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[ DVD ]
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イベント・ホライゾン [DVD]
・サム・ニール ・ローレンス・フィッシュバーン
【パラマウント ジャパン】
発売日: 2003-10-01
参考価格: 4,179 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 7,944円〜
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・サム・ニール ・ローレンス・フィッシュバーン
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カスタマー平均評価: 3.5
いいですね。 面白い。ホラー+SFというと、うまくやらないと限りなくB級映画になってしまいますが.....うまく仕上がっていると思います。テンポも悪くはないですし、じわじわっときて後半戦に畳み掛けるような展開は脚本がいいからでしょう。まぁ、ホラーというよりもSFとしてみたほうが適切だと思います。こういう映画は日本人には、やっぱりつくれないのでしょうか?宗教的なものと科学的なものっていう相反する(または相反しない)ものをうまくアレンジするのは、素直にうまいなぁと思います。はい。よって★よっつ
ゴシックなホラーを宇宙でいかが? 宇宙船イベントホライゾン号は生きている。デンゼル・ワシントン演じる主人公たちは救難信号が出されている宇宙船を発見し助けようと乗り込む。しかし船内からは人の気配は感じられない。しばらくすると船内に乗り込んだ主人公たちの身に次々に異変が起こる。 家モノホラーを宇宙船で再現したという点で私はとても面白いと思います。SF映画としても丁寧に撮られていていわゆるB級映画という感じはしません。 本作が気に入ったら大友克洋総指揮のアニメ「MEMORIES」の中のエピソード「彼女の思い出」を見ることをお薦めします。
ホラー+宇宙ものの一つの行き止まり 宇宙にホラーを持ち込むというのは、エイリアン以降もいろいろ行われていて、ジェイソンまで宇宙にいったが、似合うようで似合わないのが、宇宙船と亡霊だろう。せっかく宇宙まで行ったのだから、こんなことここでしなくてもいいんじゃないと思ってしまう展開・・しかし、特撮はそれなりによくできているし、さまざまな小道具も効果的でおもしろい。第1に宇宙船がかっこいいし「イベントホライゾン」号なんて、SFファンにはたまらない。映画館で見たときはため息をついたものだが、DVDになるとさっそく買ってしまった。こういうのをカルトというのだろうか。星は一つにしたいが、気づくと3つにしてしまっているし・・・
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[ DVD ]
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フレッシュ・ゴードン DVD-BOX
・ジェイソン・ウィリアムズ ・スザンヌ・フィールズ ・ウィリアム・ハント
【パイオニアLDC】
発売日: 2002-10-25
参考価格: 8,190 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 7,900円〜
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・ジェイソン・ウィリアムズ ・スザンヌ・フィールズ ・ウィリアム・ハント
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カスタマー平均評価: 3
HでおバカなSFの傑作 「フレッシュ・ゴードン」 は劇場公開時に見ましたが、カットとボカシだらけだったので、今回、多少のボカシ以外、オリジナルそのままを見られて幸せな気分です。女は意味もなく裸だし、怪獣やロボットは卑猥な格好のHでおバカなSF作品で、「フラッシュ・ゴードン」を知らなくても十分楽しめます。稚拙な点は多々ありますが、本家「フラッシュ・ゴードン」を越えようと言う製作者側の熱意も伝わってきます。しかし、「フレッシュ・ゴードン2」の方は、スカトロの要素の強い、単なる三流コメディに成り下がった印象を受けました。フレッシュ・ゴードンのパートナーの女優が、前作では脱ぎまくっていたのに、こちらでの露出は控えめです。やはりこう言う作品では脇役でなく、主役級の人が脱ぎまくらなければダメです。 「フレッシュ・ゴードン」は☆5つですが、「フレッシュ・ゴードン2」が☆1つで、合わせて☆3つとしました。
