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[ Blu-ray ]
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007ブルーレイディスク 3枚パックVol.3 (Blu-ray Disc)
・ショーン・コネリー ・ゲルト・フレーペ ・ロジャー・ムーア ・ミシェル・ロンズデール ・ピアース・ブロスナン
【20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン】
発売日: 2009-03-27
参考価格: 12,600 円(税込)
販売価格: 9,610 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・ショーン・コネリー ・ゲルト・フレーペ ・ロジャー・ムーア ・ミシェル・ロンズデール ・ピアース・ブロスナン ・イアン・フレミング
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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影なき淫獣 [DVD]
・スージー・ケンドール ・ティナ・オーモン ・リュク・メランダ
【エプコット】
発売日: 2003-07-25
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,500円〜
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・スージー・ケンドール ・ティナ・オーモン ・リュク・メランダ
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カスタマー平均評価: 5
先を読ませない展開 監督はイタリア娯楽映画の異才セルジョ・マルティーノ。 ミラノの学生街で、覆面姿の連続殺人鬼の凶行が起きる。 異常なまでの猟奇殺人事件。そんな不穏な空気の中、ヒロインは 3人の友人達とともに気分転換に田舎の別荘に向かうが、そこに も犯人の魔の手が迫っていく。 物語の前半は複数の殺戮場面を見せ場にしつつ、いかにも怪しい 登場人物が次々と登場し、後半は逃げ場の無い屋敷の中でいかに 犯人から逃れていくかというサスペンスがメインとなっています。 実に見事なプロット、先を読ませないストーリー展開、道具を巧 みに使う演出、どれもすばらしい職人技です。たしかに傑作です。 一番驚いたが中盤。今までヒロインだと思わせといて 実はヒロインじゃなかったという・・・。「やられた!」 ゴア場面は特殊メイクのボロを出さないためか、画面に登場するの は最小限に抑えられています。それでも見所満載の映画に違いない ですね。星5個付けさせてもらいました。オススメの一品です。
恐怖は後からやって来る...。 影なき淫獣、1976年日本初公開当時この題名がえらく気に入った 覚えがある。いまだにイイと思っている。 原題名も「トルソ」と、首も手足もない胴体を示しており,あまりにも 不気味な題名からしてこの作品がどんなジャンルの物かわかりすぎて 恐ろしい。数あるイタリア製ジャッロ映画の中でもとりわけサスペンスフルな恐怖 度のボルテージが高く、マニアックな怖さでは間違いなく5本指に入る 作品である。殺人鬼の凄まじい凶行と謎解きで前半を盛り上げ、田舎街 の別荘で展開する密室での殺人鬼とヒロインとの攻防を描く後半が凄い! 恐怖描写や道具仕立てが効果的でどれをとっても完成度が高い。 セルジオ・マルティーノ監督の1本勝ちである。
思い出の名画劇場 原題が「TORSO」。猟奇的なこのタイトルはストレートに映画の内容を表していますが本編は直球のスプラッターではありません。このジャイロ映画の代表作を初めて見たのは小学生の頃。しかもテレビで。足を痛めたヒロインが殺人鬼から逃げまくるシーンに冷や汗かきまくりでした。久しぶり過ぎるほどの今観るとどんな感じかかなり楽しみです。一応、オレ的に幻の映画なので星5つ!です。
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[ DVD ]
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地方記者・立花陽介 傑作選 DVD-BOX IV
・水谷豊 ・森口瑤子 ・片桐竜次
【VAP,INC(VAP)(D)】
発売日: 2009-07-24
参考価格: 12,600 円(税込)
販売価格: 9,324 円(税込)
( 近日発売 予約可 )
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・水谷豊 ・森口瑤子 ・片桐竜次
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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地方記者・立花陽介 傑作選 DVD-BOXIII
