをプレスする費用なんてたかが知れてますから・・・。もし単売されないのであれば、もう次世代のBDやHD?DVDで出るのを待ったほうがいいのかもしれません。
この作品を含めたヴェンダースの作品、エリセの作品等々、オークションで高値で取引されているのですから、東北新社さんにはなんとか頑張って欲しいものです。
販売元への要望をこめて・・・ 当然ですが、星1つの評価はヴェンダース作品に対するモノではありません。 販元は前回のBOXにて、需要者の声をちゃんと聞いていたのでしょうか? どうか、ニーズの訴えに耳を傾け、より良い形で視聴者に商品が届けられるよう今一度考え直して欲しいと思います。新作の発表により、TV・新聞等のメディアで紹介される機会も増え、ヴェンダース監督に興味を持った新しい需要者層も増えていると思います。 そんな今こそ一刻も早く、手軽に、欲しい作品を確実に買えるよう単品での再販を希望します。 BOXでの販売はセレクトを考え直し、その後でも良いのでは無いでしょうか。。。 みなさんのレビューと併せ、このレビューが販元の方々の目に留まってくれることを願います。
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[ DVD ]
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カオス・シチリア物語 [DVD]
・マルガリータ・ロサーノ ・クラウディオ・ビガーリ ・オメロ・アントヌッティ
【紀伊國屋書店】
発売日: 2006-10-21
参考価格: 6,300 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,000円〜
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・マルガリータ・ロサーノ ・クラウディオ・ビガーリ ・オメロ・アントヌッティ ・トニーノ・グエッラ
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カスタマー平均評価: 5
まさにシチリアの心象風景、待望のDVD化 1980年代にこの映像を目にして以来、シチリアへの憧憬はつのるばかりであった。そこに映し出されているのは、19世紀から20世紀前半にかけてのシチリアの風景である。冒頭に現れる粗野な羊飼い、そして青空に飛翔する黒いカラス、ニコラ・ピオヴァーニの謎めいた音楽、カラスの視点で俯瞰される神殿の遺跡・・・私たちはぐんぐんと映像の世界にひきこまれる。物語は、ノーベル賞作家ルイジ・ピランデッロの短編をつなぎあわせたもので構成されている。それぞれ面白い。長まわしのカメラも悪くない。最後の章も秀逸だ。劇作家ピランデッロとシラクーサの古代劇場の組み合わせは心憎い。馭者、作家、亡き母、すべての役者に味がある。ともあれ、お勧めの1枚である。
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[ DVD ]
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ザ・カップ〜夢のアンテナ〜 [DVD]
・ウゲン・トップゲン ・ジャムヤン・ロゥドゥ ・ステン・チョックリン
【キングレコード】
発売日: 2001-09-29
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,000円〜
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・ウゲン・トップゲン ・ジャムヤン・ロゥドゥ ・ステン・チョックリン ・ケンツェ・ノルブ
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カスタマー平均評価: 4
深い、実に深い、、 インドに亡命しているチベットのお坊さんたちの物語です。
北インドの美しい風景を背景に、チベットの民族音楽がゆったりと流れるなか、チベット僧たちの物語が少しコミカルなタッチで展開していきます。
ひと通り見ただけでは、えっ、これでおしまい!?と感じるかもしれません。
ストーリーには起承転結がちゃんとあり、見たあとにはほのぼのとしたあたたかさが残ります。しかし何か物足りない感じがするのです。
あれ、この映画の主題ってなんだったんだ?監督がこの映画を通じて伝えたかったことはなんだったんだろう?と。
しかしよくよくそういう疑問をもって映画のシーンを反芻してみると、実に緻密な計算が働いていてることに気づかされ、感服してしまうのです。
そういう意味でこの映画、表面のストーリとは裏腹に実に実に深いのであります。
それもそのはず、この映画を作った監督は、ブータンでは知らない人がいないほど有名なチベット仏教の高僧なのです。
驚くべきことに出演しているお坊さんたちも役者ではなく、すべて実際のお坊さん!