あの伝説の迷作が!? ビデオレンタルも絶対置いてないだろうし、LDにはなってたっけ? というくらいマイナーなんだけど、知る人は誰でも知っている有名作。 あの伝説の作品が見れるなんて!特に2作目は希少価値! しかも無修正、ああ、DVD万歳!!(笑) 元ネタ知ってる人でも結構マニアックなのに、そのHパロディ版ときたら、 スターログ読者かSF研出身者しか存在を知らないでしょう。 私も口コミ&雑誌とかでしか見たことなかったし。(京都で上映会あったか) ちなみに元ネタのフラッシュゴードンは、映画は白黒版とラウレンティス版 (Queenの音楽が有名)があって、どちらか観てるのは基本ということで。 (白黒版はSFの超古典ですしね、原版フィルム残ってるんでしょうか?) で、肝心の内容ですが、「ラッシュでおバカ映画」そのまんまです。 「オースティンパワーズ」、「フライング・ハイ」、「モンティパイソン」 と言えば、ピンとくるのでしょうか。 でもセットや小道具(よく見てちょ)も凝ってるし、特撮も気合入ってます。 吊りとモデル、光学合成メインですが、時代と予算を考えると 素晴らしいです。円谷東宝ではなく、ピープロ東映的な味が好きな方へ。 裸&Hは単に笑いの小道具です。そこに期待すると、ハズしますよ。 オマケで宇宙船フィギュアが付いてるんですが、、あれは、ちょっと??? なんで星3つ。 ギララのDVDとか、マニア狙いでオマケつけて値段高目にするのは、 純粋に映画好きな人にとっては、いかがなものかと。 キャンぺーン中にGetするのをお薦めします。
SF版パワーズ? スペースオペラの傑作フラッシュ・ゴードンのパロディですが、フレッシュなエロ風のパロディ。あくまでもコメディなのでそれほど露骨ではないですが、ロボットのグリグリ回るドリルが大事なところについていたり、なんじゃこれは?的な映画です。意外性のある物が観たい方へはお薦め。しかもボックスとは大胆です。
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[ DVD ]
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鮮血の美学 [DVD]
・デビッド・ヘス ・ルーシー・グランザム ・サンドラ・カッセル
【ハピネット・ピクチャーズ】
発売日: 2002-06-25
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 7,830円〜
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・デビッド・ヘス ・ルーシー・グランザム ・サンドラ・カッセル ・ウェス・クレイヴン
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カスタマー平均評価: 3
カルトムービー この映画を見てすぐに思い浮かぶのは、ペキンパーの「わらの犬」。1971年の作品で、これが翌年の1972年なので、影響を受けているような気がします。しかし、いろんなことを考えさせられるし、カタルシスもある「わらの犬」に比べ、こちらはすべてが均一的な暴力に飲み込まれていくのみ。カタルシスもなし。単純です。その単純さが魅力ではないでしょうか。
襲われるお姉ちゃん2人なんて、「襲われるキャラ」のためだけに人物描写されていますし、悪人たちもお姉ちゃんをいたぶるためだけのキャラで、父親と子供みたいな設定に一応はなってますけど、背景はあんまりありません。復讐する両親も、たぶん当時の表向きは進歩的なふうに振る舞っているけれど本当は保守的な両親、みたいな典型として描かれ、それ以上のものはありません。
立体的じゃなくて、ベタッとしたキャラ設定。それらのキャラクターが一気に暴力に飲み込まれていく。しかも善が悪を倒す、みたいなカタルシスを伴った構図でなく、もう、ただただ、均一に暴力に飲み込まれていく、みたいな感じで。そこがかえって、倫理感や価値観を超えた暴力のリアリティ、みたいなものを感じさせ、この映画がただのB級エクスプロイテーションではなく、カルトムービーになった所以ではないでしょうか。均一な暴力は人を選ばず、マイホームパパもマイホームママも必要以上の残虐行為に駆り立てられるわけです。
冒頭、お姉ちゃんがシャワー浴びてるところから親子の会話、森の風景にフォークロック?の音楽、ケーキを作る両親たちと、ベタッとしたキャラを描くために丁寧にベタッとした日常を描写していますし、そうした日常部分と犯罪者たちにお姉ちゃんがいたぶられる様子が交互に描かれるのがなかなか巧いところです。
1960年代後半に次々と作られたアメリカン・ニューシネマの文法だったら、途中でお姉ちゃんと犯罪者の中の気の弱い青年(ボスの息子)が心を通わせて、お姉ちゃんは両親から、青年はボスから、手を取り合って逃げたりする展開になるでしょうが、そうはならないのが70年代。お姉ちゃんも青年もあっさり殺されます。そういうドラマ的な展開に対して懐疑的なんでしょう。このあたりのバイオレンス映画というのは、50年代末から60年代にかけてのハマープロの「怪奇映画」から、70年代の「ホラー」へと移行する過渡期の、一種のミッシング・リングなのかも知れません。描写は心理的なものから即物的なものになり、「異界」から「暴力」へ、精神的なものから身体的なものへと恐怖の対象が変わっていくような気がします。「悪魔のいけにえ」(1974)より早くチェンソーで人を切る映画、という、どーでもいい評価の仕方もあるかも知れません。