・水谷豊 ・森口瑤子 ・片桐竜次
【VAP,INC(VAP)(D)】
発売日: 2009-06-24
参考価格: 12,600 円(税込)
販売価格: 9,235 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・水谷豊 ・森口瑤子 ・片桐竜次
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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クライング・ゲーム DTSスペシャル・エディション [DVD]
・スティーヴン・レイ ・ミランダ・リチャードソン ・フォレスト・ウィテカー ・エイドリアン・ダンバー
【角川エンタテインメント】
発売日: 2005-03-11
参考価格: 4,179 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,179円〜
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・スティーヴン・レイ ・ミランダ・リチャードソン ・フォレスト・ウィテカー ・エイドリアン・ダンバー ・ニール・ジョーダン
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カスタマー平均評価: 4.5
スタイリッシュ!! 公開時に劇場で見ました。すごくスタイリッシュですが、それだけに留まらず、ストーリーも最高です。ディルの可愛さには、女性の目から見てもノックアウトされました。終わり方も大好き。なんてクールで可愛い会話なんだと、ニヤッとしました。
IRAの兵士が体験する、不思議な事件の思い出・・・。 英国政府に捕らわれたメンバー解放を要求する為、IRAの一グループが英軍兵士ジョディを誘拐。監禁した彼の監視を命じられたIRA兵士ファーガスは彼との会話の中で少しづつ友情にも似た感情を募らせていく。やがて、英国政府との交渉は決裂、死が避けられないことを悟ったジョディは、自分が死んだ後、ロンドンの美容院に勤める恋人ディルに会って、ただ、パブでブラッディマリーをおごってやってほしいとファーガスに願いを託すのだが・・・。
地味ながら、寡黙なIRA兵士ファーガスを演じるスティーブン・レイという俳優がとても良い。幹部達が過激な言動に自ら高揚し、目的のためなら手段を選ばないのとは違い、人間的で純朴な感じを漂わせている。彼がジョディとの約束を果たす為に恋人ディルに接近することで、初めは自分の知らなかったジョディの人生の一部が見えてくるのだが、やがて、ジョディのようにディルに惹かれていき、ディルも、陰のある静かなファーガスに好意をもつ。潜伏していたファーガスをIRAのかつての仲間が発見。IRA裁判を担当する判事暗殺を条件に逃亡の罪は帳消しにするが、もし、断ればディルの命は保証しないと脅されます。
高級ホテルで愛人との密会を終え、玄関前の車に乗り込む判事を、白昼、屈強なガードに警護される中を見事暗殺することができるのか? 突如からんできた暗殺ミッションを追いながら、ジョディとディルの秘密が明かされる・・・。英国社会が内包するIRA問題の根深さ、IRA組織の冷徹さを描き、緊張感あふれる映像が素晴らしい。
「秘密」だけではない、良くできた映画です。 「特別」な彼女ディルの秘密が最大のキーポイントとなりますが、他にも要所があり、ネタバレでも十分楽しめる良くできた
映画です。「一回びっくりしてそれで終わり」ではありません。
(でも興ざめと言われたくないので色々バラしたくありません)
そして、音楽も効いています。オープニングとバーでディルの歌う歌とエンディングです。
ちょっとハードなシーンもありの、なかなかスリリングなお話ですが、暖かい気持ちになれます。(ファーガスのおかげ)
ディルの秘密は劇場公開当時には衝撃的でしたが、時代の変遷とともに徐々に一般化しつつありますので、秘密だけに
過大な期待を持って観る事はお勧めできません。
そして、この作品のテーマは「愛と受容性」って所でしょうかね?お子ちゃま向きではありません。
奇妙で可愛いフェアリーテール アイリッシュのニール・ジョーダン監督とスティーブン・レアのコンビによる、風変わりなラブストーリー。あるシーンで文字通りイスから落ちそうになりつつも、大お気に入り映画のひとつとなり、ニール・ジョーダン監督とスティーブン・レアの名をしっかりと私の脳裏にに焼き付けることとなった作品。ジョーダン監督は根底に宗教や国籍(イギリス人とアイルランド人)や肌の色、そして見た目や性別で固定観念を持つことの愚かさも訴えていると思うのです。
ネタバレは大変この映画の面白さを損ないます。何の前情報もなく見て、ラッキーでした。この映画の面白さはこのネタバレと関係有り、説明に困るのが難点。ラストで頑固なファーガスとディルの、仲がいいのか悪いのか分からないような会話、あれは彼の精一杯の愛情表現なのですね・・・私はあの一見なんでもないエンディングで、感動して泣けてしまいました。
