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[ DVD ]
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デッド・ヒート・コネクション [DVD]
・キルスティン・ダンスト ・ジェームス・カーン ・ルイス・ガズマン ・ジェニファー・ギャリーズ ・ヴィンセント・カーシーザー
【ポニーキャニオン】
発売日: 2003-02-05
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,800円〜
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・キルスティン・ダンスト ・ジェームス・カーン ・ルイス・ガズマン ・ジェニファー・ギャリーズ ・ヴィンセント・カーシーザー ・ブレンダン・ベセス
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カスタマー平均評価: 3
ダンストの怒涛の演技を見て!! きましたねぇー
ダンストちゃんが、そうとうなほどにイカした演技してます
ここまではスパイダーマンとか、バンパイヤとか、エリザベスタウンなどで、
まあ、その年齢と美貌を駆使した女の演技をしてたけど、ここらでいよいよ本格思考か!
演技派へのリトルグレイドチェンジって奴でしょうかね?
まあ、俳優は演技が上手くないと、やはり賞は取れないし、やがて消えてしまうので
ダンストちゃんには、ガンバってごしいよね?
ちょっとキツイ顔してるので にらまれたら怖いけどねw
そこがダンストチャンの魅力ヴァ(^ω^) バババ ウンコ バババ
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[ DVD ]
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ストレンジャー・ザン・パラダイス (レンタル専用版) [DVD]
【Blowout Japan】
発売日: 2006-11-22
参考価格: 6,300 円(税込)
販売価格: 品切れ中
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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マネキン [DVD]
・アンドリュー・マッカーシー ・キム・キャトラル
【20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント】
発売日: 2004-05-28
参考価格: 1,565 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,777円〜
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・アンドリュー・マッカーシー ・キム・キャトラル
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カスタマー平均評価: 5
ほのぼの 本当に良い作品ですよ。
今の映画に比べたら、確かにちゃっちいですよ。でもですね、まず比べるのが間違ってます。
一人一人の演技が光ってます。今の映画にないほのぼの感が、全編通して漂っています。
王道作品ですから、少し観れば先は読めてしまいます。ですが、観ずにはいられない。
そしてラストにかかるスターシップ。
いや本当に最高です。
日本語吹き替えDVDを出してください!! いいスよねぇ?この作品。大好きです!
かつてTV放送されたときの吹き替えがすごくよく、それぞれのキャラに絶妙にマッチしてました。
特にGWベイリーや、役者さんの名前は分かりませんがハリウッドというオカマさん。
吹き替えが面白く大爆笑です。
ぜひとも、TV放送当時の吹き替え付きでDVD再発売してほしいですネ!!
大好きなアンドリュー・マッカーシー 何度となくテレビで放送されていた時期がありました。必ず観てました。なんといってもアンドリュー・マッカーシーがいいんです!スターシップの曲もぴったりマッチしていて何度でも観たい映画です。作りがちゃっちいと感じるシーンもなくはないのですが、それはご愛嬌。ずっとDVDを探していたのですが、限定生産されていたことを知らず、今は新品で手に入れることができないので中古を手に入れましたが、それでも若き日のアンドリュー・マッカーシーが手に入るなら文句ありません。
80年代王道コメディの安心感 80年代ハリウッド・ファンタジー・コメディの傑作。「どこかで見たことのあるストーリー」というか、何度も繰り返された王道パターンなので、肩肘張らずに楽しめます。リメイクするなら、ぜひヒュー・グラントにやってほしい!
