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[ DVD ]
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20周年アニバーサリー 死霊のはらわた [DVD]
・エレン・サンドワイズ ・ベッツィ・ベイカー ・ハル・デルリッチ ・サラ・ヨーク
【J.V.D.】
発売日: 2006-05-03
参考価格: 2,079 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 6,450円〜
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・エレン・サンドワイズ ・ベッツィ・ベイカー ・ハル・デルリッチ ・サラ・ヨーク ・サム・ライミ
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カスタマー平均評価: 5
当時 映画のポスターが 恐くて 電信柱の前を通れなかったのを 憶えてます スパイダーマンで お馴染みの サムライミ監督の作品で 発想と凝りに 拍手ものです スプラッタ度も たまりませんし ドキッとする場面も (*'艸`)
サム・ライミのセンスを感じるホラー映画 当時、これを観た時は鳥肌が立ちましたね。
まだ、スプラッターホラーというジャンルが確立されていなかった時代です。
そこに、サム・ライミという鬼才が登場してきたわけです。
最近では『スパイダーマン』シリーズを監督しています。
この映画を観て以降はサム・ライミのファンになりました。
凄いですよね 最近初めて観ました。
それでも、全然アリです。
確かに細かいトコ(特にパッケージの骸骨の手…本編のことじゃ無くてすいません)
で安いですが、そんなことは気にさせない豪快さです。
むしろそのチープな感じがイイです。
行き過ぎた演技は笑える、との指摘も理解できますし、凄い怖い、との意見も納得出来る、良い作品でした。
発表当時に観たかった…とも思いましたが。
サム・ライミのこだわり 幼い頃、レンビでこの作品のジャケを見て震え上がった記憶がある。実際、ホラーレベルも半端無かった。山小屋で殺人鬼に襲われるなら未だしも、見えない悪霊に襲われ身体を乗っ取られるのでは堪ったものではない。一人一人餌食にされるカップル達。いつ何時やってくるか分からない悪霊の恐怖たるや尋常ではない。悪霊メイクもハイレベル。特に地下室に閉じ込めた悪霊が恐い。あの隙間目線に監督のこだわりが感じられる。また、森を高速で移動するカメラワークも斬新であった。当時は感嘆させられたものだ。悪霊に憑かれた者を封じるには八つ裂きにしなくてはならないというスプラッターな設定も好ましい。この作品は三部作構成であるが2・3はほとんど監督の趣味か!?と思うほど違う次元に仕上がっている。
旧盤との違いについて 昔見たときはひたすら怖ぇーって思ってたけど
今改めて見ると面白い!笑える!と怖いだけでない色々な味が味わえました
内容に関してはまぁ傑作ということで他の人にまかせておいて
旧盤とのディスクの仕様などの違いについて言いますと
音声が
英語 5.1ch、DTS、2chステレオ
日本語 2chステレオ
仏語 2chステレオ
音声解説1 2chモノラル
音声解説2 2chモノラル
と大幅にパワーアップ
旧盤の2chステレオと新盤の2chステレオを比べても
明かに音がクリアーになって、かつ分離がよくなっている
しかし新盤のDTSと2chステレオを比べるとそんなに大差はない感じだった
音楽(音響?)系はかなり立体的になっているが
台詞や物音はそんなに変わらない
そして
今回とても面白かったのが日本語吹替と仏語吹替
日本語はわりと忠実に吹替えてあるのだが仏語は解釈が全く違うのか死霊の笑い方とか全くの別モノになってたりするので
これはこれで面白かった
あと、映像も確実にクリアーになってるし
全体的に旧盤からかなりのパワーアップですね
パワーダウンは予告編がないことぐらいだけど
そういうのが欲しい人は2枚組の方を買えばいいわけで
とりあえず本編を見たい人には低価格ですばらしいDVDだと思います
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[ DVD ]
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ハイランダー3 超戦士大決戦 [DVD]
・クリストファー・ランバート ・マリオ・ヴァン・ピーブルズ ・デボラ・アンガー ・マコ ・マーティン・ニューフェルド
【パイオニアLDC】
発売日: 2001-06-22
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 6,449円〜
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・クリストファー・ランバート ・マリオ・ヴァン・ピーブルズ ・デボラ・アンガー ・マコ ・マーティン・ニューフェルド
