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[ DVD ]
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ストリッパー・コップ [DVD]
・キラ・リード ・ラリー・ガンド ・ジル・ディロン
【ポニーキャニオン】
発売日: 2002-04-17
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,272円〜
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・キラ・リード ・ラリー・ガンド ・ジル・ディロン ・マイケル・ポール・ジェラード
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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溝の中の月 [DVD]
・ジェラール・ドパルデュー ・ナスターシャ・キンスキー ・ヴィクトリア・アブリル
【エスピーオー】
発売日: 2004-06-04
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 5,040 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,160円〜
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・ジェラール・ドパルデュー ・ナスターシャ・キンスキー ・ヴィクトリア・アブリル ・ジャン=ジャック・ベネックス
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カスタマー平均評価: 4.5
かつて時代を照らした美貌 内容は「だからフランス映画は嫌いなんだよ!」とイライラするほど訳が分かりません。これでナスターシャ・キンスキーが出演しておらなかったらば、いったい何が悲しくて意味不明のストーリーとジェラール・ドパルデューの顔にえんえん付き合わなくてはならないのかと、とか言うとジャン=ジャック・ベネックス監督ファンに石を投げられるか。
ナスターシャ・キンスキーが大変に美しいです。アメリカ映画に出演して浮いているよりは、こういう訳の分からないおフランス映画で場の雰囲気にハマっていた方が女優としてはまだ幸福だったのではなかろうか、と改めて。美貌の最盛期に引っ張りだこになりながら、主演した映画が短時間で次々とコケていった女優さんです。コケ映画でもファンには貴重です。
私は彼女が感情移入の素晴らしい女優であることは疑っていませんが、演技が上手いのかどうかは今の今まで謎で、今回この映画を見ても謎のままでした。見ていてひとつ発見したのは、ナスターシャ・キンスキーはそれはそれは美しい顔の造作をしているけれど、感情によって顔の表情に変化が起きると夜叉顔というか醜貌に近くなるんですね。どんな表情も繊細で美しい、というタイプの女優さんではなかった。美から醜に揺れ動く危うい美貌もまた彼女の魅力ではあったと思うのですが、メジャー女優としては寿命を保てなかった理由もなんとなく分かります。結局、容貌魁偉の狂気の天才として加齢してなおカリスマ度を増加させていった父(クラウス・キンスキー)を彼女は超えなかったんだなー、とやや寂しく感じましたが、女優と男優は存在原理が違うんですね。ナスキンファンは必見。
吸い込まれる魅惑的な世界 ベネックス監督の映画は魅惑的。で、これは自分の映画史上最高の映画。キャストがドえらいハマッておる。ジェラールドパルデュー演じる港湾労働者、本当、普通じゃなくかっこよい。ナスターシャキンスキー演じるロレッタ。クリスチャン・ディオール羽織って、度肝ぬく程に本当、普通じゃなく綺麗。ある意味好対照な男と女。映像は失神ものの繊細な迫力で本当ひとつの世界。何処にもない港町、素敵ですよね。こんな映画また観てみたいですよね。
ストーリーが良く分からないところもあったが・・・ ジャン=ジャック・ベネックス監督のデビュー作「ディーバ」に比べるとストーリーが今一つでしたが、ナスターシャ・キンスキーの衣装やマニュキアの色、赤いスポーツカーなど、この監督の色彩感覚は流石です。特に、ドパリュデューとキンスキーが抱き合うバックに満月が輝いているシーンは綺麗でした。あまりスートリーを気にしないで、見た方が良い映画です。
ズバッと切れる美貌 ナスターシャ・キンスキー 真赤なドレス姿のナスターシャ・キンスキーが印象に残ります。全体に暗い印象の映画ですが、神秘的なナスターシャ・キンスキーの美貌が大爆発しています。作品の内容では「恋の病い」の方が上だと思いますが、ナスターシャ・キンスキーのズバッと切れる美貌をご覧になりたい方にはこちらをお勧めします。 神秘的で挑発的。こういう女を演じさせれば、ナスターシャ・キンスキーの右に出る女優はいません。
10年?20年後の評価が楽しみ この作品は時が立つにつれ カルト化する雰囲気を持っている。
全編に漂う泥臭さと 絵画のような美しさの同居
見る側も 好きか嫌いかの二極だろう。
何を表現したいのかは よく解らない映画だ
ベネックスが 映像美に執着した作品です。
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[ Blu-ray ]
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ガタカ [Blu-ray]