ほんの出来心が... 少女2人のほんの出来心が悪夢へまっしぐらの映画です。 そこだけはアラン・パーカー監督作「ミッドナイト・エクスプレス」に近いイメージです。 しかし、本作はホラー映画です。ホラー慣れしている自分には衝撃はほとんど無かったですが、一般的にはR指定級の映画です。心臓が弱い方は決して見ないでください。 なにかというと「悪魔のいけにえ」と比較される本作ですが、本作の方が非現実感が強く、寒いギャグがいくつかあるのがホラー映画としてはマイナスです。 それと、某場面では死体が息をしているようにしか見えないのはご愛嬌でしょうか? ホラーらしくない歌もイヤでした。 ホラー映画ファンで名監督のルーツをたどりたい方にはお薦めです。
the Strangely Realistic 周囲の反対を押し切って無謀な旅行に出かけた仲良し少女2人組が凶悪犯グループに捕まりレイプされた上に射殺される。これは人里離れた場所での犯罪であり自然と完全犯罪化するかと思われたが、犯人たちが或ることを契機に被害者の父親に出会っただけではなくリーダー格の男が面白半分に父親を挑発したことで事件は思いも寄らぬ方向に…。某名作の強引な解釈として批判も浴びた本作ですが一部では大変な評判になり公開の数年後にはイタリアでリメイク作が製作されたほどです。この一見地味な低予算映画の特徴は本来であれば最大の見せ場になるはずの復讐シーンがメロドラマ的で現実味が全くないにも拘らず川岸で淡々と進行するレイプ殺人シーンが奇妙なほどリアルであるというアンバランスさに在ります。こ!!のことはEnnio Morriconeのクラシック調音楽が背景に付いているイタリア製リメイク版(こちらの該当シーンの舞台は川岸ではなく寝台特急内ですが)と比べてみても明らかであり、低予算であることを逆手に取って事件の解決ではなく事件そのものをドキュメンタリー的に映し出したことが本作のセンセーショナルな成功の原因であるようです。
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[ DVD ]
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スリープレス [DVD]
・マックス・フォン・シドー ・ステファノ・ディオニジ ・キアラ・カセッリ
【コロムビアミュージックエンタテインメント】
発売日: 2002-12-21
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 7,800円〜
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・マックス・フォン・シドー ・ステファノ・ディオニジ ・キアラ・カセッリ ・ダリオ・アルジェント ・フランコ・フェリーニ
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カスタマー平均評価: 4.5
アルジェント的殺しの美学 「死」「殺人」が紙一重な世界を描く、アルジェント節はこの作品でも健在。この人は、引っ張って引っ張って殺される、という描き方をしない。二時間たってようやく殺されるのではなく、極めて短時間で一つのシーンの中で殺される。そうすることで、日常の裏にある狂気、紙一重な歪みを描きたいのだと思う。 逆に言えば、重要人物は、殺されそうでなかなか殺されない人だったりします。 何を言いたいのか分からない怖がらせるだけのホラーなら、この人の手法をパクリまくればそれでできあがってしまう。それがここ数年のホラーブームの一局面ですが、その中にあっても本家はやはり異彩を放ってます。音楽は、アルジェント作品にしては並み。あまり印象に残らなかった。そこが大変に残念です。
最後までだまされました これは、最後まで犯人がわからなかった、監督の勝利です。 殺人のシーンがかなり出てきますが、そこはあまり凝視せずに 殺人の動機とそのモチーフになった童話、さらには狂言などを見ていくと 自分が一緒に参加しているかのような錯覚が起きるくらい内容に没頭できます。映画はこのくらい迫力がなければ本来はいけないと思います。この映画は私個人的にはかなり心臓パクパクしながら観た映画でした。ミステリーとして大変お勧めな作品です。メイキングも最高です。マックス・フォン・シドーいい味出てますよ。ちなみにこの童話、アーシアの作品だそうです
死への畏怖がない作品 2002年作品。今回、ダリオ・アルジェント監督が、音楽、撮影、特殊効果と、昔ヒットをとばしたチームを再結成させた作品というので大いに期待して見たのだが、これほど酷いとは。なんというか、他のスプラッタ−作品と異なり死体や"死"に対する畏怖が全くない。映画の出来以前の問題だと思う。 スプラッタ−など、これは殺人を扱った全ての作品に言える事だろうが、惨い殺害手段の演出をする作品は";死"の恐怖を感じてもらいたいのであって、断じて惨さを観客に楽しませるためではない。観客も死体や殺人の惨さを楽しむために殺人映画を見るわけではないのだ。そこには双方、"死への畏怖の念"が必ずある。したがって今のホラーブームがあるのだ。この作品はそんな殺人をメインに据えた作品の愛好者や作家達を単なる異常者ぐらいにしか考えていないのだろう。"恐怖"ではなく、"人殺しの惨さ"をウリにするのは間違っている。 さらに悪い事に台本もヒドイ。馬鹿な会話に設定、演出、むやみに泣叫ぶ被害者、やたらにリアルな死体、無意味に動くカメラ。見てみればわかる。ミステリー作品?とんでもないぜ!