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カスタマー平均評価: 3
これって! 前作も見ましたが、今回は日本が出てきたり、鎧とかも出てきたりします。日本人の私が見ると、かなりおかしい無理なところも多々ありですがクリストファー・ランバートは好きですのでまあいいか。 戦いのシーンは本作もがんばっていますが私個人的には「悪魔の戦士」の方が好きです。でも、何で子供が・・・という細部の疑問が残りました。
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[ DVD ]
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ハロウィン オリジナル劇場公開版 [DVD]
・ドナルド・プレザンス ・ジェイミー・リー・カーティス
【ハピネット・ピクチャーズ】
発売日: 2003-10-23
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 6,400円〜
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・ドナルド・プレザンス ・ジェイミー・リー・カーティス ・ジョン・カーペンター ・デブラ・ヒル
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カスタマー平均評価: 3.5
元祖スラッシャー 今やこの映画も古典ですね。「13日の金曜日」なんか見慣れた人から すると、少し物足りないかもしれないですが、そこがこの映画の特徴。 淡久とした静かな映像とマイケルの不気味なキャラクター、そしてカーペンター作曲の音楽が絶妙にマッチして、最近のホラー映画にはあまりない、クラシカルで不気味な独特の雰囲気を醸し出しています。 もうすぐハロウィン。ハロウィンの夜は、みんなで「ハロウィン」を観ましょう。値段もそこそこですしね。
今見ると古風 「13日の金曜日」をはじめとするスラッシャーホラーの元祖となる作品でジョン・カーペンターの名を一躍有名にしたホラーの古典であるが、今見ると非常に上品である。 怖くないわけではないがショッキングさは公開当時はともかく今となっては非常に薄く、なにかもっと衝撃的なシーンがあるのではないかと期待していると何時の間にか終わっている。 どうしても物足りなさが残るのはその後のエグいスプラッター映画を見なれてしまったせいか? ただ低予算にもかかわらずしっかり作られている点、殺人鬼マイケル・マイヤーズの不気味さ、そして印象深い音楽など見るべき点はある。 マイケル・マイヤーズを追うルーミス教授を演じるドナルド・プレザンスの存在感はさすが。 品のいいクラシックホラーとして鑑賞すべき。
古さを感じさせない名作 公開から25年経ってもカーペンターの代表作と言ってもいいぐらいの作品です 最近のホラー映画にない殺人者マイケルの静かな不気味さと耳に残るあの音楽とが実にマッチしていて派手ではないけどジワジワと恐怖心が迫ってきます
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[ DVD ]
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【初回限定生産】『ブレードランナー』製作25周年記念 アルティメット・コレクターズ・エディション(5枚組み) [DVD]
・ハリソン・フォード ・リドリー・スコット ・ルトガー・ハウアー ・ショーン・ヤング ・ダリル・ハンナ
【ワーナー・ホーム・ビデオ】
発売日: 2007-12-14
参考価格: 14,800 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 6,390円〜
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・ハリソン・フォード ・リドリー・スコット ・ルトガー・ハウアー ・ショーン・ヤング ・ダリル・ハンナ
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カスタマー平均評価: 4.5
このSF映画史上最高の作品のファンであることを誇りに思う。 私は日本初公開時に映画館で本作を観たが、衝撃を受け、その後LDで繰り返し観てきた。ここに監督を初めとする関係者の思いが詰まった究極のコレクションがリリースされ感無量だ。手作り時代の最後のSF映画にして、永遠に古くならない、フォロワーを増やし続ける超傑作。オープニングのロスの夜景に引き込まれ、光と陰が織り成す映像に酔いしれ、ロスなのに雨ばかりで世界中の言葉が入り乱れているという未来の設定に度肝を抜かれる。ヴァンゲリスの音楽も映画音楽史上屈指の出来。主人公はハードボイルド小説の探偵のように行動するが、彼もレプリカントも人間的な感情を求める。そして人間を人間たらしめるものは何か、生・死・記憶とは、という普遍的な問いかけが胸に響く。1秒たりとも無駄がないが、特にレイチェルと主人公が始めて心を通わせる場面(ショーン・ヤングの神々しい美しさ!)、ロイと主人公の激闘とロイの最後の名セリフ(like tears in rain)は不滅だ。
