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[ DVD ]
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告白 [DVD]
・ロバート・デ・ニーロ ・ロバート・デュバル ・チャールズ・ダーニング
【ジェネオン エンタテインメント】
発売日: 2004-01-23
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,332円〜
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・ロバート・デ・ニーロ ・ロバート・デュバル ・チャールズ・ダーニング ・ジョン・グレゴリー・ダン
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カスタマー平均評価: 4
ロバート・デニーロ、ロバート・デュバルの演技合戦 派手なシーンは風呂場の惨殺後のシーンぐらい。当時のマフィア映画としては描写は淡々と
している。
神父でマフィアのロバート・デニーロ、市警ロバート・デュバルのツーショットだけでこの
映画は大成功。視線ひとつ、口元ひとつでふたりとも饒舌に語る。ふたり並ぶだけで画面に
緊張感が走る。ゴッドファーザーのような大作じゃないけど、手元においておきたい佳品で
す。
途切れた空白 出だしの結婚式のシーンが、ゴッドファーザーを意識しているかのような作りで、個人的にはちょっと残念に思えた。それ以外はとても良く作られており、音楽も控えめで、物語の持つ雰囲気を正確に、良く伝えていると思えた。ロバート・デニーロも好演しているが、ロバート・デュバルの演技が冴えている。彼が終始浮かべる自嘲気味の笑顔が、この物語に非常にマッチしている。 映画は、転機となる事件が起きてから、兄が死を迎える直前の二つの期間を描いている。だが、この二つを結ぶ期間が空白である。推して知るべしなのかもしれないが、ちょっと不満の残る構成にも思えた。 だが、ラストの兄弟の会話がすばらしく、それだけでもこの作品を観る価値はあるのかもしれない。
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[ DVD ]
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ヒストリー・オブ・バイオレンス(廉価版)【期間限定出荷】 [DVD]
・ヴィゴ・モーテンセン ・マリア・ベロ ・エド・ハリス ・ウィリアム・ハート
【NIKKATSU CORPORATION(NK)(D)】
発売日: 2008-11-14
参考価格: 1,980 円(税込)
販売価格: 品切れ中
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・ヴィゴ・モーテンセン ・マリア・ベロ ・エド・ハリス ・ウィリアム・ハート
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カスタマー平均評価: 4.5
ストーリーは他愛ないが・・・ トムと妻エディは2人の子供と静かで幸せな生活を送っていたが、ある事件
が引き金になり事態は一転する。血塗られた過去が・・・
2005年アメリカ映画。監督は「シーバース」「ラビッド」でお馴染みの
鬼才クローネンバーグ。そう言えば世界的に大ヒットした「ザ・フライ」も
同監督でした。鑑賞しましたが、ストーリーははっきり言って他愛ないので
すが、主人公トムの血塗られた過去が明らかになるまでの間、とてもスリリ
ングなサスペンス展開で緊張感が持続します。後半は後半で家族との確執が
生まれ、又違う方向に興味を持っていかれる。又、サブストーリー的な扱い
ながら長男の学校暴力事件も興味深い。ハッピーエンドともバッドエンディ
グとも取れる無言のラストシーンも非常に印象に残ってしまいます。
暴力に対抗するには暴力しかないのか?家族とは何なのか?色々考えさせら
れる映画でした。人間と家族の内面を描いた佳作的な作品。傑作と言っても
いいかもしれません。本作を観て「ザ・ブルード」を思い出しましたが、監
督は重みのある作品描くの本当に上手いですよ。