人気があるのですね このDVDはお気に入りで コレクションにしています なおマネキン2も 中々面白いですよ 女の子もメチャ可愛かったしね このDVDが人気があるのは スタ−シップのテーマソングにあると思います 何度聞いても楽しい音楽でした 意味深な作詞でもあります ちなみにこの映画のサウンドトラックは無いようですね ダ−テイ−ダンスのようにオムニバス形式は 版権の関係で出来なかったのでしょうかオチョコチョイの人の良い男がマネキンに恋して 最後に愛を貫き通してマネキンが本当の人間になってしまう ところは現代のピノキオ映画を見るようです 古くても今でも新鮮な物語です 悪役のキャラクタ−の存在も見逃せません 犬とそっくりの警備員 悪賢いライバルの社長 とぼけた顔をしているが これ又平気で嘘をつく支配人 オカマのジェニ−ちゃんの話し方も これおかしくて ハンバ−グが私を呼んでいるとか せりふの中にもおかしさがこみ上げてきますね 派手なオ−プンカ−も楽しいですね 今ではあんな車も残り少なくなってしまって 本当に楽しいラブコメデイ−映画です 家では何度も見てしまいました
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[ DVD ]
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秘密と嘘 [DVD]
・ブレンダ・ブレシン ・ティモシー・スポール ・フィリス・ローガン
【JVCエンタテインメント】
発売日: 2000-07-26
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,800円〜
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・ブレンダ・ブレシン ・ティモシー・スポール ・フィリス・ローガン ・マイク・リー
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カスタマー平均評価: 4
主演女優の演技に感動 白い肌の母親と黒い肌の娘。生まれてすぐ生き別れになったけど、やがて再会する。しかし、母親にはすでにもう一人娘がいて、その娘は「姉」と複雑な初対面を果たす。白人と黒人が混ざるアメリカ社会ならではの問題を題材にした作品。
この映画の見所は、なんといっても主演女優のブレンダ・ブレッシン。生き別れの娘が連絡してきた時や、家族に「実はあの娘は私の娘なの」と打ち明けたときのおどおどした様子を見事に表現している。不安ながらも家族に理解を求めようとする彼女の切迫した演技についつい見入ってしまう。最後はなんともいえない切なさが残りながらも、人間はどんなことがあっても幸せになれることを教えてくれる映画。
筋書きの無いドラマ 映画を見終わって、まず日本受けしないだろうなと思った。ストーリー性を重視する日本人にとって、映画の生命線ともいうべき脚本が存在しないことなど想像できようか?「ドッグヴィル」ではセットを一切排除するという斬新さに驚かされたが、本作品には始めから脚本というものが用意されていない。シチュエーションとシーンの羅列を記した簡素なメモから、俳優たちとの長期リハーサルで作られたという超実験的ドラマだ。
頭のてっぺんから出しているのかと思うくらいの甲高い声のシンシアは、娘のロクサンヌと二人暮しのシングル・マザー。そのシンシアに実はもう一人、黒人の娘がいることが判明した。映画はシンシアの秘密の暴露によって家族が和解するまでを描いているが、特にドラマチックな展開もなく、黒人の娘ホーテンスの父親が誰かも最後まで明かされることはない。もう一度言うと、この映画は物語として見たらまったく面白くないのだ。
ロクサンヌの誕生日パーティで、弟モーリスの焼くバーベキューを食べながらテーブルを囲むシーンが、おそらくこの映画の最大の見所だろう。短い速射砲のような会話だけで登場人物の人間関係が全て観客に伝わるこのシーンが、脚本なしで撮られたという事実には脱帽せざるをえない。相当のリハーサルなしには成立しえない見事なインプロヴィゼーションだ。終始口あんぐり状態の、ロクサンヌの恋人ポールの気まずい顔がgoodです。
文句言わせろ! 大きな賞(カンヌ)取る様な作品を いつまでも ほっとくんじゃねぇーよ!
おい!メーカー!早くトールケースで再販しろ!