収録された5バージョンは主人公のナレーションとハッピーエンディング入り2バージョンとなしの2バージョン、ワークプリントの3種類に大別できる。昔からのファンとしては独特の雰囲気のナレーション入りが好きだが、気分に応じて好きなものを観ればいいだろう。そして、ディスク2と4を使った計460分の特典映像が凄い。ダスティン・ホフマンが当初主人公の候補だったこと、監督とスタッフの対立があったこと等、メイキング自体が劇的。そしてカメラに映らない細部まで手を抜かない、美術等のプロの仕事ぶり。その作品の数々、それに採用されなかった見事なシーンが実に多いことに驚く。例えば冒頭の食事場面で主人公が4つ頼もうとしていたのは何かが分る。ロイの死の場面の別バージョンも必見。主人公もレプリカントかという議論も面白い。特典映像史上のベストである。
文句無し! 確かにディスクは取りにくいし付属のブックもそっけないけど内容を見たら何も言えない。
メイキングのロイのエンディングの別ヴァージョンのセリフを聞いて涙が出てきたw
個人的にはこっちが好きだな。
「ファイナルカット」のトレーラーで何回観ても鳥肌!音響、音楽、編集が凄すぎるそしてまた涙w
北米版5枚組ブルーレイってうち3枚だけなんですね。あとの二枚はDVDか。仕様が微妙だな。
早く単品日本版ブルーレイ観たいですね。ジャケットは「ファイナルカット」仕様で!
こんなに傑作だったとは・・・ ぱっと観た感じですと、「ディレクターズ・カット版」が綺麗になった、音が良くなった、
という風に思うのではないでしょうか。
しかし良く観ると、いきなりオープニングの名シーン「瞳に映り込む火焔」では、
「瞳の虹彩」が感応しているのが判ります・・・!
そして、ヴァンゲリスの名曲が「リミックス」されているのも、判ります・・・
そんなこんなで、この壮大なる世紀の傑作の「ファイナル・カット版」はスタートしていきます。
正直、観終わった直後は、「これ程までの傑作だったのか・・・!」と、驚愕しました・・・。
「後ろから撃たれてガラスに突っ込み、惨めに死んでいく女性」や
「白いハトが飛び立っていく空の色」を観ていると、
やはり涙が出て来てしまいます・・・
劇場公開時からレーザーディスク時代を経て、何度も何度も観てきたのに・・・
実は「ここぞ!」というシーンで、実に細かな補正・修正が施されています。
シークエンスによっては再編集もされ、追加撮影も行われています。
その細かな積み重ねにより、人を新たに感動させるチカラを持った作品に昇華しています。
同封コンテンツの中では、
「スニーク・プレヴュー(公開前の観客嗜好調査)編集版」が貴重かつ興味深いです。
音楽も編集も違う部分が多く、またこの編集版自体が世に出る機会は、まずありません。
この「スニーク・プレヴュー」の結果を受けて、あの「魔のナレーション」が生まれた訳です。
それとやはり「メイキング」です。
ハリソン・フォードをはじめとした大御所達がインタビューに臨み、
「映画史上最も醜いラブシーンの一つ」と言われた、レイチェルとデッカードの絡みのオフテイクも入っています。
(またそのシーンを、監督も嫌々撮ってるのが判るんです・・・笑)
星4つにしたのは、
07年カンヌ映画祭特別上映時のオープニング映像(タイトルバックが黒ではなく、グラフィカルな人間の壁画になっている)が、
どこにも収録されていなかった事と、やはりソフトとしての価格設定に対する苦情で、
内容的には実に充実し、素晴らしいモノです。
公開当時は冷ややかに受け止められ、興行的にも失敗・・・
しかし四半世紀を経て、今や「映画史上の金字塔」と評されています。
クリエイター達の優秀さは勿論ですが、
それを支え続けたファンのチカラも凄かった・・・
自分もファンの一人として、とても嬉しく思っています。
北米版 某オークションに出された時の情報によりますと、
Disc1ブルーレイ「ブレードランナー・2007年ファイナル・カット」は日本語字幕つきです。
★Disc3、5ブルーレイには日本語字幕はつきません。
★Disc2、4DVDはリージョンオールですが、日本語字幕はつきません。
だそうです。
すべてに字幕がつくわけでは無いようです。ご注意を。
総てのクリエイターにとっては人生の糧となるでしょう(?) "Blade Runner" の映画としての評価は他の沢山のレビューに譲ります。
Disc2の "Dangerous Days" については、改訂されたメイキング本の内容を視覚的に補う関係にあります。メイキング本を読まれた方は、"Dangerous Days" を観て腑に落ちることも多く、Disk2をご覧になることをお勧めします。Disc4と5の余白に収録の特典映像は "Dangerous Days" に納まり所の無かった更に詳細なメイキングや、様々なインタビュー、そして「主にカットされたシーンと使われなかったナレーション、そして別テイク」で構成された「短縮版」です。「カットされたシーン」は、NGテイクではなく OK テイクで、しかし映画の純化の過程でカットされたわけです。ここでは監督と脚本家が考えて入れ込んだ(あるいは破棄した)様々な伏線を読み取る事ができます。NGテイクの類は "Dangerous Days" で観られます。