自分のブログでもストーリーが分からない程度に、登場する愛すべきキャラの写真などをのせ、この映画を紹介してみました。
よかったら訪れてみてください。
彦兵衛のブログ ザ・カップを観て≪その壱≫ after seeing the cup
http://mshiko.blogspot.com/2009/06/after-seeing-cup-1.html
出演者は全員本物の僧侶! 神秘の国ブータンの映画。豊かな自然、美しいヒマラヤ山脈。ああ、ブータンってこんなに美しくて生命力に満ち溢れているのだなぁ……と、ほれぼれするような映像美。 そんな中、やはり向こうにも悪ガキと言うのはいるようで。やんちゃ坊主のウゲンは修行中にもふざけていたり、遊んでいたりと……まあ、どこにでもいるよーなクソガキなわけですが(笑) そんな彼はサッカーフリーク。友人にサッカーを得意げに説明します。 『……この男がロナウド。坊主頭だが、坊さんじゃあない』 たどたどしくオフサイドやスローインを教えているところもほのぼのー。サッカー好きの少年を中心に、のどかな情景を描いた作品です。じんわり来ます。
ほのぼの 中国から侵略されて 国を追われた亡命中のチベットの修行僧が ワールドカップを見ようと奮闘する映画です。 面白いといえばおもしろい。 ただ、痛快さを求めてはダメです。 ほのぼの、という感じの映画です。
子供の元気のよさと無邪気さは世界中同じ チベット修行僧の子供たちも、サッカーが好きでたまらない。わんぱくで元気。でも、この騒動でちょっと成長したかな。無邪気な子供たちに、こころがほんわかします。修行はきびしいけど、かれらを見つめる先生の目もやさしい。 こころがやさしくなる映画。
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[ DVD ]
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グローイング・アップ [DVD]
・イフタク・カツール ・ジョナサン・シーガル ・ツァッチ・ノイ ・アナタ・アツモン
【キングレコード】
発売日: 2006-01-25
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 品切れ中
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・イフタク・カツール ・ジョナサン・シーガル ・ツァッチ・ノイ ・アナタ・アツモン ・ボアズ・デヴィッドソン ・エリー・テイヴァー
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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黄色い大地 [DVD]
・シュエ・バイ ・ワン・シュエチー
【レントラックジャパン】
発売日: 2004-01-23
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,000円〜
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・シュエ・バイ ・ワン・シュエチー
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カスタマー平均評価: 4.5
胸つぶれる思い 空と黄色い大地を強調するような画面が多く、それだけで見たかいがあるという気になる。卓球の愛ちゃんに似た主役の少女もいいが、父親が左卜全のようなとてもいい雰囲気を出している。民謡のメロディーは好みが分かれるかもしれないが、歌詞はどれもいい。静かで暗い室内と黄色いというより赤い自然の風景の前半に対して、少女が川を渡ろうとして歌が途絶え、その後は一転すごい迫力。少女の青年兵士への思いに胸がつぶれる思いがする。すばらしい映画だと思う。
雄大だがそこで生きるのは厳しい 黄河流域の険しけれど、雄大な大地、山々を舞台に、 農民の厳しく、貧しい生活や儀式、風習と、八路軍兵士 の目を通して、出会った父、娘その弟の生き様、生活を 丁寧に、詩的に描いた、映像詩。心情を民謡調に謡う地元農民と、とりまく、その険しい 風土。しかし、その生活を見守るように雄大に流れる黄河 の広大さ。 せりふは、必要最低限に抑えつつ、前近代的な生き方と 男女差別が徐々に取り払われて文明開化につきすすむ、その 狭間に、昔からの己の生き方を貫かざるを得ない父、一方 新しい時代の夜明けを感じつつ、生まれ育った村の風習に 自身の運命を埋没させつつも、やがて自分の運命を自分の意思 で切り開いていく、その娘と弟の姿を、 唄と映像叙事詩を堪能できます。 チェン・カイコー監督、チャン・イーモウ撮影のゴールデン コンビが、中国北の奥地の村を題材に、厳しく暖かい目によって 土着と大地のパワーを力強く描き出します。
実は、ヌーヴェルヴァーグ好きにオススメです 張藝謀の低くどっしりしたカメラワークが描く、乾いた大地の美しい映像。 そこに荒野に生きる人々が演奏する民族音楽:シンプルなラッパや男の独唱が響く。 短く限られたセリフの中で、少女の嫁入りの悲劇が淡々と、強く描かれます。アンゲロプロスとか、タルコフスキーが好きな人も堪能できる素晴らしい出来です。逆に後半の力強い太鼓の乱舞や愛らしい少女の姿を単純に楽しむこともできるでしょう。中国の第五世代といわれる素晴らしい映画豊作期を代表する一作です。(「子供たちの王様」も好きだけど)私は大学時代にこの作品で卒論を書きました。DVDになって嬉しいです!
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[ DVD ]
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ヴァレリアン・ボロヴィツィック監督作品集-革命エロティシズム- DVD-BOX
【ビデオメーカー】
発売日: 2003-07-25
参考価格: 15,120 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,000円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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エリック・ロメール・コレクション DVD-BOX III (O侯爵夫人+ハイルブロンのカタリーナ/聖杯伝説+聖杯伝説のレプティーション)
・エーディト・クレヴァー ・ファブリス・ルキーニ ・ブルーノ・ガンツ ・アンドレ・デュソリエ ・オットー・ザンダー
【紀伊國屋書店】
発売日: 2004-06-19
参考価格: 11,340 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,000円〜
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・エーディト・クレヴァー ・ファブリス・ルキーニ ・ブルーノ・ガンツ ・アンドレ・デュソリエ ・オットー・ザンダー ・エリック・ロメール
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カスタマー平均評価: 0
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