我々 見たい側は勿論 作り手側に失礼だろうが!(怒)
偽りの安堵を求めてしまう私達の弱さ 相手を騙し不当に利益を得るためにつく嘘もあれば、相手を愛するがゆえ残酷な真実を覆い隠すためにつく嘘もあります。しかし、むしろ後者の方が、愛する人もさらには自分自身も際限なく傷つけ苦しめる、真実以上に残酷な嘘となり得ることを私達は知っています。知っていながらも真実から目を背け、偽りの安堵を求めてしまうのが私達の弱さであり、その弱さを丹念に描き切った本作品には多くの方が感情移入できるでしょう。 この映画の主軸となるシンシア家とモーリス家の人間はみな「秘密と嘘」を抱えており、一様に憔悴した彼らの表情からは現代社会の病巣が垣間見えます。が、養母を失った黒人女性ホーテンスの決断と行動が、周囲も自分自身も傷つけながらも、2つの家族に横たわる真実を明るみにしていきます。そして、真実と同時に隠されてしまった偽りなしの家族愛もが劇的に引き出され、彼らの憔悴した表情が一変していく様は、観る者の心を強く強く捉えます。 長回しのガーデンパーティーのシーンは必見。秘密と嘘を笑顔で覆い隠し、食事を楽しむ、いや楽しんでいるように振舞う姿は、痛々しくすらあり、単なる談笑シーンが非常にスリリングなものになっています。見事な監督手腕でしょう。 パルムドール受賞うんぬんではない、真の名作であり、是非多くの映画ファンに観て頂きたい作品です。
誰も知らない マイク・リー監督は脚本を書かず 個々の役者達と役について長い期間話し合うという。 役者達は役になりきってカメラの前に立つ。 彼らが話す言葉は彼らの心が紡ぎだす本当の言葉。 僕達の生活に脚本がないように彼らの世界にも脚本はない。映画の中のすべての「秘密」と「嘘」は本人達しか知らない。 僕達の世界と同じように。 何気ない人生のひとコマを描いているだけなのに こんなに引き込まれるのはなんでだろうか。 見終わった後に自分の人生も捨てたもんじゃないと ほんのり思えるそんな映画です。
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[ DVD ]
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赤と青のブルース [DVD]
・マリー・ラフォレ
【アイ・ヴィ・シー】
発売日: 2000-07-25
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,800円〜
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・マリー・ラフォレ
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カスタマー平均評価: 5
赤と青のブルース この「赤と青のブルース」というタイトルは、 フランスの洗練されたジャズで有名ですね。 ラフォレの若かりし頃を「サントロペ・ブルース」 懐かしむのは最高ですね。
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[ DVD ]
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青いパパイヤの香り [DVD]
・トラン・ヌー・イェン・ケー
【コロムビアミュージックエンタテインメント】
発売日: 1999-10-21
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,800円〜
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・トラン・ヌー・イェン・ケー
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カスタマー平均評価: 4
絶対にベトナム映画ではない。 この監督は越僑であって、ベトナム人ではない。映画パンフレットに「この映画がフランス映画だと感じる人は映画がわかっていない」というあからさまな弁護批評が載っているが、それなら、私は映画を分かっていなくて大いに結構。この監督はさぞかし、映画もベトナムもよく分かっているのだろう。お笑いもいいところである。
ちなみに、この映画は2年ほど前にやっとベトナム国内で上映許可が下りたが、ベトナム人からも「これはベトナムではない」と総スカンを喰らっている。この作品に次ぐ「シクロ」も現実離れが甚だしく、どうやらこの監督のやりたいことは「シンデレラ・ストーリー」らしい。そう考えれば、「ベトナムを知ったつもりになっている外国人監督によるフィクション(夢物語)」としてみることはできるかもしれない。
好みは分かれます 台詞が少ない!静かに物語りは進み、登場人物も少ない、最初寝ちゃったけど、もう一度真面目に見たら画面に引き込まれて一気に見れました。