・イーサン・ホーク ・ユマ・サーマン ・ジュード・ロウ
【ソニー・ピクチャーズエンタテインメント】
発売日: 2008-03-19
参考価格: 4,980 円(税込)
販売価格: 3,835 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,259円〜
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・イーサン・ホーク ・ユマ・サーマン ・ジュード・ロウ
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カスタマー平均評価: 5
絶望か希望か? ビール片手でリビングで大人数で見ていて、終了後の感想が二分したのが印象に残っている。この映画を見てほろ苦さを感じたのは、自己決定の限界を今更思い知らされたからだろう。逆に、この映画を見て逆説的にエンカレッジされたのは、すでに誰もが能力不足と自覚して久しいからだろう。U・ベックのリスク社会論は楽観しているが、人間が器質的にリスク評価される時代がすぐそこまできている。だが、それが不幸なのかは誰にもわからない。すでに、例証をあげるまでもなく、能力がある人間が良い給料と尊敬される職業に就くという神話は崩壊している。それでも米国的な努力(アメリカン・ドリーム)が成功に結びつくという神話の、ぎりぎりの現代版がこの映画なのかも。
ある遺伝学の先生がこの映画を推薦していた。だが、幸福を問うとき、優秀な遺伝子を受け継いでいることに、どれほどの説明力を持たせるかは社会的に決定されるべきだ。われわれは、自分の遺伝子がどうであれ、愚直に今を生きていくしかない。この映画は、少なくとも近未来の障害、業績主義、リスク社会等を考える時の参考にはなる。古くて新しい自己決定権の問題が主題化されている。
ピュアでせつない、計画的犯行 DNAで、未来が限定されてしまう世界。その世界では、主人公と共犯者がやっていることは犯罪です。二人は、クールに、淡々と計画を進めていきます。
しかし、そこには痛々しいほどのピュアさと、哀しくもせつない想いが潜んでいます。ラストは、なぜそこまで…という衝撃が待っています。
もしかしたら、共犯者の行動は理解できないかも知れません。でも、理解しようと試みることが、この映画に対する評価を左右する肝になるのではないかと思います。
普遍的なテーマ 色々と考えさせられる映画。主要人物3人ともなんらかの障害を持っていることで将来の選択肢が限られている。だがイーサン・ホーク演じる主人公は諦めない。宇宙飛行士になるために血の滲むような努力を続ける彼の姿は素晴らしい。 “不適正者”にだって夢を持つ権利はある。そんな彼に希望を託し応援する人達。旅立つ直前の検査時のドクターの粋な計らいにホロリとくる。 そして主人公の為に尽くし続ける遺伝子提供者役のジュード・ロウの演技も秀逸。完璧な遺伝子を持ちながらもままならぬ人生を送るこの役が、物語に深みを与えている。ラストが切ない。
G、A、T、C。 カーセックスという自然受精?でこの世に生を受けたヴィンセント(イーサン・ホーク)は、推定寿命32歳の不適合者。遺伝子操作で優勢遺伝子のみを受け継いだ弟や適合者から差別されて育ったヴィンセントは、ジェローム・モロー(ジュード・ロウ)という元アスリートの力を借り適合者=エリートになりすまして宇宙飛行士を目指すのだが・・・。
遺伝子操作技術の進んだ近未来では、生態認証による検問がいたる所で行われる。その網をかいくぐるために、ジェロームの毛髪や皮膚、血液や尿を使ってカモフラージュするのだが、プロスポーツ選手のドーピングチェックにも応用できそうなあの手この手の替玉作戦は、まるでクライムサスペンスを見ているようなドキドキ感がある。不適合者としての存在をこそぎ落とすように、カプセルの中で自分の皮膚をゴシゴシとこするヴィンセントの姿が痛々しい。
『Gガール』や『キル・ビル』における破壊的なヒロイン役もなかなかだったが、美しいブロンドをきっちりとアップで持ち上げて、かっちりとしたコンサバスーツに身をつつんだクール・ビューティ、ユマ・サーマンの存在も見逃せない。そして映画にしつこいほど挿入されるスペース・メランコリックなBGMは、マイケル・ナイマンならではのリリシズムを映画から引き出すことに成功している。
ガタカ(DNA構成要素の頭文字を組み合わせた造語)と呼ばれる宇宙センターで起きたある事件の容疑者として疑われるヴィンセント。他人になりすましてまで脱出したかった地球だが、その事件を通じて知り合った人々との友情や愛情を生まれてはじめて経験したヴィンセントは、やはり地球に生きて戻りたいとせつに願うのだ。映像、脚本、役者そして音楽。すべての要素において平均点を上回る本作品には5ツ星と呼ぶにふさわしいクオリティの高さを感じる。
Movie: 4.25/5 Picture Quality: 3.75?4.25/5 Sound Quality: 4/5 Extras: 3.5/5 Version: U.S.A
AVC
1:46:27
34,158,508,032
41,118,319,063
Average Video Bit Rate: 26.14 Mbps
Dolby TrueHD 5.1 4018Kbps (48kHz/24-bit)
Picture Quality suffers due to some notorious Edge Enhancement in certain spots.