「気まずい家族」のドラマ オープニング、アメリカ中西部の田舎での長回しは、忘れられないほど忌まわしく美しい。
田舎町のどうしようもない退屈とけだるさ、これから起こるに違いない暴力の静謐な予兆が、数分間で見事に描かれる。
オープニングの最後で、チンピラは無垢な子供をためらいなく殺す。
ハギスの「クラッシュ」ような戦略性は皆無でアカデミー賞どころではない。
田舎町で慎ましく暮らしている男の過去が、ある事件をきっかけに、家族に明るみになっていく。
家庭の緊張感が高まるが、主人公は平凡な幸せを守り過去と決別をするために闘う、という粗筋だけを述べれば簡単な西部劇やヤクザ映画だが、その守るべき家族の絆が徐々に崩れていくなかで、家族は次第に暴力を内包した家族愛という新しい家族像を提示しようとする。ただしその直前で映画は終わる。
クローネンバーグらしく、暴力描写は一切の意味づけを排してリアルに傷口や肉片や脳漿を見せる。そこでは家族を守る暴力も、復讐の暴力も、発作的な暴力も相対化され、意味も意義もない純粋な暴力として解釈を拒んだままスクリーンから観客に放り出されるようだ。
主人公は過去との決別のために再び暴力を頼るものの、家族は主人公の過去を許容できないまま次第に内なる暴力に取り込まれていく。
その家族間の隙間と家庭の居心地の悪さは、ラストまで見事に、繰り返し描かれる。
とはいえクローネンバーグにしては実に抑制された映画。
主人公と兄とのアクションシーンは蛇足ではあったが、家族劇として傑作。
暴力の世界と家族との関係をリアルに描く傑作 過去の暴力にまみれた人生を捨てて再出発した主人公が再び暴力の世界に戻されてしまうというクローネンバーグにしてはストレートでひねりのないストーリーだが、なかなかの傑作。
オープニングの2人組のモーテルの場面の長廻しから思わず引き込まれてしまう。クローネンバーグ特有のグロテスクな顔面破壊やちょっとエロチックな描写も健在ですが、暴力が主題の割にはいつもほどはくどく感じないところがよかった。主人公が過去から決別した理由は最後まではっきりと語られていないが、だからこそラスト・シーンの不安定な余韻が生きる。全ての過去の決着はついたが、妻も息子もすでに暴力の世界にいた主人公を知ってしまっているし、息子も暴力に目覚めて、妻が階段での荒々しいセックスを受け入れてしまった以上、このまま平和な家族を皆で演じるていくのか?それとも過去が明らかになった主人公を拒絶するのか?
名作「ゴッドファーザー」に主人公たちは、暗黒の組織に身を置いてビジネスとしての殺人は容赦なく行いながら、厚かましいほど家族愛に満ちていたが、やはり嘘臭い感じがしないでもない。本作の方が主人公が過去の暴力の世界と現在の家族との関係の間で悩む姿をリアルに描けていると思う。(主人公が暴力の世界から遠ざかってから長いわりにはあまりに強すぎるが)
主人公の妻役のマリア・ベロは「パイバック」「サンキュー・スモーキング」「ワールド・トレード・センター」と最近話題作への出演が続いている注目の女優さんですが、この映画ではベッド・シーンも含めて頑張っています。ヴィゴ・モーテンセンとエド・ハリスは相変わらずの存在感です。ただウィリアム・ハートのアカデミー賞のノミネートは「こんな役なのによくがんばった」という同情票のような気もします。
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[ Blu-ray ]
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トレーニング デイ [Blu-ray]
・デンゼル・ワシントン ・イーサン・ホーク ・スコット・グレン ・トム・ベレンジャー ・クリフ・カーティス
【ワーナー・ホーム・ビデオ】
発売日: 2006-11-23
参考価格: 3,980 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,329円〜
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・デンゼル・ワシントン ・イーサン・ホーク ・スコット・グレン ・トム・ベレンジャー ・クリフ・カーティス
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カスタマー平均評価: 3.5