これだ! 昔のアルジェント・ファン眉唾物の作品が、これだ! 蒼白く冷たい映像美、胸を劈くゴブリンの音、セルジオ・スティバレッティのエグい特殊メイク、容赦ない殺戮手法、一筋縄では解決できないストーリー展開と、全てに芸術性を伴うその手法は、上っ面で観客を怖がらせるだけのアメリカ製ホラー映画や、何かと呪いモノに傾倒しがちな日本製ホラー映画には真似の出来ない質の高さだ。70〜80年代に一世を風靡した「サスペリア2」や「シャドー」のようなジャーロ系に回帰したアルジェントの真髄をとくとご覧あれ! 是非とも手に入れて欲しい作品である。予想を裏切る犯人像にニンマリしながら、ラストは「あっ!」。
D.Argento is Really Back... 1983年3月にTurinで起きた「小人殺人事件」は犯人の自殺ということで一見落着したかのように思われてきた。ところが17年後、奇妙な性癖を持つ男に関わったコールガールと其の女友達が相次いで惨殺され…。本作はDario Agento監督が『Opera』以来久々に本来の監督らしい作品への回帰を果したファン感涙の作品であり、監督自身と盟友F.Ferrini共同の原案をC.Lucarelliの協力で完成された脚本も御見事の一言に尽きる完成度の高さです。監督を支えるスタッフ陣にも音楽のGoblinは言うまでも無くR.Taylor(撮影)、S.Stivaletti(特殊効果)等々1980年代のメンバーが再集結しています。尚、本作の北米版DVDはトリミングされたものなので北米の同監督ファンは嘆き悲しんでいますが、この日本版は英国版同様ワイドスクリーンでの収録という点もファンには見逃されないポイントになっています。
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[ DVD ]
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サランドラ ツインパック 初回限定版 [DVD]
・スーザン・レニア ・マイケル・ベリーマン
【キングレコード】
発売日: 2006-03-08
参考価格: 8,400 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 12,000円〜
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・スーザン・レニア ・マイケル・ベリーマン ・ウェス・クレイヴン
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カスタマー平均評価: 4
BOXの仕様のみの評価です まず値段が1・2の両方買ったときよりちょっと安いです
そしてバラ買いのときとの違いは
1.外箱
1のジャケとほぼ同デザインで、それなりに丈夫
2.解説書
14ページほどで、作品について、監督・出演者について書いてある
まぁまぁ面白かった
3.当時の縮小版パンフレット
「全米で上映禁止」「脅威の音響システム」等
公開時の売り方がよくわかって、なかなか面白い
4.ピクチャーレーベル
両方ジャケと同じデザイン、まぁどっちでもいい感じ
まぁ両方買おうと決めている方は、最初からこのBOX買っちゃった方が何かとお得ですね
ホラー・アクション映画ってとこか 「サランドラ」
荒野を旅していたカーター一家は、頑固親父の乱暴な運転で車をぶつけて
立ち往生。人っ子一人いないと思っていたその荒野には、実は人肉を食べ
る異常なジュピター一家が住んでいた。
被害者達が、ただ泣き叫んで逃げ戸惑うだけでなく、復讐に燃えてジュピ
ター達と対等に戦う姿が画期的です。さらに愛する人(犬)を奪われた各
家族の生き残りも、悲惨な惨状故にこの凶悪なジュピター一家に対しての
復讐にもカタルシスが生まれるように思います。カター一家とジュピター
一家。後半はこの二つの戦いを描いたホラー・アクションの趣も感じられ
ます。ホラー色は弱めに感じました。「悪魔のいけにえ」はもちろんのこ
と、後の世に放たれる「クライモリ」の方がホラー色は強め。★4個。
「サランドラ2」
能天気で無防備な若者が密かに殺されていく展開は確かに「13日の金曜
日」の影響を受けているように思います。だが、前作の続編ながらも展開
が変わってるし、人肉も食べないし。ウケル内容でもなく失敗した続編と
言わざる終えない。★2個。
むこうの田舎って怖いですね 核実験場のそばに住むネジの外れたワイルド一家(ああなんて書けばソフトな表現になるのだろう!)たる内容につき将来発禁の可能性高し。ちなみにリメイク版もそこそこヒットしてたし、むこうってエドゲインしかり、悪魔のいけにえしかり、マーダーライドショウしかり、クライモリしかり、田舎の奥では愉快な連中があなたを待ってます。的ネタ好きなんですねえ。僕も好きです。
しかしガルシアに続いてやるねえキングレコードさん。こんな凝ったパッケージ化、解んねえ奴はどうでもいいんだよ!的パンクスピリット、ビシビシでてます…
ようやくDVD化!! 1作目は結構楽しめました。
基本的には「悪魔のいけにえ」パターンですが、ラストは人間の獣性をよく描いた佳作だと思います。
話は至って単純だし、恐くないですし、今と比べると残酷描写も大した事はありませんが、それを覆す演出があると思います。
一番活躍するキャラが動物のような感じもしました。
1作目のパンフレットを小さくした特典(「ゴースト13」絶叫パックと同じ特典!!)も実にうれしいです。
ちなみに、「スクリーム」1作目で「E.T.のお母さんが出ていたホラー映画は?」→「ハウリング」という場面がありましたが、同じクレイヴン監督作なので「サランドラ」として欲しかった俺のようなホラー・ファンの方もいたのでは?