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[ DVD ]
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太陽がいっぱい [DVD]
・アラン・ドロン ・マリー・ラフォレ ・モーリス・ロネ
【パイオニアLDC】
発売日: 2002-10-25
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,607円〜
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・アラン・ドロン ・マリー・ラフォレ ・モーリス・ロネ ・ルネ・クレマン
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カスタマー平均評価: 5
混乱を少し減らせばもっとハラハラする 途中 トムが、フィリップ演じているのか 、トム自身なのか、混乱したが、
ラストまでは一気に見せた。
1960年にこの完成度、アランドロンも魅力もあるが、音楽は切なく、胸を締め付ける
上記の混乱を防ぐために、服装でさらにメリハリを付けて欲しかった。バリッとしたスーツや、白い靴などは出てくるものの。さらに
トム・リプリー 質素な服(ジーパンなど)
フィリップ スーツ・ヒゲなど・白い靴
結局 二人も殺すはめになるが、もっと緻密に彼は振る舞うべきだった。
両方の顔見知りがいる場所なので、かなり無理がある。
見ていてそりゃ無理だろと思うところもあった。
新天地で、他人になりすましていれば、いいのに・・
古典的な映画なので、甘めな評価
魅力的なストーリーと風光美 トムは金持ちのフィリップを殺す。ヨットに二人だけでいるときの犯罪だから、だれにも見られていない。彼に成りすましたトムは、遺産を婚約者のマルジュに残すなど、いろいろと工作してから、彼が自殺したと見せかける。そしてマルジュと結婚して遺産も手に入れる。うまい筋書きだ。アラン・ドロンとモーリス・ロネ、そしてマリー・ラフォレの競演をたのしむ作品。
フィリップに化けてからはアリバイ工作にはげむ。途中で警察が話を聞きにくるが、映画では警察の追及はほとんど描かれていない。トムの犯罪はもともと計画性がなかった。隠蔽工作も行き当たりばったりで、最終的に御用になるわけだが、捜査の網がしぼられた結果ではなく、犯罪映画につきものの緊迫感はとぼしい。
預金の引き出し等のストーリーの運びも、その場の状況に応じてなんとなくうまくいったみたいで、ご都合主義とは言わないが、説得的とはいえなかった。
太陽がいっぱい 監督は「禁じられた遊び」などで有名なルネ・クレマンですが この映画タッチが良い
この映画は一人の孤独な少年の愛情を描いています 友人に恋をし刺し殺したことで
違う自分を創る 巧みな脚本が見事ですねラストの海に死体が上がってくる場面が
この少年の最後を予告したものでしょうね ということでアラン・ドロンの演技も良かった
極上のシネマ 専門的な話はさておき、惚れ惚れしちゃいますね。とにかく。
A・ドロンは、序盤よりも中盤あたりから次第にセクシーさや、
スマートさが増していっていると思います。 とても粋ですね。
イタリアの街や海も本当に美しいと思います。 ちょっと寂びれ
た感じのホテルなどが枯れた味わいがあり、却って上品に映り
ました。
そうしたビジュアル的な美しさとは対照的に、物語の進行と共に
崩壊の道を辿って行くという悲哀感が、なんだか残酷です。
タバコを銜えながら顔をタオルで拭くシーンは、同性の私から観
てもシビれます。
全てを露にする真夏の太陽 マット・デイモンの『リプリー』を見る前にこっちを観るべき。
貧しい青年が、金持ちを殺し自分が本人になりすます。そして恋人を奪い取る。
こう書くとグロイが、そこに至る過程が共感ゼロなわけではない。
贅沢三昧の暮らし、魅力的な恋人。
自分には手の届かないものを相手は当たり前のようにもっていて、それは目の前でさらされる主人公。
なぜ自分はこの生活を手にできないのか?