これはハマルととてもお気に入りになるだろうけど、会わない人は全然ダメでしょう。登場人物の微妙な心の動きを捉えるのがちょっと難しい気がしました。親切な説明は一切なしで見る側の感性にまかされてるので、感受性を強くして見ないとつまんないかも。
緑滴る青いパパイア 映画館で観てヴィデオ屋に「前に借りてますよ」と何度も言われながら数回借りてなおかつこの映画の魅力に飢えるように結局手にいれました。 青いパパイヤが黄色く熟れるように少女は魅力的な女性にそして妻にさらに母になります。その過程がきめ細かな自然(極めて身近な蟻や蛙、草花)を通して丁寧に描かれます。日常の喜びや悲しみもまた、庭の動植物の営みに同化していくようです。画面から緑が匂立つような映画です。最後がハッピーなのもいい。緑で幸せになりたい方にお勧め。
トランの出生作 殆どをフランスで撮影したと何かで読んだのですが、確かに映像の中のシーンはどれもセット的で、現在のベトナムの風情ではないように思えます。ただ、それらのこともこの映画が醸し出す、一種お伽噺的な雰囲気を作り出すことに一役かっています。でも不思議なことにベトナムと聴いて思い浮かべる独特な「GREEN」はこの映画の映像から受ける印象とマッチします。そういう意味では概念の中のベトナムをうまく可視化した作品といえます。・・・・ま、そのようなうんちくはさておき、全体としては非常に完成度の高い良い映画です。大仰な事柄がなく、淡々とした作りであることから、監督がフランス人なのだと改めてカンジさせられる作品でもある。しかし、この作品以降のこの監督の映画は、ハッキリいって駄作ばっかりです。残念・・・。
フランス映画? チャン・アン・ユンの作品は、「フランス在住ベトナム人から見たベトナム」というイメージで、ベトナム映画として見るべき作品では無い。主人公の女の子が上流階級の男性と・・という設定が、いかにもフランス仕立てで、ベトナムらしくない。映像、特にフレーミングは特筆すべき点があり、芸術性を感じさせる。しかし、色彩のコントラストが強すぎ、ベトナムの「暖かく、ゆやかに流れる時間」を表現するには少しシャープ過ぎると思われる。 好みのハッキリ分かれる作品だ。
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[ DVD ]
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ストレンジャー・ザン・パラダイス / ダウン・バイ・ロー : 2 in Pack [DVD]
・ジョン・ルーリー/トム・ウェイツ ・ジム・ジャームッシュ
【ビクターエンタテインメント】
発売日: 2002-12-20
参考価格: 5,229 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,800円〜
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・ジョン・ルーリー ・トム・ウェイツ ・ジム・ジャームッシュ
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カスタマー平均評価: 5
ジム・ジャームッシュは天才です 目的のない日常、ただ時間だけが過ぎていく無意味な生活、取りつくろうように話される会話も空虚さを埋めることはできない。何かを期待して訪れる先々でも、ただ虚しい時間が取り巻くだけ。この世は変なところだ。日常生活の空白を埋めようと試みる主役たちに自分をオーバーラップさせ、たまらなくいとおしいと感じてしまう映画。ストレンジャーザンパラダイス!!ジムジャームッシュは天才です!!!
レビュー 「ストレンジャー・ザン・パラダイス」は、僕のなかでいちばんシンプルな5つ星作品。ありそうでなさそうな、なさそうでありそうな、こういうお話を書くのは意外と骨が折れる作業だったろうな。観終わったあとそんなことを思った。 カットやカメラ割り、音楽も申し分ないが、主人公の男性二人のファッションがこの映画の魅力をものがたる。 気取らない、こだわらない、けれどもスマート。これぞ都会派。
けだるさの快感 この映画はハリウッド的映画とは真逆だと思う。 嫌いな人はとことん嫌いだろうし、好きな人はとことん好きな人に分かれると思う でももしはまったら・・。 行き当たりばったりの旅はしないようにしましょうー
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[ DVD ]
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淫夢 [DVD]
・パク・ヘリン
【オンリー・ハーツ】
発売日: 2005-04-22
参考価格: 9,240 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,800円〜