うーん・・・ 内容は面白いです。かなりハードコアなハードボイルドなので女性を含め万人にはオススメしがたい内容ではありますが・・・
デンゼルの悪徳っぷりが迫力満点で、ふざけたことを言っているのに妙に説得力があります。この人抜きにこの映画は成り立たなかったと思わせる演技でした。
デンゼルばかりが注目されますが、イーサンの演技もかなり光るものがあります。
引きつった笑顔や苦笑い、デンゼルに対しての話し方など、心の中で葛藤をしている新人を演出しており、なかなかに難しい役どころを演じており感心しました。(むしろイーサンの方がゴールデングローブ賞ものなのでは?と思うくらい)
ハリウッド映画にしては珍しく、最期に救いは無く後味は悪いです。
ですが満足感は高いと思います。
画質はDVDよりマシな程度ですし音質も手抜きでは?と思わせる内容でした。
パッケージングに対する不満がありますので☆4とします。
話は変わりますが、ちょい役で出ていたトム・ベレンジャーはマニアは喜んだかもしれませんw
一筋縄ではいかない内容の映画を観たい人に是非オススメしたい映画ですね。
綺麗です DVD版もWOWOW版も何度も観ていますが
ブルーレイは凄く綺麗です。光の加減や色合い、鮮明さばっちりです。
ここまで綺麗だと文句なしですね。
音も程よく良い。
コレクションには最高です。
悪徳警官もの シンプルに纏まっていてあまり飽きのこない展開なので
万人の鑑賞に耐える作品だと思います。
ただ非常に陰険と言うか、ドス黒い物語なので嫌いな人は大嫌いな作品かも。
いわゆる完全に正義の人間は出てきませんので。後味は確実に悪いです。
スッキリはしません。おめぇ、なんだかんだ言って自分の命が惜しいだけだろという。
しかし、アメリカ人って本当にロシア人が怖いのか、本当にロシアマフィアが凶悪なのか
最後のシーンは別の映画の如く激しいもので・・・。ハラショー!
BDとしては特に可も無く不可もなく、自然に体験できるハイビジョン品質ですね。
Movie: 4/5 Picture Quality: 3.5?4.5/5 Sound Quality: 3.5/5 Extras: 2.5/5 Version: E.U
VC-1 BD-25
Running time: 2:02:02 (h:m:s)
Movie size: 18,353,264,640 bytes
Disc size: 21,500,017,192 bytes
Average Video Bit Rate: 16.42 Mbps
DD AC3 5.1 640Kbps
HD DVD features Dolby True HD 16-bit audio
何の為のBlu-ray版? 仕様がダメですね。私は先行発売したHD-DVD版を購入したのですが、こちらの音声仕様は、ドルビーTRUE HDとドルビーデジタルプラスという、いわゆる「次世代音声」で収録されています。ところが、大容量が売り(のはず)のBD版は普通のドルビーデジタルのみの収録です。(ちなみに北米版は高音質の非圧縮、リニアPCMが収録されていますが)この仕様の差は何なのでしょうか?とくに日本では私のようにHD-DVDプレーヤーも持っている人は稀であり(笑)、多くの方はBDのみ再生出来る環境の方がほとんどだと思うので、この仕様の差は(?)と言わざるを得ません。しかも、画質も微妙にHD-DVD版より劣ります。(BD版は1層25Gで収録、HD-DVD版は2層30Gで収録されている為の差?らしいです)
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[ DVD ]
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コレクター [DVD]
・テレンス・スタンプ ・サマンサ・エッガー ・モナ・ウォッシュボーン
【ソニー・ピクチャーズエンタテインメント】
発売日: 2005-09-28
参考価格: 2,000 円(税込)
販売価格: 品切れ中
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・テレンス・スタンプ ・サマンサ・エッガー ・モナ・ウォッシュボーン ・ジョン・コーン ・スタンリー・マン
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カスタマー平均評価: 5