憧れ、屈折した嫉妬、そして焦燥感はを次第に募らせていく過程は哀しい人間の本性。
アラン・ドロンはその哀愁を上手く伝えていた気がする。高級スーツをまとってもどこか成金さを漂わせているのもメッセージ性が強い。
ナポリの降り注ぐような太陽と、
アラン・ドロンの目の覚めるような美しさが強烈に目に焼きついて離れない。
名作っていうのは40年以上たっても未だ新鮮らしい。
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[ DVD ]
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チャイナ・シンドローム [DVD]
・ジェーン・フォンダ ・ジャック・レモン ・マイケル・ダグラス
【ソニー・ピクチャーズエンタテインメント】
発売日: 2006-02-01
参考価格: 1,481 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,252円〜
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・ジェーン・フォンダ ・ジャック・レモン ・マイケル・ダグラス
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カスタマー平均評価: 4.5
Suspense物としても及第点の社会派Dramaの佳作 ジェーン・フォンダ、ジャック・レモン、マイケル・ダグラスという三大スター(但し、マイケルは当時Producerとしては一級だが、役者としては駆出し)共演の原発事故を扱ったSuspense-Touchの社会派作品である。
こう書くと、お堅いStoryかと思われてしまうが、原発事故をキッカケに、操業を休止して再点検が必要だと訴える技術者と、金の事しか考えていない電力会社?の経営陣との対決にNewscaster&Cameramanが絡んでくる、中々見応えの有る娯楽作品に仕上がっています。
私は28年前にRoad-Show公開で鑑賞しました。
当時は原発事故や核など余り身近でもなかった故に、物語の怖さを感じなかったのですが、久々に観てみると、北朝鮮の核実験が如何に暴挙であるかがよく理解できます。
ジャック・レモンのControl-Room内での鬼気迫る演技も見応えありますし、マイケルのこの頃からのOver Actも良い意味流石です。
ジェーンはよく見ると少し、New-Halfっぽいですね。この頃からWork-Outで体を鍛え始めていたはずです。
End-Titleでは全く音楽が流れません。思わずVolumeを上げて確認してしまいましたよ。
環境の活動をして社会と戦う勇気がもらえます。 ジェーンフォンダという女優に興味があって観て見たのですが、
市民運動してた人だから、もっと神経質で生真面目な感じの人
なのとか思ってましたが(偏見?)、実際は結構ゴージャス
ないわゆる女優タイプで驚きました。
原発についてで結構難しく、疲れるのかと思いきや、ストーリーが
わかりやすく、展開の読めずテンポもよく、エンターテインメントとしても、十分
楽しめる内容でした。
印象てしては、80年代の環境運動は今よりずっと反体制的で社会の認知も低く
ある意味ドンキホーテのような活動を強いられていたのかと思いました。
勇気がもらえます。
現実を予見した映画ですが・・・ 主演のJ・レモンはカンヌ映画祭主演男優賞に輝く熱演、当時は超売れっ子反体制知性派女優のJ・フォンダ、これ以降の役者としての大活躍などまるで予想できなかったM・ダグラスと出演陣は豪華でしたがその内容の重たさから日本では直に公開が打ち切られたました。全米公開直後スリーマイル島の原子力発電所事故が映画さながらに起こったため、現実を予見した映画としてもてはやされましたが、実際のところ事故そのものの怖さを考えると、映画の内容はかすんでしまいます。
冒頭に流れるS・ビショップの軽快なテーマソング以外、劇中に音楽は挿入されず、ドキュメンタリー調を意識したのかもしれませんが、逆にサスペンスとしての盛り上がりにかけ、画面に感情移入しにくい雰囲気をつくってしまい、そのことが結果としてパブリッシティを欠くことに
なったような気がします。
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[ DVD ]
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蛇の卵 (特別編) [DVD]
・リヴ・ウルマン ・デイビッド・キャラダイン ・ゲルト・フレーべ