1作目には昨年製作のリメイク版がありますが、日本公開が怪しい(笑)。
2作めは凡庸な13金風ホラーですが、ちゃんとクレイヴンが撮った作品です。
やや強引な展開ですが、1作目の出演者も少し出ており、「ヒドゥン2」のごとく1作目のフィルムを回想シーンに使っています。
それと本当に驚いた事に1作目で生き残った動物の回想シーンまであります!!
動物の回想シーンを映画で観るのは初めてだ!!
高橋よしひろ先生の漫画ではよくありましたが(笑)。
なお、DVDのスタッフ・キャスト紹介が1作目なのはなぜ??
なお、本パックの映像特典でクレイヴン監督の「これは紛れも無く病んだ心の持ち主である私の作品だ。」とホラー・ファンが喜びそうなイカすセリフがあります。
記憶が不鮮明ですが、スキンヘッドの悪役はモトリー・クルーの20年ぐらい前の「スモーキン・ザ・ボーイズ・ルーム」のプロモビデオに教師役で出ていたような気がします。
クレイヴン、初期の傑作ですね。 『サランドラ』の劇場公開時は、配給元の東宝東和が“ジョギリ・ショック”のコピーで、『13金』シリーズのような恐怖&ショックを与えるようなショッキング・ホラー映画と思わせてしまい、そのせいか、『13金』のような映画を期待した観客の反発をくらい、おおむね、全体的な評価は芳しくなかったようです。でも『サランドラ』は、決して『13金』のような映画ではなく、人間の内に隠された獣性をテーマにした、クレイヴン映画の傑作です。ジョギリ・ショックのコピーに惑わされず、今こそ、再評価すべきホラー作品でしょう。現在のクレイヴン作品のような洗練された演出はまだ確立されていませんが、低予算ならではの粗々しいタッチによる、リアリズムの空気を感じ取って欲しいですね。
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[ DVD ]
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地獄の門 [DVD]
・クリストファー・ジョージ ・カトリオーナ・マッコール ・カルロ・ディ・ヌージョ
【J.V.D.】
発売日: 2001-01-19
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 7,800円〜
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・クリストファー・ジョージ ・カトリオーナ・マッコール ・カルロ・ディ・ヌージョ
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カスタマー平均評価: 3.5
巨匠フルチの最高傑作 あの有名な『内臓ゲロ』シーンは、芸術の神がフルチに降臨して作らせたとしか思えない名場面! 全体の完成度も高いし、これこそ問答無用の傑作スプラッターでしょう。
地獄の門決壊、序章 昔「ゲイツ・オブ・ヘル」のタイトルで輸入ビデオでひっそりとマニアに広がっていた作品です。
正確にはゾンビ映画ではありませんが、腐乱した死霊たちが霧の立ち込めるダンウィッチの町を徘徊する怪奇ムードがたまりません。
変質者のボブ(「地獄の謝肉祭」でも大暴れのナイスガイ)が近所のオヤジの怒りを買っての死に様も最高です。
全編に流れるファビオ・フリッツィの音楽もサントラ即購入したほど良いです。
未だにDVD廃盤状態ですが、他メーカーからの画質向上&特典映像付きで再発を希望!