次は誰? 私はもともと「蝶の収集」が怖い。野原を自由に飛びまわっていた蝶を、捕まえて、ビンにいれて窒息させて、その後ピンでとめて、命が無くなった彼らをガラスケースに陳列して眺める。なぜか男性に多い。
この映画のスタンプさんも蝶を収集して、眺めていたのだけれど、ターゲットをヒトの女性にかえてしまった。そのプロセスが有る意味とても自然。この男の厄介なのは女性への興味が性的なものではないことだ。蝶だって全然性的じゃないからその共通性はすごくよく分かる。女性は清く美しく、その清さのまま自分を愛してくれなければ駄目だと言う。浚われた女性の悲劇はこの男の心理を理解しなかったことだ。色仕掛けで迫って失敗するシーンが怖い。このシーンのスタンプの哀しささえ漂わせる演技は見事の一語。
この作品は一見猟奇ものとみせておいて、人間心理の微細な研究映画といえるほどの深さを見せている。若き日に「ローマの休日」を作ったワイラーが晩年なぜこういう映画を撮ったのだろう。もはや男性としての烈しさを失ったはずのワイラーが、この男の心理にあれやこれや、と思いを巡らせている様を想像すると、いや、面白さが倍増します。
テレンス・スタンプの目の演技が凄い! 今ではごく当たり前のように撮られている異常犯罪者のPsycho-Thriller物ではあるが、当時としてはヒッチコックの"サイコ"に次いでこの手では傑作の部類に入る作品である。
兎に角、テレンス・スタンプが惚れ惚れするような名演技。
全くOver-Actする事なく、淡々とその異常っぷりを演ずるのは、アンソニー・パーキンスと対を成す。
サマンサ・エッガーを抱きかかえる後姿は正に、クリストファー・リーのDracula伯爵を髣髴とさせる。
地下室の石段で膝を抱えて座っているその姿は不気味で背筋がぞーっとする。
最近のこの手の作品でやたらRapeし、殺しまくるその残虐な犯罪手口の異常さで見せる犯人役とは違って見事と言えるだろう。
それだけにサマンサがアカデミーにNominateされ、テレンスがNominateされなかったのは"エクソシスト"のリンダ・ブレアが助演賞を受賞できなかったのと同様に良識有るアカデミー協会の抵抗であろうか(カンヌでは男優賞受賞)?
テレンスはこの作品以降、フレディ役が余りにも強烈過ぎて、パッとしなかったが「プリシラ」で(これもトンでもない役だが)完全復活し、最近もそこそこ活躍しているので、今後も頑張って欲しい(スーパーマン2/冒険篇でのゾッド将軍役もカッコ良くて大好きです)。
★4.5個差し上げます。
生々しい演技 内気で思い込みが激しくて劣等感が強く、
自分はあくまで正常だと思っている主人公フレディ
偶然、大金を入手してそれで家を購入。
(ここまでの行動なら常人の範囲)
しか?し恐ろしい事に大胆にも白昼堂々と
女性ミランダを拉致して、自分の城へ監禁・・・。
男の潜在的な願望を異常なまでにエスカレートさせた作品。
公開当時なら映画の世界だから?と思えた内容だけど、
現代なら現実的な事件と類似点があったりして
観ていて生々しく感じられました。
この主人公・・細くて弱々しく見えるけど
獲物を逃してなるものかという執念が強烈。
男の力ってすごいなと思いました。
ワイラー晩年の心理劇の傑作 ジョン・ファウルズの原作をもとにしたサスペンスですが、恐怖より密室での男女の息詰まる心理劇に主眼をおいた傑作です。 蝶オタクの貧しい青年が標本を捕らえるように憧れの美学生を監禁します。悲惨な結末まで全編2人芝居ですが、腹芸を得意とするワイラー監督のじっくり演出と2人の名演で飽きさせません。 なかでもテレンス・スタンプ演じる青年がピカソの画集を「中産階級の茶番だ」と泣いて破り捨てるシーンの迫力!社会に歓迎されなかった人間の苦しさ・哀れさ。同じ監督の「必死の逃亡者」をさらに煮詰めたような人間描写に圧倒されます。 終盤狂気と孤独のなかで息絶えていくヒロイン。その美しさと哀れさに心動かされない男はやはり異常者であったと気づかせる幕切れです。 ゴシックホラーを意識した忌まわしい過去のある館、モーリス・ジャールの(単調だけど)異常で切なく繊細な音楽。お膳立ても完璧です。 今ならリドリー・スコットあたりにリメイクしてもらって見くらべてみたい気も… 決して「楽しい」作品ではありませんが、舞台好きなヒト&男心の影の部分を知りたい女性の方、必見!!!!