【20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン】
発売日: 2008-06-27
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,990 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・リヴ・ウルマン ・デイビッド・キャラダイン ・ゲルト・フレーべ
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カスタマー平均評価: 4.5
邪悪なるものの感染、潜伏期間。 中が透けて見えるという蛇の卵。
邪悪なるものが生れる前兆を、徐々に狂い始める社会に怯える主人公を通して伝えています。
この主人公の言いようのない怯えの演技、、人体実験をする博士、、つまり、、邪悪なる心と思想が、知らない間に人々の意識の中に入り込み、、、そしてその邪悪なる心と思想に影響された同類が、知らない間に自然に増殖してゆく、、、。
その言いようのない恐ろしさが、、伝わります。
映画の最後の方で、ヒトラーのナチ隆起失敗というニュースをドイツ人の警察が、主人公に伝え、ドイツ民主主義を甘く見たな。。とつぶやきますが、、、主人公はそんな、正義の勝利のニュースにも不安を感じ、姿をくらまします。。。
ナチの隆起失敗は、悪もまだまだ胎児で、、、たまたま、陣痛は始まっているのに誕生が少し遅れただけだからです。、、その後世界がどうなったかは、我々の知るところですね。。
得体の知れない、人の心を奪う病気が知らず知らずのうちに、感染し、潜伏していく、、、そんな、恐怖と不安の演技が素晴らしいです。
病気なら、ワクチンを開発すればいいのでしょうけれど、邪悪な心や思想に対してはワクチンなどありえない、、というところが、とても怖いですね。。。。
物事は起こってからでないと語れず、そして歴史は後からしか知ることしかできませんが、、、この映画は起こる前の、「感覚」を我々に感じさせてくれます。
この映画、見ている最中に、不安を感じたり、違和感や、異常感を感じていましたが、それが、なんに対しての不安や違和感や異常感なのかは、なかなか分かりませんでした。。終盤においてようやく、なんに対してなのかが分かり始めたのですが、、、そういう意味でも、、非常にリアルです。。。
つまり、世の中が狂い始める時ってきっと、なんか変、違和感があるって思いながら、原因がつかめないんだろうな、、、って思うからです。。
この監督じゃないと創れないでしょうね。。
ちなみに、、、この映画オールセットらしいです。。。
じっくり、時間をかけて理解したい。それが、ベルイマン作品。 戦争を扱った映画は、
あまり好きではありません。
でも、ベルイマンの作品だけは別です。
ことに「蛇の卵」は秀逸。
戦争やヒトラーへの憎悪を超え、
歴史を後から見ることしかできない不気味に
衝撃を覚えました。
時は1920年代、ベルリンの冬。
人々は時代の空気に怪物(=ヒトラー)の予兆を感じ取っている。
まるで薄い殻の中にうごめく、邪悪な生命を感じるように。
暗く、濡れた鋪道、不安を押し殺した無表情な群集。
絶望の気配が、ベルリンという街の映像から、深々と伝わってきます。
主人公アベルを演じるディビッド・キャラダイン。
この俳優の「怯え」の演技が素晴らしく、
その見えない恐怖に伝染していく恋人マヌエラのリブ・ウルマンもまた良かった。
当初、この作品に懐疑的だったウルマンは、
後年改めて観て、その素晴らしさに感激したと語っていました。
やはりベルイマンの映画は、
ただ見たいからという理由だけでなく、
見ておかなければならないという気持ちにさせる何かがあります。
同じく劇場未公開の「恥」「狼の時刻」とあわせて、
単品化を心待ちにしていた1本です。
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[ DVD ]
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ジェラシー<デラックス・エディション> [DVD]
・アート・ガーファンクル; テレサ・ラッセル; ハーヴェイ・カイテル
【ビデオメーカー】
発売日: 2006-03-24
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,990 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,200円〜