大変に見応えのあるセットで、すくなくとも「さんざん観た映画と、埋め草」ではありません。商品の値段が「労働対価」であるなら、総ての特典映像に日本語の字幕が付くこのセットが海外版より高価なことに不満を述べる気にはなれません。"Blade Runner" に入れ込んでいる人は、お金を都合できるなら購入を考えるべきです。
まあ、レイチェルとデッカードの切ない逢瀬を観て涙出そうになるのはいいとしても、まさか "Dangerous Days" の最後で泣きそうになるとは思ってませんでしたよ。理由は観てのお楽しみ。
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[ DVD ]
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ザ・ロストワールド 地底人の伝説編 [DVD]
・ピーター・マックレー ・レイチェル・ブラケリー
【マクザム】
発売日: 2002-03-22
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 6,300円〜
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・ピーター・マックレー ・レイチェル・ブラケリー
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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ワイヤー・イン・ザ・ブラッド DVD-BOX
・ロブソン・グリーン ・ハーマイオニー・ノリス
【ジェネオン エンタテインメント】
発売日: 2004-07-02
参考価格: 9,450 円(税込)
販売価格: 7,485 円(税込)
( 通常1〜2か月以内に発送 )
中古価格: 6,380円〜
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・ロブソン・グリーン ・ハーマイオニー・ノリス
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カスタマー平均評価: 4.5
緻密な描写のサスペンス・ミステリー 私はたまたまこのシリーズのサードから見たのですが、サードと比べて、ファーストシリーズは、見事な構成で、話の筋道もきっちりしていて、面白いです。
特に第1話と第2話は、話題になった原作をもとに製作されているので、話の展開もしっかりして、ぐんぐんと話に引き込まれます。ただ、もっと原作に忠実なストーリにしてほしかったです(警部の飼っている猫の色まで一緒にしろとは言いませんがね)。それぞれのラストシーンは、原作と違います。
ファーストシーズンはお勧めです。しかひ、セカンド以降は残虐性、猟奇性だけが目立ち、犯罪の構成や動機が不明確で、どちらかというとプロファイラーと女性警部やその周辺の人間関係の描写に重点が移行しているので、だんだん退屈してきますね。
高水準のミステリー 猟奇的な犯罪の描写が話題となったが(とくに第1話)、平均して水準の高いミステリードラマだ。
どの作品も最後のぎりぎりまで真犯人が分からない。とくに第3話の意外な犯人にはびっくり。見る者をミスリードする演出が緻密なのだ。
ただ、物語上の弱点として、1)主人公のプロファイラーと警察に不手際が多くイライラさせられる、2)動機に共感しにくい、という面がある(とくに第2話)。
主人公のプロファイラーと女警部の演技は見事だが、両者の微妙な恋愛ドラマは私には余計だった(美男美女とも思えないので)。
描かれる犯罪そのものの異常性、イギリスの地方の荒涼とした風景、登場人物たちの一様に陰鬱な表情、ときに悲劇的な結末など、全体に暗く、重い(画質の問題ではなく)。だが、展開がスピーディーなので、1話約100分も退屈することはない。それぞれ1本分の映画を観た充実感、という評をどこかで観たが、あながち嘘ではない。独特の魅力ある作品だ。
特典DVDとブックレットはたいしたことなし。値段がもう少し安ければ5ツ星を差し上げた。
感情移入すると痛いです。 連続する拷問殺人事件に心理学者が挑むサイコホラー映画。 女性警部補は拷問殺人事件の捜査に心理学者を巻き込む。 心理学者はプロファイリングで犯人像を絞り込んでいくが、 警官も殺され、ついには心理学者も犯人の餌食になってしまう。
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[ DVD ]
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クロノス ― 寄生吸血蟲 [DVD]
