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全編に渡ってギャグ、ユーモアが満載で、どんなシーンでもウェットになり過ぎない、でも、だからこそ、ちょっとした交流のシーンが一層、際立つ、という感じで、とってもリラックスして楽しむことができると思います。元は真面目一徹な警察官だったジャック（ロバート・デ・ニーロ）、その真面目さ故、マフィアからの買収を断り、腐敗した警察機構にはいられなくなり、奥さんとも離婚し．．．。タフガイなんだけど、デートでもらった腕時計（壊れてる）をまだ捨てきれずにいる。この別れた奥さんや娘さんもストーリーにちょっと絡んできたりするんですが、そんな彼を見て、「もう、ヨリを戻せるなんて思うなって。その時計も捨てなよ」と、まるで旧来の友人であるかのように言うデューク。そんなシーンも、またよし。

そして、下手な過剰演出がないラストシーンがまた、胸にしみます。本当の「出会い」と「別れ」って、こんな感じなんだよねえ。
デニーロの代表作
笑いあり、涙あり、各場面場面にいろいろ仕掛けがある。
スクリプトが面白い。脇の登場人物も、非常に興味ふかい。
ミステリーではないが、伏線の張り方が自然で絶妙です。
二人の話の掛け合いがとてもいいテンポと切り返しで行なわれる。
ラストは泣けてくる。

デニーロの映画としては派手な作品ではないが、彼の代表作のひとつとして必ず挙げられる作品である。
痛快アクションロードムービー
デ・ニーロといえばこれ。
４歳の時に観て以来大好きな作品。
観ている間まったく退屈させず、気持ちよくラストまで観れる、最高のアクションロードムービー。
映画そのものについては星五つ。