誰もが感動する映画だとは思いませんが、ぜひ沢山の人に見ていただきたい映画の1つです。オスカー6部門ノミネート、脚本賞を取りました。。
「決して内容を誰にも言ってはいけない」 デビッド・ボーイの『クライング・ゲーム』にぴったりの、この映画。
人間ものがたりとしても、哲学としても、社会批判としても、カットや音楽の映画制作の面でも、いろんな視点でじっくり楽しめる作品です。
でも、やっぱりすごいのは、脚本ですよ。
公開当時、「決して内容を誰にも言ってはいけない」がコピーになっていましたが、ファンがそれを守りつづけようとしているのは、それくらい作品がすばらしいからかもしれません。
ぜったいに楽しめる1本です。
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[ DVD ]
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悪魔のような女 [DVD]
・シモーヌ・シニョレ ・ヴェラ・クルーゾー ・ポール・ムーリッス
【東北新社】
発売日: 2004-04-23
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 8,950円〜
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・シモーヌ・シニョレ ・ヴェラ・クルーゾー ・ポール・ムーリッス ・ピエール・ボワロー
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カスタマー平均評価: 5
こわーい犯罪映画 女はこわい、なんて口にすることがあるが、もちろん戯れ言である。こわいのは男も女もおなじ。この作品は犯罪映画にして恐怖映画だ。原作がボワロ・ナルスジャックであってみれば、人の殺し方も一筋縄ではいかない。
妻と情婦の女がふたりして亭主を殺してしまうというお話だが、この亭主がまた殺されて当然みたいな悪党である。はじめて見たときは想像もつかない結末におどろく。仕掛けがわかってから二度目に見ると、またちがう角度から見ることができる。
現実にもこんな恐ろしい話はあるかもしれないが、犯罪映画はフィクションとして、一種の遊びとおもっているから、安心してというより、奇抜であればあるほどおもしろがって見ているわけだ。
怖い! 僕はヒッチコックの映画を結構観ていて、それからこの映画を観たのですが、この監督の人はヒッチコックさんみたいに職人してないというか、いい意味で真面目に映画を撮る人だなと思いました。冒頭のいろんなシーン、例えば水たまりの上をタイヤが行くとか、そんな小さなシーンがいろいろ降り積もって、連鎖反応のようにあとあとの重要なシーンに繋がっているようで、観ていて感動しました。それにしても他のレビューの方も触れている通り、ラストの緊張感は凄まじいものがあります。僕はヒッチコック映画とかで慣れていたのか、"もしかしてこういうことかな?"というのはある程度予測はできていたのですが、それでもさすがにあれは怖かったですね。そしてなんだか不思議な雰囲気を醸し出すラスト。あの終わり方はとてもいいなと思いました。
今観ても無茶苦茶怖いサスペンス この作品始まって1分もしないうちに緊迫感の世界に引き込まれ、一気に最後まで観入ってしまう。冒頭2人の女(シモーヌ・シニョレとヴェラ・クルーゾー)の会話をみて他の学校の教師が「正妻が愛人をいたわっているぞ」と言うくだりで、観る者に2人の奇妙な関係に興味をと緊張感を感じさせる。それから2人が共謀して2人の女共通の男を殺害し、死体を隠すところまでは風呂に注ぎ込まれる音、配水管を流れる水の音、車の後部に付着した水の跡、壊れるかごの留め金等細かなアイテムが活かされ、観る者があたかも共謀者であるかのような錯覚と緊張感を感じさせる。そして、ラストに正妻であるヴェラ・クルーゾーに迫り来る恐怖は今観ても動けなくなるほど無茶苦茶怖く、観る者にヴェラ・クルーゾーと同一の恐怖を感じさせてくれる。
余分な音楽を一切配したドラマ展開は「恐怖の報酬」と同様の手法で、それが一層恐怖感を募らせている。
当時、ヒッチコックも映画化権を狙っていたというサスペンス・スリラーを「恐怖の報酬」のアンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督が自分の妻と「恐怖の報酬」のイブ・モンタンの妻を競演させて撮った超一級のサスペンスドラマだ。
96年にシャロン・ストーンとイザベル・アジャーニの2人でリメイクされているし、この作品にヒントを得たのか似たような展開のサスペンス映画「悪魔のくちづけ(原題:GAMES)」がシモーヌ・シニョレ(この映画を意識しての配役か)とキャサリン・ロス、ジェームズ・カーンで67年に作られているが、両作ともこの作品を超えるものではない。
ハリウッド映画とは一味違う面白さ S.シニョレの存在感が光る映画。写真では結構特徴ある顔立ちで綺麗というタイプではないなと思っていたが、作品の中では知性が感じ、役柄と一体となった卓越した演技で周りを圧倒していた。確かにフランスを代表する女優さんと感じた。かのヒッチコックも映画化したかった作品のようだが、フランス映画独特の憂鬱さ、モノクロが限られた空間とマッチし、雰囲気がでており、俳優陣もハリウッドとは一味違う面白さがあった。