・フェデリコ・ルッピ ・ギジェルモ・デル・トロ
【ハピネット・ピクチャーズ】
発売日: 2000-02-25
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 6,349円〜
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・フェデリコ・ルッピ ・ギジェルモ・デル・トロ
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カスタマー平均評価: 4.5
耽美的な吸血鬼映画 ある錬金術師が16世紀に作ったとされる不老不死を呼ぶ小型昆虫型機械クロノス。めぐりめぐってこの機械は今、メキシコのある古美術店の天使像の中に隠されて静かに眠っている。初老の店主ヘススは何も知らずにこれを見つけ、図らずもスイッチを入れてしまう。体の中にクロノスの触手を刺し込まれたヘススは、望んだわけでもない不老不死を手に入れるが、その代償として吸血鬼として生きることを強いられる。一方で金にあかせて不死を求め続けていた富豪のラ・グアルディアは、このクロノスを奪おうと甥アンヘルを刺客としてヘススのもとへ差し向ける…。 バンパイア映画とはいえ、身も凍る怪奇場面や激しい暴力シーンはありません。この映画の魅力はまず何といっても幻想絵画的で不思議な美しさをたたえた画面構成にあります。クロノスとはギリシア神話の「時の神」。ローマ神話ではサトゥルヌスともいわれ、スペインの画家ゴヤの作品でその醜悪な姿を見ることができます。しかしこの映画はあのプラド美術館の絵のイメージとは似ても似つかない、監督のこだわりが強く感じられる耽美的な作品であるといってよいでしょう。 主人公ヘススの、望んだわけでもない不死を得たことによって味わうことになる大きな喪失感がひたひたと迫ってくる物語です。口のきけない幼い孫娘アウロラはヘススにとって、若くして逝った息子の忘れ形見。彼女に対するこぼれるほどの愛情と、怪物として生きることになる運命の理不尽さのコントラストが、味わい深い作品です。 アンヘル役のロン・パールマンの台詞だけがなぜか英語ですが、全体の9割はスペイン語で撮られたメキシコ映画です。
魅力的なクロノス 「ミミック」「ブレイド2」のデル・トーロのスペインの映画。人間を不老不死にする小道具クロノスはドラマのきっかけにすぎないのが残念。それくらい魅力的。ロン・パールマンが子供みたいな刺客を巨体を活かして活躍してます。
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[ DVD ]
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ザ・フライ コンプリート・コレクション DVD-BOX
【20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン】
発売日: 2006-11-02
参考価格: 18,900 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 6,310円〜
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カスタマー平均評価: 4.5
安くなってる今なら… 2枚組が単品発売するので興味を持って調べてみたらまだ残っていたんですね、このBOX。しかも半額になってる!5作品7枚組で一万以内なら買いですね。『ザ・フライ』『?2』は新発売の単品と内容は同じですから、単品で買う予定があるならこっちを買う方が得だと思いました。その他の限定特典は確かに微妙です。テレポッドの材質は、シェイクなんかの蓋みたいでフニャフニャです。窓部分には見る角度によりブランドル、ブランドルフライと変化するシールが貼ってあります。DVDが収容されている見開き式(?)ケースはCDケースのサイズですが、僕は普通サイズが好きだったので少し残念。単品のデザインはカッコイイのに…。全部を入れる一番外のケースは透明で、プラ。でもデザインはカッコイイ!安いし限定なんで、僕は満足です。ちなみに『ザ・フライ』DVDには隠しコマンドがあります。
うーむ。 限定なので買う価値はあったが、もう少しパッケージの質にこだわってほしかった。ポッドはいかにも安物の材質だし(はさみで切れるぞ)、中身のジュエルサイズのケースもチープでがっかり。映画が良いだけに失望感が。いつか単品発売(?)したらそっちが買い、かも。
アマゾンでしか買えない超レアアイテム! 少し値段は張るけど、アマゾンでしか手に入れられないようなので、持っていると友達に自慢できるかも(笑)。パッケージも凝った作りみたいで期待大! オリジナル作品、リメイク版含め、すべての『ザ・フライ』作品が収録されているようなので、初期の作品から順に観たり、オリジナルとリメイク版を比較してお互いの良さを感じたりと、いろんな楽しみ方ができそう。ホラー好きなら、買って絶対損はしないと思うので、まだ勇気が出ないという人はぜひ!
