外国映画DVD店

　スタンダード・サイズで撮影・上映された本作品は、ソフト化の際に、ヴィスタ・サイズに（つまり上下が若干寸断された状態に）なってしまった。このヴィスタ版はすぐに廃盤となりスタンダード版が改めて発売された。これはフランスでテレシネしたものらしい。両者を見比べると、映像の明度がかなり異なる。解説によれば、今回再販されたもののほうがオリジナルに近いという。しかし率直な印象としては、「明度」の高かった廃盤のもののほうが、画質としてはすぐれていた気がする。試しに、ＤＶＤプレーヤーではなく、ＰＣの機器で再生したところ、それほど画質では気にならなかった。この問題は、再生機ごとに微妙に異なるのかもしれない（他の方のレヴューを期待したい）。とにかく、再版ヴァージョンにおいては、監督ユスターシュとアルメンドロスによる厳格な画面設計を堪能することはできることはたしかだ。

女性の自慰場面など、結構、性描写がある。

日本版では「現代韓国女性について誰も知らない二、三の事柄」という副題がつけられている。

ストーリーは、特に面白いとか斬新なとかいった印象はなく、タイプの違う３人のリアル？な女性像が描かれているのかな。

ホジョンが妻帯者と関係を持ち姦通罪で、逮捕される場面がありますが、韓国では実際にそういうことがあるのかな？と素朴な疑問を持ちました。

避妊を全くしていないように見えましたが、それも、そういうものかなって思ったり、ほかの韓国映画でもそうですが、車を運転する際にシートベルトをしていないことが多いですね。
というか、シートベルトをしているのを見た記憶がありません。
韓国はシートベルトの法規制が無いのかな？

日本では影響を配慮してか、苦情を気にしているのか、車の運転シーンでは、シートベルトかなりちゃんとしてますよね。
劇場で観た時に、共感
最初は劇場で観ました。私も女性という立場で、興味深く観れました。内容はやはり三人の女性のそれぞれの思いや立場を考えながら、色んな面で分かりやすく、共感できた気がします。

ちょうど、何作品か続けてみて、気になりだしていた俳優：漫画家役で出演しているソル･ギョングを発見し、すごく嬉しかった思い出もあります。

短い登場シーンながら、強い印象と余韻を残す彼の演技は必見。

店頭で予約して購入した私にとって、問題のあのパッケージは非常にショッキングでした・・・。買いにくいですよね、女性としては。
韓国は純愛ばかりじゃないよ
冬ソナの影響で韓国に純愛が溢れているようなイメージを持っている人が
少なからずいると思いますが、同じ人間。エロスの部分も多分にあります。

貞操観念が強いのは事実のようで、貫通罪なるものも未だ
（日本人から見れば）存在しています。
韓国人俳優は品があって男らしいって評価抜群ですが、

この映画をみると韓国の男性優位の社会ってどうなんだろうって
やはり考えます。日本人との共通点も見出せると思います。
ただパッケージのセンスは酷い。ネットで買えば問題ない。
女性の性にまじめに取り組んだ作品です
このDVDのパッケージのデザインは、いただけないなあと思います。確かに女性の性が主題ではあるけど、それにまじめに取り組んでいるのに、このパッケージはその視覚的な部分にだけ焦点を当てていて、大失敗作だと思います。このDVDの制作に関わった人達が気の毒に思えます。

さらに、このデザインを採用したことで、制作側は利益の面でも大きな損をしたことになったと思います。理由は2つ。1つは、このパッケージに惹かれてこれを観た男性が、「期待していたのと違う!!」と立腹し、周りの人に見るなと言うかもしれないこと。もう1つは、このパッケージを見て引いてしまい、制作者の趣旨に共鳴できるはずの女性が購入を断念する可能性があること。

このDVDの主題は女性の視点から見た性です。その主題に迫るため、性描写のシーンを欠かすことはできなかったと思います。でも、そこだけがクローズアップされているのは本当に残念です。メインの登場人物の女三人は、それぞれに性の問題を抱えています。一人は、美人で恋人もいるけど性に対して積極的になれない、ホテルのウェイトレス。一人は、恋人はいるものの、その他の人とも本能の赴くまま、乞われるままに性体験を重ねる、才能あるキャリアウーマン。最後の一人は、かわいくないので男性からのお誘いが全くなく、落ち込むと山登りをする大学院生。この境遇の全く違う三人は友人で、それぞれに影響しあいながらそれぞれの結末を迎えます。