驚愕のラスト。 仏監督アンリ・ジョルジュ・クルーゾーが贈る「密告」、「恐怖の報酬」と並ぶ、サスペンス映画の傑作です。ラストのどんでん返しは驚愕の一言。シャロン・ストーン主演でリメイクされていますが、このオリジナルはあんな作品とは比べ物にならないほど素晴らしいです。内容はホラーに近く、ラストは、映像や音楽に頼らず、少年のさりげない台詞で暗示するだけで、観る者の感性に訴えている演出が実に見事な出来です。
なお、後日談として、出演のヴェラ・クルーゾーがこの映画の数年後、パリのホテルの浴室で謎の死を遂げています…(怖)。
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[ DVD ]
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トワイライト~葬られた過去~ [DVD]
・スーザン・サランドン ・リース・ウィザースプーン ・ポール・ニューマン ・ジャンカルロ・エスポジート ・ジェームズ・ガーナー
【パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン】
発売日: 2008-04-25
参考価格: 4,179 円(税込)
販売価格: 品切れ中
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・スーザン・サランドン ・リース・ウィザースプーン ・ポール・ニューマン ・ジャンカルロ・エスポジート ・ジェームズ・ガーナー
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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モナリザ [DVD]
・ボブ・ホスキンス ・キャシー・タイソン ・マイケル・ケイン
【ビクターエンタテインメント】
発売日: 2005-06-24
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 品切れ中
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・ボブ・ホスキンス ・キャシー・タイソン ・マイケル・ケイン ・ニール・ジョーダン
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カスタマー平均評価: 5
二人の”Mona Lisa” この映画には、「会いたい、一緒にいたいと想い焦がれる」という意味において、主人公ジョージの二人の“Mona Lisa”が描かれている。
ひとりは当然シモーヌであるが、約7年の“お勤め”となったチンピラの主人公に、愛想を尽かして離れた妻のもとにいる娘がもうひとりだ。
マイケル・ケインの手下がシモーヌの命を狙うあたりのカメラワークはヒッチコック的ですらある。
しかし、シモーヌの指導の甲斐あってそれなりにダンディーに変身する様は微笑ましく、
随所に描かれる若き日のロビー・コルトレーン演ずる変わり者の親友とのユーモラスな交流や、
娘になんとか会おうとけなげに努力するジョージの姿がシビアな物語に温もりを与える。
対極の世界を見事に織り込むことで、この映画は単なるフィルム・ノワールを超えた、
英国的ユーモア感覚にあふれた見応えある作品になっている。
映画の中で何度も流れるタイトル曲であるが、クスっとさせるエンディングが一番似合っていた。
純な中年男にホロッ チンピラ中年が、惚れてしまった娼婦のために命がけで少女を救うが、実は・・・。馬鹿がつくくらいに単純で、人のいい中年男の悲しさ侘しさを滲ませてボブホスキンスが名演。それに「また出ている」感の濃い冷酷なボス、マイケルケインがやっぱり巧い。(この人、ほんとにそんな人にしか見えない。)
クライングゲーム同様、かなり悲惨な内容の映画なのに、カラッとしていて決して後味が悪くない。ニールジョーダンが好きになった逸品。
中年男の哀愁 刑期を終えて出所する主人公の中年男。 彼を迎える世の中も、周囲の人間もすっかり様変わりしている。 そこで出会う一人の娼婦。わがままな彼女に振り回されつつも、 親愛を感じていく純粋な男のストーリーです。 すさんだ世の中の中で、心からやさしい男がみせる哀愁を ボブ・ホスキンスが見事に演じています。彼は、この作品でカンヌ・全米映画評論家協会賞・ ニューヨーク評論家協会賞・ロサンゼルス評論家協会賞・ ゴールデングローブ賞で主演男優賞を受賞しています。 また、アカデミーにもノミネートされました。 ナット・キング・コールのモナリザが切なく流れる、いい映画です。
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[ DVD ]
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変態ピエロ [DVD]
【キングレコード株式会社】