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[ DVD ]
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ベーゼ・モア [DVD]
・ラファエラ・アンダーソン ・カレン・バック
【ポニーキャニオン】
発売日: 2001-09-19
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,299円〜
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・ラファエラ・アンダーソン ・カレン・バック
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カスタマー平均評価: 4
ラストは現実的であっけない↓ ラストを映画特有のおもしろさやパンチの効いたものにしてくれたら良かったな。女として二人がレイプにあうシーンは見ていて本当に胸くそが悪くなった。ストーリーはぶっとんでていいかもしんないがもう1回見る気にはならないな、特に。主役の女性二人のレズシーンとかあったら完璧にポルノの分類に入るんだろうな。
エロビデオ版「テルマ&ルイーズ」 ふとしたきっかけで、犯罪に手を染めたポルノ女優と売春婦の二人が出会い、あてのない旅にでる。セックスとドラッグと暴力にまみれ暴走する若い女たちの物語。
見る価値なし。冒頭のレイプシーンが不必要に暴力的で精神衛生上によろしくない。あってもなくてもいいところにセックスシーンがふんだんに盛り込まれていて、エロビデオのセクションにないことのほうが不思議。「食事のシーンは本物の食べ物を食べるでしょ?本当のセックスシーンを使って何が悪いの」と言い切る製作者側のレベルの低さが映像に反映しているしょうもない映画。そんなことだから、演技力もない売れないポルノ女優しか出演してくれないのです。
原作者も製作に加わっているのに、「暴力を描いた問題作」ではなく、ただのエログロの安いポルノ映画に終わってしまったことは非常に残念。何だかんだと理由をつけて、話題性だけを狙って撮る監督と、タランティーノの違いがここにあるといった感じ。
唯一の見所は、照明。低コストの映画で、安さを全く感じさせない照明の技術はすばらしい。が、それだけのために映画を見るというのも哀しい。フランスには、陽の目を見ない秀作がいくらでもあるのに、こういう作品が選ばれてDVDになる商業主義の世の中には、ウンザリです。
女性ってかっこいい!! 出会う前にそれぞれ殺人を犯した女2人が偶然出会い、逃亡する道中、感情のままに人を殺していくというストーリー。似たような作品があったかもしれないが、女が主演でというのは初めて観た気がする。男をまるでゴミのように殺していくシーンは胸がスキっとする。あの2人みたいにキレた生き方はできないが、憧れてしまう部分があった。DVDを購入したが値段くらいの(それ以上?)の価値はある!!
若き二人、名演技に喝采。 これを観て思い出すのは、やはり「俺たちに明日はない」だ。女性二人という意味からは「テルマ・アンド・ルイーズ」とどうしても比較したくなるが、出演女優の大きさや知名度からすれば、雲泥の差がある事を認めざるを得ない。「反社会性」という観点から言えば、こちらに軍配は上がるだろう。よくも悪くもその点がこの作品の特徴ではないか。作品の知名度があがらない、あげられない理由ともなっているだろう。坂道を転がりだしてしまった二人は、時と共に勢い付き、もう自分たちでも止められない事を悟る。そのころ観る側も終わり方を思い巡らし始める。これは観る側の楽しみ。
最高級のピンク映画 別々な形でパートナーを失った二人の女が偶然出会い、二人で旅を続ける。 その旅の途中で自分達の欲望のため、殺人を続けていく。(復讐だとか社会への反発だとかそうした言い訳は一切しない) 殺されるのは、偶然通りかかった人とか、子供のいる父親とか、何の罪もない、彼女たちには何の関係もない平凡な市民ばかりだ。 だが、そうした彼女たちに共感をもたせることにこの映画は成功してしまった。 それゆえ、この映画は危険な映画であり、フランスやオーストラリアで上映禁止になったのも故がないわけではない。 この映画の本質的な反社会性ゆえに、この映画はメジャーなものとならないだろう。それが、この映画を最上のピンク映画と同等のものにしているのだ。
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[ DVD ]
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シークレットポワゾン ~ヘア無修正版~ [DVD]
・ヴィンチェンツォ・ペルーソ ・ジュリアーナ・ジェンマ
【ハピネット・ピクチャーズ】
発売日: 2002-03-25
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,990 円(税込)
( 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 )
中古価格: 3,300円〜