ちなみに米アンカーベイ版やECエンタ版DVDはこのJVD版より数倍画質が鮮明です。
遊園地のお化け屋敷 究極の残酷描写と紹介されるこの作品。私もその評価に惹かれて見た口だ。 ストーリーは強引に展開させているものの支離滅裂というほどでもないと思う。ただしお世辞にもいい脚本だとは言えないね。 グロ・残酷描写に関してだが20年以上前の制作費も乏しいB級作品なので今見ると非常にチープ。一言で表すなら「小さな遊園地の安っぽいお化け屋敷」といったところか。いかにも作り物って感じで生々しさがない。逆に言えばその手のアトラクションが苦手な人にはキツイかもしれない。 唯一突然口から内蔵を吐く等グロ描写に関するイマジネーションは光るものがある。フルチが存命で資金に余裕があればぜひリメイクして欲しい作品ではある。
グロければ良いというものではない。 意味不明なものが多いフルチ作品。地獄の門はその最高峰である。 とにかく意味不明。果てしなく意味不明。グロシーンと話全体との繋がりが全く無く、唐突に脳味噌が出たり、蛆が雪のように降り注いだり頭をドリルでブチ抜かれたりする。意味不明である。グロければ良いというものでは無い。勿論ラストも意味不明で、最後まで意味不明を貫き通したフルチ翁が偉大に見えてしまうほどの意味不明さである。グロ大好きと云う方には是非お勧めしたい一品だ。 意味不明ではあるが。
ダニエラ最高! フルチ映画の花、ダニエラ・ドリア 毎回フルチのグログロ映画でお色気と派手な死に様を見せてくれる女優さんなのですが、話題の映画「キル・ビル」を見てビックリ! GOGO夕張の死に方が、この映画のダニエラ(とカトリオナ・マッコール)を手本にしているとしか思えないのです! さすがにゲロゲロ内臓は吐きませんでしたが、吐いてたらダニエラを超えてたよね。 するとルーシー・リューの死に方は、俺のヒーロー(グリズリー エクスタミネーター ブラッドピーセス最高!)クリストファー・ジョージが元ネタなのか? あ 映画としては やはりビヨンドの方が好きです。
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[ DVD ]
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アルファヴィル [DVD]
・エディ・コンスタンチーヌ ・アンナ・カリーナ ・エイキム・タミロフ
【アイ・ヴィ・シー】
発売日: 2005-08-26
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 品切れ中
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・エディ・コンスタンチーヌ ・アンナ・カリーナ ・エイキム・タミロフ ・ジャン=リュック・ゴダール
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カスタマー平均評価: 4.5
アンナ・カリーナがとっても美しい スピルバーグやルーカスのやうに湯水のようにお金を使ったり、CGや使わなくてもSF映画を作れるのです。この映画の背景は60年代の現実のパリで、ただ物語の設定だけがSF。ただでさえSFっぽくないのに、さらに無駄な部分をドンドン削ぎ落としている。製作日誌を読むと、コンスタンチーヌの格闘シーンなど、本来であれば見せ場となりうるシーンも多数カットしている!その上で物語の本筋を無骨なまでに浮かび上がらせるのが、ゴダール流か。まあ、自称SFファンで本作をまだ観たことのないかたは、話のタネに一遍ご覧ください。目からウロコ落ちます。ちょっと難解で、お金のかかっていないSF映画の東の正横綱が「惑星ソラリス」ならば、本作は西の正横綱ですね(笑)。
そしてアンナ・カリーナの最も美しい映画。 ラストで彼女に「あのセリフ(観てのお楽しみ)」を言わせるのがシビレます。彼女のファンも必見です。
ゴダールの挑戦 フィルムノワールに憧れていたゴダールのSFハードボイルド。ゴダールの手にかかるとパリの町並みが、ある惑星に見えて来るのが不思議だ。オーソンウェルズ「審判」の不条理なSFの世界と比べると面白い。映画はアイディアである。金をかけたCG映画よりも、アイディアに満ちた作品に魅力を感じるのは、私だけだろうか?