発売日: 2009-01-07
参考価格: 8,400 円(税込)
販売価格: 8,400 円(税込)
( 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 )
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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戒厳令 [DVD]
・イヴ・モンタン ・O・E・ハッセ ・レナート・サルヴァトーリ ・ジャック・ペラン
【東北新社】
発売日: 2002-04-26
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 8,400円〜
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・イヴ・モンタン ・O・E・ハッセ ・レナート・サルヴァトーリ ・ジャック・ペラン ・コンスタンタン・コスタ=ガヴラス
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カスタマー平均評価: 4.5
反動政治と反政府革命勢力、どちらか一方に肩入れすることの危うさ コスタ・ガブラスとイブ・モンタンが組んだ政治映画三部作のトリを飾る作品。ウルグアイで70年代に起きたアメリカ人誘拐事件を下敷きにしています。 映画はウルグアイで誘拐されていたアメリカ人が射殺体で発見される場面から始まります。モンタン演じるこの人物は開発援助のために派遣されていた民間人です。政府高官でもない彼が誘拐されたのはなぜなのか。物語の進行ととも明らかになるのは、彼がアメリカ政府の命を受けてウルグアイ当局の共産主義者弾圧政策を支援・指導していたという事実です。 アメリカが冷戦期に中南米で政治的・経済的影響力を行使していたことは今日よく知られています。反共という大義名分のもと苛烈な民衆抑圧に荷担していたその責任は重いといえます。 しかしだからといってこの映画を見る際に、反政府革命勢力に肩入れし、反動的な政府に批判の目を向ければ事足りるかというと、それは一面的すぎると私は思います。射殺されたアメリカ人は、良き夫、良き父親でもあった点が彼の葬儀の場面で静かに語られます。その彼を拉致し、「これは感情の問題ではなく政治的な問題なのだ」と自分たちに強く言い聞かせながら無慈悲に射殺してしまった革命勢力が無謬なはずはありません。彼らに無批判に心寄せながら見るとしたら、それはテロリズムを認める危険な行為です。 これはただ直截に米国批判を叫ぶだけの映画ではなく、思想信条の左右を問わず暴力に訴えることの非を告発する映画です。民主化の手段として暴力を一度許せば、際限なき憎しみの連鎖が生まれ、それは私たちを実にたやすく呑み込んでしまいます。9・11以来の世の流れに鑑みれば、私たちが解決すべき課題はまさにこの連鎖をいかに断ち切るべきかということです。 思想信条と暴力との関係を見つめるガブラス監督の映画は秀作ぞろい。「ミッシング」「ミュージック・ボックス」「背信の日々」は特にお奨めです。
報道されない事件の真実を描く この映画が公開された当時アメリカの民間人が南アメリカで誘拐される事件が頻発しており、それは過激なテロリストの非道な行為と思っていました。 この映画はまさしくそのように始まります。 いきなり拉致され、ほとんど意味なく銃弾まで撃ち込まれる。テロへの激しい怒りがもりあがってきます。 しかし、民間人とされるアメリカ人がなに者で、この国に何をしに来ているかが明らかになるにつれて、この怒りはその対象をテロリストからアメリカに移していくようになりました。 アメリカは南アメリカで何をやっていたのか、この映画はそれを容赦なく暴きます。それは、(少なくとも当時の)マスコミの報道では全く伺いしれなかったものでした。 この映画によって私は、事件をマスコミの報道だけで判断することの危険学びました。 それだけでなく、この映画は本当に面白い興奮させてくれる映画です。さらに映画そのままにアメリカの陰謀によって崩壊したアジェンデ政権下でしか撮れなかったろうリアルなロケや、ミキス・テオドラキスの音楽も素晴らしく、映画としての面白さ、完成度も抜群です。
Anti-US Movie ウルグアイ東方共和国の首都モンテビデオで白昼堂々アメリカ人とブラジル大使が誘拐されるという事件が発生。早速、国家警察と軍当局は大捜査を開始するが・・・。この事件の裏に隠されたウルグアイの複雑な政治情勢をドキュメンタリー・タッチで描いた本作はフランス=イタリア=(西)ドイツ合作映画で、南米諸国の警察と軍の<訓練>を引き受けるという形で南米の間接的支配を目指すアメリカ合衆国とそれに最も積極的に手を貸すブラジル連邦共和国を批判する内容になっています。内容が内容だけに本作は伝統的に反米的思想を持つ国々で特に高く評価され、或る意味では必然的に1973年のLouis Delluc賞を受賞しました。
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