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・ヴィンチェンツォ・ペルーソ ・ジュリアーナ・ジェンマ
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カスタマー平均評価: 0
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[ Blu-ray ]
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ソウ4 [Blu-ray]
・コスタス・マンディラー ・トビン・ベル ・スコット・パターソン
【ソニー・ピクチャーズエンタテインメント】
発売日: 2009-03-19
参考価格: 4,980 円(税込)
販売価格: 3,984 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,300円〜
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・コスタス・マンディラー ・トビン・ベル ・スコット・パターソン
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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オルガ・キュリレンコ 慰めと報酬 [DVD]
・オルガ・キュリレンコ
【タキ・コーポレーション】
発売日: 2009-04-03
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 4,311 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,300円〜
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・オルガ・キュリレンコ
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カスタマー平均評価: 5
これは。。。 このタイトルどこかできいたようなタイトルですが、、オルガがストリッパー役で
脱ぎ&セクシー満載であれば早く見てみたい。
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[ Blu-ray ]
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シリアナ [Blu-ray]
・ジョージ・クルーニー ・マット・デイモン ・ジェフリー・ライト ・クリス・クーパー ・ウィリアム・ハート
【ワーナー・ホーム・ビデオ】
発売日: 2006-11-23
参考価格: 3,980 円(税込)
販売価格: 3,941 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,300円〜
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・ジョージ・クルーニー ・マット・デイモン ・ジェフリー・ライト ・クリス・クーパー ・ウィリアム・ハート ・スティーブン・ギャガン
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カスタマー平均評価: 4
Movie : 4/5 Picture Quality : 3/5 Sound Quality : 3.5/5 Version: U.S.A
Video Codec: VC-1
Running time: 2:07:44
Disc Size: 15,828,695,040
Movie Size: 19,739,399,356
Average Video Bit Rate: 13.94 Mbps
予備知識が必要かも ジョージ・クルーニーが賞を獲った映画として見ても、満足がゆく。
ところが、映画全体の進行を楽しもうとすると、予備知識が必要かも。
予備知識とは、石油利権に関する難しいトピックではなく
CIA工作員・ボブ、またアメリカの巨大石油会社2社の合併のために働く辣腕(らつわん)弁護士ベネット、エネルギー商社に勤める新進気鋭のアナリスト、ブライアンが反米派の王子の相談役という立場を取っている事。最後に、母国を離れて油田で働くもリストラに遭い、イスラム原理主義に結果的に傾倒してテロリストになる青年。
一見ばらばらのポジションにいる人々が、実は広い地球上では一つに繋がっている・・・。役者個々の熱演はもちろん、テンポ良く進んでいくストーリー展開は、絶品だと思う。
逆の見方をすると、予備知識を得て後も「繰り返し鑑賞できる」作品。完成度が高い証(あかし)かもしれない。
映画としてみると 映画館で一回だけ見るにはちょっときついかも知れません。
初回の視聴では、登場人物が把握し辛かったり、
相関図が構築できなかったりすると思います。ラストも
人によっては あッ えッ って消化不良を起こすかもしれません。
それと、変に俳優がいいのでその点で何か期待しつつ見るのがいけないのかな?