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[ DVD ]
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ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 スペシャル・エクステンデッド・エディション [DVD]
・イライジャ・ウッド ・イアン・マッケラン ・リヴ・タイラー ・ヴィゴ・モーテンセン ・ショーン・アスティン
【ポニーキャニオン】
発売日: 2005-02-02
参考価格: 10,290 円(税込)
販売価格: 7,203 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 6,300円〜
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・イライジャ・ウッド ・イアン・マッケラン ・リヴ・タイラー ・ヴィゴ・モーテンセン ・ショーン・アスティン ・J.R.Rトールキン ・ピーター・ジャクソン ・フラン・ウォルシュ ・フィリッパ・ボウエン
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カスタマー平均評価: 4.5
三部作のラスト。これぞ映画! 三部作全て、劇場で延べ11回は足を運んで鑑賞しました。
改めて、全てSEE版で観たい・・・そう思ってしまいます。
そしてその三部作を締めくくる「王の帰還」
原作に忠実になっている部分もありますが、シェロブの部分に関しては、映画のように若干脚色したほうがよかった。
こういう映画的手法に長けているのも、ピーター・ジャクソンの凄さですね。
公開されるごとに、アカデミー賞作品賞にノミネートされながら、受賞は逃してきましたが、
この作品で見事受賞。
しかも、ノミネートされた11部門すべて制覇。
この映画三部作がいかに映画史上に残る偉業を達成したのか良く伝わると思います。
内容はもう皆さんが述べられている通り。
私もこの作品で何度も泣きました。
文句はありません。
傑作です!
空前絶後の最高峰 本作は、トールキンの「指輪物語」を全3部作として映画化したものの完結編です。
世界観や登場人物につきかなり予習が必要ではありますが、
スケールの大きさ、微細な部分まで行き届いたクオリティの高い映像等、
文句の付けようがなく、アカデミー賞を総なめ(11部門)にしたのも当然です。
また、今後の実写版ファンタジー映画のハードルを限りなく上げてしまった、
罪作りな作品でもあります。
さて、本作はかなりの長丁場(3時間半ほど)であり、
2つのパートが最後に合流するという構成です。
すなわち、邪悪な指輪を破壊するために火山へむかうフロドのパート、
他方、燃える目玉親父(笑)サウロンの軍勢を迎え撃つアラゴルンのパート、とです。
特に、後者は、ゴンドールの単独抗戦→ローハンの援護→「死者」の合流…と、
息つく暇もなく壮絶な大合戦が繰り広げられるため、実に見応えがあります。
しかし、多少年を食ってくると、前者のパートも実に味わいがあります。
アラゴルン・パートに比べると、画面は暗く、原則として静かに物語が展開するのですが、
全人類の希望というあまりにも重い負担を背負って苦しみ抜くフロド、
彼を全身全霊で支えるサム、指輪によって狂わされたゴラム。
指輪を所有したいという欲望は、何か現代にも通じるものがあり考えさせられます。
そして、本編全体を通じて描かれる友情と勇気には胸を熱くさせられます。
アラゴルンとアルウェン、アラゴルンとエオウィンにつき、多少恋愛描写もあれど、
基本的には、全てのキャラクター同士が厚い友情と信頼関係を共有している上、
限りなく絶望的な戦局に勇気を持って凛として立ち向かう…。青臭いけど素晴らしいです。
とりわけ個人的に好きな「勇気」の場面は、ナズグルの魔王に立ち向かうエオウィン。
あんたは男の中の男だよ、いやいや「私は男ではない!」(笑)
「王の帰還」だけは、SEEは不要 LOTシリーズ3巻とも、通常版とエクステンデッド版を両方購入してしまいました。
「旅の仲間」と「二つの塔」のSEEは、本当に素晴らしいです。
ただし、「王の帰還」のSEEだけは別です。例えば、原作で冒頭の方に登場する、かなりどうでもいいエピソードをわざわざ別の人物に置き換えて挿入していたりして、長い割にはプラス効果が感じられない部分が多いように思います。
「王の帰還」は、タイトル通りアラゴルンが王となるためのステップを一つ一つクリアして行くのがメインのお話です。多くの人がこの作品を退屈だと感じるのは、そのステップが必ずしも「血湧き肉踊る」冒険譚ではないからでしょう。SEEは、その退屈さを増幅する結果になっていると感じました。