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・パク・ヘリン
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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ラリー・フリント コレクターズ・エディション
・ウディ・ハレルソン ・コートニー・ラブ ・エドワード・ノートン
【ソニー・ピクチャーズエンタテインメント】
発売日: 2003-11-28
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,800円〜
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・ウディ・ハレルソン ・コートニー・ラブ ・エドワード・ノートン ・スコット・アレクサンダー ・ラリー・カラゼウスキー
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カスタマー平均評価: 4.5
特典をお見逃しなく 購入されるなら、このコレクターズエディションが絶対のおすすめです。
ラリー・フリントに絡むいざこざや本人のインタビュー、
脚本家のコメンタリー等々非常に興味深く、人間について学んだ気がします。
そしてモデル自身への好悪はともかく、最初は依頼を一蹴したという
ミロシュ・フォアマン監督の作り上げたこの作品は、本当に素晴らしいです。
おもいきり泣いてもいい日に観てください。
ラリー・フリント コートニー・ラヴ観たさに買いました!! とにかく美しき頃のコートニーの姿を拝めますヨン☆彼女の役どころとしてはラストが寂しい感じでした。コートニー・ラヴのファンの方には、是非に!購入して頂きたい作品です。
アメリカの保守派の分裂線を描いた重要な映画 この映画は、アメリカで勃興してきた、リバータリアンという保守派の人たちを描いたきわめて重要な政治映画である。主役のラリー・フリントは、アメリカのポルノ雑誌「ハスラー」の出版人で、実在の人物。物語は、彼が、米国憲法修正第1条を守るために命を懸けたことを描いている。この映画で重要なのは、いわゆる宗教右派のジェリー・ファウエル牧師の存在である。ファウェル師は、ポルノを精神を堕落させる悪魔の仕業であると断定するキリスト教原理主義の考えを持っている人物で、フリントと真っ向から対立する。映画の中でもフリントは、小さな政府、戦争反対を唱えるリバータリアンの主張を行っている。そのために、おそらくは宗教右派の狙撃者から暗殺されて、半身不随になる。しかし、彼は「表現の自由」を守るために戦って、連邦最高裁でついに勝訴するのである。リバータリアニズムについては、デヴィット・ボウツの「リバータリアニズム入門」や、副島隆彦氏の著作などでごらん頂きたい。この対立する二人は、アメリカではともに、保守派として分類されている。しかし、今やこの分類も曖昧になりつつある。リバータリアンはイラク戦争では、反対の立場を取っており、イケイケの徹底抗戦派である、キリスト教原理主義やそれと結びついた、シオニスト・ネオコン派とは全く正反対であるからだ。リバータリアンは、立身出世して金を稼いだフリントのような人物を尊敬する。さらに面白いのは、フリントに信仰を教えたのが、キリスト教原理主義派のカーター大統領の妹であったと言う点である。だから本当にこれは面白い映画なのである。オリバー・ストーンが関わっているので、ここまで巧みうまく米保守派内の政治的な思想対立が描けているのだろう。
いろんな部分が惜しい。しかもそれは大事なところだった。 ラリー=フリントという「ちょっと」問題のある人物の半生を映画化した作品です。この作品は確かに名作で、個人的にも大好きなんですけれど実に惜しい作品でもあります。まず、オリバー=ストーンの製作によるものなんですけれど、オリバー色が薄すぎるんです。題名がポルノ王ですからもっとどぎつくしてもよかったのでは、と首を傾げてしまいます。真面目になってしまった理由は監督のミロシュ=フォアマンです。上手い。丁寧。演出もよい。それだけにこのまとまり感が悔やまれる。よいお話になっているんですよね。もっともそれが狙いで、オリバー=ストーンが監督をしなかったとも思うんですけれど。しかし、無茶苦茶な人というのがラリー=フリントであり、その意味でもう少し無理な演出をしてもよい気がしました。役者はウディ=ハレルソンとコートニー=ラヴ、そしてエドワード=ノートン。3人とも上手ですし、この映画に真摯に取り組んだ姿が熱演として形に表れています。特に、コートニー=ラヴは一世一代の熱演でした。私生活でもエキセントリックな彼女ですが、その力が仕事に向けられた時の好例ともいえます。エドワード=ノートンの長回しでの弁論シーンは見ていてさすがと思いました。いろいろ見所はあるのですけれど、ラリー=フリントという人物を描写しきったか、という点では微妙であるといえます。面白いのは面白く、必見の作品ではありますけれど。個人的には判事役の人が笑えました。「おまえ判事かい!」的で。