(演技は完璧ですけど。)
しかし、劇中では身近な資源である石油が大きな利権と国策に利用され、
人命など小さく扱われています。そのことが、逆に命の尊さを強調して
いるようで、なかなか考えさせられてよかったと思います。
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[ DVD ]
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ショー・ガール プレミアム・エディション [DVD]
・エリザベス・バークレー ・カイル・マクラクラン ・ジーナ・ガーション ・グレン・プラマー ・ロバート・ダヴィ
【紀伊國屋書店】
発売日: 2006-02-25
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 4,311 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,300円〜
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・エリザベス・バークレー ・カイル・マクラクラン ・ジーナ・ガーション ・グレン・プラマー ・ロバート・ダヴィ ・ジョー・エスターハス
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カスタマー平均評価: 4
悪徳にまみれたラスベガスショービズ界 しかし本編は清新な青春譚です 再評価の兆しあり! これでもかとばかりに女性の裸が所狭しと画面を埋め尽くし、醜悪なショービズ界の裏舞台が戯画的なまでに描かれ、根性悪そうなE.バークレーがそんな地獄のラスベガスをダンテの『神曲』のように渡り歩いていく…。バーホーベン監督がそのオランダ時代の露悪的な性向を全開にし、全米ラズベリーアワード主要6部門を独占するという快挙を成し遂げ、制作会社カロルコも倒産して、もう映画史に残る大愚作というレッテルがあった作品です。しかし私自身の長年の率直な感想は「飾り物でない、生身の女性のバイタリティが描かれていて晴れやかだ」でした。欲得、ドラッグ、裏切りと妥協が横溢するショービズ界の悪徳の中を清新に疾走する若さ、胆力、女体の乱舞。青春の残酷さと、地獄巡りの果てにつかんだ「かけがえのない自分」。同じくJ.エスターハスが脚本を書いた『フラッシュダンス』と比べると確かに下劣で身も蓋もない感じの映画ですが「青春のきらめき」を描いたという基本路線は一緒。というよりもJ.ビールス演じるアレックスが本来体験しなければならなかったであろう地獄図をストレートに描き、それでいて清新な感触を失っていないのですから本物の輝きです。再評価されてしかるべきです。
なぜあれほどまでに本作が酷評されていたかというと、制作のマリオ=カサールが金で横っ面を叩くような強引なやり方で諸映画を作りハリウッドの失笑と反感を買っていたという面が大きいのでしょう。今となっては本作はP.バーホーベンの代表作と考えても良いくらいの力作であったと思えますし、余りの酷評に一時失踪していたE.バークレーは見事に立ち直ってかつて以上に綺麗な姿を見せてくれます。まるで映画の結末でノエミがたどった道筋のように。鍛えられた女体群は全然いやらしいとは思えず、女性達の生きるバイタリティを感じさせます。監督は実は女性賛歌の映像作家でもあったのです。
ノエミはあなたです、バークレー! 「ノエミ役を演れるのは私しかいない!」 その言葉通り、体当たりで主役を努めたエリザベス・バークレー。氷の微笑の同監督作だけに、シャロン・ストーンのようなスターダムへと駆け上がるのかと思いきや… いや、彼女は決して悪くなかった。まず、肝心のダンス(振付)がダサかった。そして、そのダンスに使われる音楽もダサかった。プールでのセックスシーンもダサかった。ベガスのショーも安っぽくてダサかった…結局、ほとんどダサかった。あんなにカラダ張って演じたバークレーは賭ける作品間違えたよ。可哀相すぎる…。
女同士のドロドロは、世界共通なんですね 過激なセックス描写(だけ)が、評判になり、公開当時は、かなりの話題となっていましたが、
実際に観てみると、ストーリーはもっとドロドロとした『スポ根もの』といった感じ。
ポール・ヴァーホーヴェン監督らしいちゃあ、らしいかな。
最後のオチと、スリムになったカイル・マクラクランにちょっとだけおまけの評価。
ラスベガスという、ちょっと常識では考えられない空間でも、世俗的で下世話な人々が生活している
シビアな場所でしかないんだという所が、何かやり切れなさを煽ります。
ま、もともとヤ○ザが作ったギャンブルの街だもんね。
「トータル・リコール」の見事なリメイク 観て驚いた。「トータル・リコール」そっくりだからだ。
作家の映画という事だろうが、ラスベガス=火星、シュワルツネッガーの役をエリザベス・バークレーに置き換えればいい。荒廃した、道義も退廃した世界で、その退廃と戯れながら、泳ぎきってゆく主人公は実に魅力的だ。ヴァーホーヴェンは公娼制のオランダの出身なだけにセックスを売り物にする主人公をむしろ賞賛する姿勢で描いている。これが実に心地よい。こういう描写はアメリカ人には出来ない。ラジー賞がその答えだろうし、その授賞式に現れたヴァーホーヴェンの悪意もまた凄いもんではないか。
飯島愛の「プラトニック・セックス」の映画化はヴァーホーヴェンにやってほしかった。
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