実相寺昭雄監督がインスパイア! 実相寺昭雄監督がウルトラセブンの「第四惑星の悪夢」を撮るときに参考にしたヌーベルバーグ作品。
確かに、コンピューターの命令により、感情をあらわにした人間を処刑するシーンは「第四惑星の悪夢」に似ています。が、そのほかのシーンは、雰囲気だけ似ていると言う感じでしょうか。
ゴダールの作品は難解なものが多く、途中で寝てしまうことが多いのですがこの作品は、内容がSFスパイもの(?)だけあって、飽きることなく最後まで観ることができました。
ゴダール作品を初めて観る方は、この作品か、「勝手にしやがれ」から入るのがいいと思います。
『アルファビル』<『カラビニエ』 アルファビル、観て疲れた人には、『カラビニエ』おすすめします。 エロいです。短いです(80分)。笑えます。 たぶん、たけし映画の元の一つでしょう。かなり似てます。 カラビニエを観ると、たけし映画が欧でうけるわけがわかります。 より鮮やかに、滑稽に、ジャポニスムを取り込んで、「現代人」の視覚に優しく撮り直したものが、たけし映画です。 でもアルファビルも、言語芸術に移植すると、いいかも☆
ちょっと乱暴なたとえですが(;^_^A あのですね、この映画はですね…ゴダールには失礼かもしれないけど、フランス人の作った“ウルトラQ”と“怪奇大作戦”をみている、と思えば分かりがいいかと。 普通の風景が、普通(といっても当時のパリがすでに今の日本人にはファンタジー空間なのでしょうが)でない空間である異常さ・恐怖がよく伝わってきます。 あと「超・SF映画」のストーリー解説にあった“血みどろにされる”シーンなんてものはありません。あれは情報の少なかった当時ゆえの誤記でしょう。ですから、そういったシーンが苦手の方、大丈夫です。ご安心あれ。とてもこわくて、すてきな映画ですから。
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[ DVD ]
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変態箱 [DVD]
・ローラン・リュカ ・カルロ・フェランテ ・ヴァンサン・カッセル ・ミカエル・ユン
【キングレコード】
発売日: 2009-09-09
参考価格: 10,500 円(税込)
販売価格: 7,770 円(税込)
( 近日発売 予約可 )
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・ローラン・リュカ ・カルロ・フェランテ ・ヴァンサン・カッセル ・ミカエル・ユン
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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マニアック2000 [DVD]
・コニー・メイソン
【キングレコード】
発売日: 2000-07-26
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 7,765円〜
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・コニー・メイソン ・ハーシェル・ゴードン・ルイス
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カスタマー平均評価: 4.5
一見ただのホラーのようで実はちゃんとオチ(?)がある復讐ホラー 内容は旅行者達が立ち寄ったアメリカ南部の村でえらい目にあうお話です。いわゆる最近流行りの“アメリカの田舎は危険がいっぱい”ホラーの元祖です。さすがに残酷シーンのつくりこみは昨今の映画からするとチープさ全開ですが、お祭りの陽気な音楽にあわせて村人がゲーム形式で殺人を繰り返し、はしゃいでいるさまが抑揚もなく、のほほんと自然に続くので、むしろ昨今のつくりこまれた映像のホラーよりも不快感が大です。これをみると現代ホラーがなんと過剰な演出をてんこもりにしてるかよくわかります。陽気なお祭りと音楽に狂ったおっちゃん、おばちゃんたちが殺人を行うという他にない異常な世界を堪能したい方にすすめいたします。
「マニアック」の2000年版かと思うようなDVDタイトルはやめて 個人的評価は★3.7個です。
妙に陽気なカントリー・ソング?、殺害時に陽気な加害者もなかなか恐いです。陽気な歌はホラー映画に不要だと基本的に思っていますが、本作と「フェノミナ」は別です。
殺害方法は拷問器具「鋼鉄の処女」などを思わせるような素晴らしい物ばかりです。
ストーリー展開もかなり理不尽なので、ホラー映画としてのポイントは高いです。
しかし、最後の方のオチはかなり余計だったと個人的には思います。
ちなみに、この映画のDVD化は最近まで知りませんでした。
昔のビデオ版みたいに「2000人の狂人」のタイトルにして欲しかったです。
このDVDタイトルじゃ、「マニアック」の2000年版かと思うだろ!!(ホラー映画ファンにしかわからないネタです。)
恐怖より薄気味悪さが際立つ佳作 スプラッター映画の父と呼ばれるハーシュル・ゴードン・ルイス監督作品。 1964年公開。カラー作品ということもあってか、古さを感じさせない。 監督、脚本、撮影、音楽とルイスが担当したという大活躍ぶり。 撮影期間に至っては14日。低予算映画の鏡というべき作品ですが、これ がなかなかの拾物。色々なホラー映画を観てきたので、ゴア描写はそれほ どチープとは感じませんでした。本作よりチープなゴア映画はいくらでも あります。年代を考えればゴア描写は拍手もの。この映画の見所は、ニコ ニコ笑いながら人を殺す亡霊達とラストの主人公達がまるで狐に化かされ たような演出。カントリー調の歌も陽気な亡霊達とマッチしている。 恐怖より薄気味悪さが際立つ佳作です。コメンタリーで聞き手と監督達との、ちぐはぐな会話には笑ってしまった。