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[ DVD ]
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アメリカン・ヒストリーX [DVD]
・エドワード・ノートン ・エドワード・ファーロング
【アミューズ・ビデオ】
発売日: 2003-12-05
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 11,800円〜
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・エドワード・ノートン ・エドワード・ファーロング
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カスタマー平均評価: 5
ノートン最高傑作。 ノートンの肉体すごいです。シュワが電話してきてステロイドやったのかと聞いたほどです。映画は暗く考えさせられますがノートンかっこよすぎです。
白人と黒人の対立 『アメリカン・ヒストリーX』では白人と黒人が非常に対立してますが、僕の目からにして悪いの白人だと思います。元々、黒人はアフリカに住んでいて奴隷として連れてこられ、奴隷が終わったと思ったら差別され…。これでは、黒人が白人を嫌うのも無理ありません。エドワード・ノートン演じるデレックは黒人を殺害し刑務所に入れられたのですが、ここで自分が今まで嫌っていた黒人と触れ合い考えを変えてゆきます。しかし、運命は嘲笑うように最後に悲劇が…。これ就いては未だ観てない人がいるかもしれないので書きません。人生においては一度は観ておいた方がいい映画です。そして、差別というのが実に醜いということを実感してください。
問題作?! 単一民族国家に住む僕達にとって、この映画がかかげるテーマである「人種差別」ってのは想像でしかないじゃないですか。 しかも僕にとってのそれは、白い三角帽かぶったクレイジー集団が馬に乗って黒人の家を襲う・・・みたいな相当古いイメージonlyだったわけで。 だって今の映画の中では黒人と白人の刑事はタッグを組んで、新聞にのっかてる写真をみれば白人と黒人がほどよいバランスで映ってるってのが僕にとっての「今」のアメリカだったんですよ。 いやいやいや・・・ 全然ちがうじゃないですかっ! 本当、まだこの映画を観ていない人はみるべきですよ、せめて想像の範囲内でも今のアメリカの現状を知ってほしい。ってそんな堅苦しい理由とは別にしても、ただ単純にカッコいい映画でもあって、ってかこの映画をとった監督の処女作とは思えない・・・天才?! ただ注意してほしいのはエドワード・ノートンとファーロング扮する白人至上主義のスキンヘッド兄弟は一歩まちがえればマジかっこよくみえますから。 そこがある意味での問題作じゃないですかね?!
アメリカンヒストリーX とてつもなく心に残っている映画です。人の心の変化が丁寧に描かれていました。過去と現在を使い分けて描かれているからこそ、その時の登場人物の気持ち、言動、黒人に対する反発の変化が非常に解りやすく描かれていました。
内容は、のめり込み、思い込んでしまうと信じてしまう。違った道を猛進してしまう主人公、過去の出来事が確信となり、その道を突き進んでしまう。自分と同じ白人至上主義を掲げる組織のリーダー的存在になり、とうとう大きな罪を犯してしまう。白の世界に黒が混ざることを拒絶する主人公だが、刑務所に入ることになり、現状に愕然としてしまう。しかしこの場所で自分に向き合うきっかけをくれた、黒人と出会うことになる…。この映画を見たときの衝撃はとてつもなく、深く考えさせられました。そして人種差別が世代を連鎖してしまう理由も理解できたような気がしました。
あたたかい気持ちになったり、悲しい気持ちになったり、怒りがこみ上げてくる場面が多々あるが、この映画の結末に繋がってしまった時は涙でいっぱいになってしまいました。ぜひ拝見して下さい。名作中の名作です。
終りなき感情… 誰もが抱く感情それが怒り…。大きさ小ささ理由は、人によって違うが人が人である以上消える事の無い感情だと私は、思います。この映画のテーマは、日本にはあまり馴染みのない差別問題です。ですが根本的なテーマは、日本人にも共感出来るものだと思います。白人視点からのみ描かれるストーリー展開は、どうかと思いますが、答えの無い何かを感じさせられる映画です。 途中映画にも出てくるXの意味なのですが、私の思うXの答えは、人のひとに対する尊厳だと思います。
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