熱狂的なファンではない人で、それでもDVDを買おうという方は、通常版を購入すれば良いと思います。
ファンタジーブーム を作り上げた紛れも無い名作です。監督は本当に指輪物語が好きで仕方ないのが伝わります。グラフィックスに頼っている?馬鹿言っちゃいけませんよ。これほどキチンとセットとCGを組み合わせた映画を私は知りません。どこかのレビューに原作はFF以下とのご意見ありましたが…抵レベルな発言に失笑します。FFやドラクエ等の基礎を作ったのがこの指輪物語なのです。エルフ等の言葉もトールキンが生み出したのですよ、百年以上も前に。ゲーム世代の愚かさ感じる発言です。とにかく全編渡って素晴らしく、感動できます。惜しむらくはエオウィンはもう少し凛々しい人にやって欲しかった…。
悲しみにつつまれたハッピーエンド 久し振りにDVDで鑑賞した。
原作を20年以上前に愛読した昔からの「指輪物語」ファンとして この度の「ロードオブザリング」映画三部作は本当に嬉しかった。
原作のファンであると だいたい 映画に関しては辛口になると思うのだが SFX技術の成熟を得た 本シリーズは 基本的には脱帽するしかない。とにかく 映画化は不可能だと言われて 数十年が経った中で 合計9時間近い作品を世に問うた製作者と監督の勇気には拍手するしかないと思うのだ。
「王の帰還」は 本来であるなら ハッピーエンドである筋だが とにかく悲しい作品である。僕らが何かを得る時には 必ず何かを失っているという 通奏低音が この一大叙事詩に常に流れている。
指輪を破壊することで 自分も損なわれてしまい 故郷を去るフロドを見るにつけて悲しさが募るばかりである。
そんなフロドを連れていくエルフたちも 自分たちの時代がサウロンの滅亡と共に滅びた事を感じ 中つ国を去っていく。そんな姿も悲しい。
この「悲しさ」が 原作および本作の格調を高くしている。単純なファンタジーとは全く違う 異質の叙事詩が生まれたということなのだと思う。
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[ DVD ]
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マチネー/土曜の午後はキッスで始まる [DVD]
・サイモン・フェントン ・オムリ・カッツ
【パイオニアLDC】
発売日: 2002-02-22
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 6,300円〜
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・サイモン・フェントン ・オムリ・カッツ
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カスタマー平均評価: 4.5
ヲタクの諸兄、寄ってらっしゃい! これはダンテ監督作品の隠れた逸品である。名物監督でプロデューサーのウィリアム・キャッスルと50年代後半〜60年代前半のB級C級ホラーモンスター・ムーヴィーへの暖かいオマージュである。と同時にダンテ自身の少年青年時代を反映させたものと言えるだろう。ダンテ監督はアート指向に走ったり文芸作品や歴史大作といったものに多くの成功した監督が手を染めるのに、全くそうしたものには着手せずB級映画(ジャンル・ムーヴィー)に現在もこだわっている。皆が知ってるヒット作も数あり成功しているのに、大上段に降りかぶらず巨匠ぶらない。娯楽映画が大好きなファンやマニアの期待を裏切らないところが大好きだ。 そんなダンテ監督が好きで支持しているのだが、この機会にこの作品を葬らせないため星5つにしました。現在品切れという体たらくだが、ちゃんと日本のスタッフが手をかけこの作品を愛し作ったというのが伝わる珍しい良いDVDである(スクリーンサイズが固定ワイド無しなのが残念だが…)。
本当に大好き トルナトーレの「ニューシネマ・パラダイス」の一般評価を思うと、「マチネー」は今ひとつ陽の目を浴びていない不遇の佳作という気がします。 恋・未来への不安・チープなSF・山師の大人...少年時代の瑞々しく不安定な感性を揺さぶるタームが、映画館で収束するときめき。ジョー・ダンテが愛と思い入れをたっぷりに描いた映画少年の原風景は、目に眩しく胸に熱いです。 定期的に引き出しから出しては観たくなる、正しくマイ・フェバリットの一本です。
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