笑いという狂気 この映画のテーマは笑いだ。一般に笑いというものは意思などを伝達する最速の手段であり、且つ防衛の役割もあれば、癒しの効果もある。被写体にされた人間はその時の一瞬を残すために笑いを選ぶ。本質を覆い隠す為だからだ。そんな笑いが狂気に変わるとき、人の本質を曝け出す事になる。自分だけ白けて他は笑っている。そんな状況を思い浮かべて欲しい。延々と続くこのお祭り騒ぎは恐怖以外なにものでもない。
スプラッター?ホラー?...鬼作! 正直、ここまで面白いとは思いませんでした。
「スプラッターの始祖」という肩書きから、
内容よりもグロイ映像重視かと思いきや、
これがなかなか素晴らしい作品。
ストーリーはもちろんのこと、カメラ回しや
カントリー基調の音楽が特に素晴らしく、
最後まで全く飽きずに観る事が出来ました。
また、'64年作という古さも感じませんでした。
監督が脚本・撮影・音楽の全てをこなし、脚本は3日で書き上げ、
監督自ら主題歌を歌い、撮影日数は14日、
6万ドル程度の低予算で作ったとは全く思えない、
単なる「スプラッター」とも「ホラー」とも呼びたくない「傑作」、
いや、鬼才ならぬ「鬼作」という造語で表現したくなるような映画です。
DVDの仕様に関しても、画質はデジタル・ニューマスターなので文句なし、
特典として監督・製作者・インタビューアーによるコメンタリー、
オリジナル予告編、ポスター画集など、この年代のマニアックな映画としては
とても充実した内容となっております。
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[ DVD ]
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悪魔のいけにえ プレミアム・コレクション DVD-BOX
・マリリン・バーンズ ・ガンナー・ハンセン
【ビデオメーカー】
発売日: 2008-08-22
参考価格: 9,800 円(税込)
販売価格: 7,761 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 8,947円〜
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・マリリン・バーンズ ・ガンナー・ハンセン
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カスタマー平均評価: 3
日本人監督の対談は不要 「ファミリー・ポートレイト」に入っている映像特典の、日本人監督4人の対談なんて欲しくない。明らかに他のソフトの宣伝のために集められた感じが嫌だ。悪魔のいけにえの大ファンだと言ってる割には、ヘラヘラと上から目線で不遜な態度に見えてしまう。私はこの映画を大好きで崇拝しているので、聖域に土足で入られたような不快感がある。4人のうち、豊島という人がヒッチハイカー役のエド・ニール氏のことを「あの人は痛いね」とか「あんたのこと知らねーし」と茶化したり、レザーフェイス役のガンナー・ハンセン氏が役作りのために知的障害者の動作を参考にした件を「アホな人を研究した動き」と表現しているのが、特に不快だった。他の方がレビューでメーカーのことをボロカスに叩いているのも仕方ないと思う。ただ、そのぶんを差し引いてもこの作品の感想は星が5個でも足りない。それでメーカーも調子に乗ってるのか…? (ー_ー)
最低のメーカー、恥を知るべし 消費者をコケにするこの様なメーカーは即刻市場から退場すべし。 この様なやり方では何れフォロワーもいなくなるでしょう。
ここまでくると「エクソシスト」と同じ。価値は下がる一方である なんなんだ? これ……3枚組を購入した者全てがそう思うはずだ。
某ショップの棚で、この5枚組を観て落胆した。割引を考えると3枚組より今回の5枚組のほうが安かったりする。現時点で知らない人も多いだろう。
その上未だに3枚組も店頭販売している。もはや現内閣総理大臣と同じ、何を考えているのか完全理解不能。
個人的にこの作品は70年代のレトロで安上がりな雰囲気も大切な部分に思え、リマスターする意味はないという結論に至った。
私が所持しているレーザーディスクで深夜に鑑賞した方が恐怖感は俄然伝わってくる。
しかしこのメーカー、今度はどんな戦略で発売してくるのだろう。
先日、某中古ショップで「エイリアン」のDVDが300円で売られていた。
本作もそのうち、ワンコインDVDとなり……?
廃盤で入手困難だったのが伝説となる日も近い。
確かにこれは…(泣) なんてこった!?もう出さないだろうと思っていた最強ボックスが更にパワーアップして帰ってくるとは(泣)確かに前作のボックスを買った方々にはめちゃくちゃ悔しい豪華使用(泣)自分は前作買えてなかったので良いですが悪いけファンには本当に悔しいボックスだと思います(泣)内容は今あるようなゴアな物ばかりのスプラッターではなく本当の恐怖とはなにか?追われる恐怖とはなにか?そして本当のサイコホラーとは何かを教えてくれる教材的映画でもありますw とにかく観てください高いと思う方はレンタルでも良いです。★は内容と自分は前作買えてなかった人なので。5つをつけましたもし前作ボックスを購入していたら★は3つですねw
…泣いてもいい? なんだよコレ…?。消費者ナメてんのか…。昨年BOX買っちまったぞ!(?Д?)。最初からこれ出してよ…。BOX売ってこっち買おうかな。
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