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・アート・ガーファンクル ・ テレサ・ラッセル ・ ハーヴェイ・カイテル
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カスタマー平均評価: 4.5
美しい映像とテレサ・ラッセルが魅力的 自由奔放で結婚にとらわれず男を愛するミレーナ(テレサ・ラッセル)と彼女を独り占めにしたいアレックス(アート・ガーファンクル)の感情のすれ違い(BAD TIMING)を見事に描いた傑作。二人の男女の心と同調するかのように二人の関係を描いたシーンの時間や場所の順序を敢えてバラバラにして構成し、その一つひとつを繋ぎ合わせる役を刑事(ハーベイ・カイテル)が担うといった手法を取っている。そのため、すれ違う二人の感情とその背景を観る者はよりミステリアスに感じることができる。
カメラマン出身のニコラス・ローグが監督をしているだけあって、映像が美しい。特にミレーナとアレックスが大学で再会するシーンは秀逸。二人の背景で行き交う人の流れをまるで川の流れのように色という時限まで抽象化し、ミレーナの想いを引き立たせる美しい映像となっている。そして、このシーンはミレーナのアレックスへの想いの吐露に静かに同調するかのようにキース・ジャレットのケルンコンサートの名曲が重なってくる何ともいえないシーンになっている(個人的には最高のラブシーンと思った)。
テレサ・ラッセルとアート・ガーファンクルが体当たりで演じた大胆な官能シーンが織り交ぜられているものの、全編詩的な雰囲気が漂うミステリアスで美しい作品だ(特にテレサ・ラッセルの魅力は最高)。さすが、キネマ旬報のヨーロッパ傑作選に選ばれるだけある作品だ。
ラッセルの太股、ガーファンクルのおでこ。 久しぶりにその官能と妄執の世界に浸りたくて観直してみた。クリムトの装飾絵にトム・ウエッツのむせび泣くような濁声のブルース、強迫観念に駆られるオープニングから愛の迷宮に入り込んでしまうような感覚に捉われる映画だ。
救急車で病院に搬送されるテレサ・ラッセルと訳ありげに付き添うアート・ガーファンクル。以下、映画は自殺未遂を起こした女と彼女への想いが断ち切れない男の愛欲と情動を、時系列を崩しながらミステリアスに追っていく。かなり複雑で凝った構成なのだが、知的性的好奇心が刺激されて、実に見応えがある。
赤裸々な性交、オーガニズム、太股をおっぴろげての挑発、そしてねじくれた倒錯。
ひたすらエロチックにして激情的、時に陶然。人を愛し続ける事への破滅的なまでの過酷さと狂奔さが描かれる。
色情狂で奔放、男たちを虜にさせる魔性の官能と脆弱な精神を持ち合わせたブロンド美人を演じるラッセルが凄い。彼女は今作を機に監督のニコラス・ローグと結婚したが、恋人をこのような形で撮るローグ自身も愛の惑溺者なのだろうか。
折りしも、ローグの「赤い影」と「地球に落ちてきた男」が廉価化再リリースされるが、関心がある方は今作も是非押さえて欲しいアイテムだと思う。
画質、ちょっと厳しいですね 「don’t look now」の次ぎが「bad timing」。ローグの映画は題名もシャレています。愛欲に対する男と女の深い溝。それは、単に時間軸のズレから生じるものなのだ、という男側の実に身勝手な解釈から作られたようなスレ違い男女の物語を描く傑作。アート・ガーファンクルは、全く同テーマを扱ったアメリカン・ニューシネマの代表的一本「愛の狩人」(マイク・ニコルズ監督、ジュールス・ファイファー脚本)を見ての起用であることは明らかで、むしろ同作の先駆性を思い知らされますが、本作の素晴らしさは、やはり撮影監督出身のローグならではの静物・情景を捉えたの美しい映像。しかし、このソフトはやや厳しいです。何となくボンヤリした画調は、明らかにテレシネに際する原盤に問題があったことをうかがわせます。せっかく世界でも初のスコープサイズ・ノートリミング・バージョンだったのに、やはり本国のスタジオでマスターを興したものでないとダメだということでしょう。
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[ DVD ]
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ミス・マープル 船上の殺人 [DVD]
・マーガレット・ラザフォード ・ライオネル・ジェフリーズ
【ワーナー・ホーム・ビデオ】
発売日: 2006-04-07
参考価格: 3,980 円(税込)
販売価格: 3,980 円(税込)
( 通常4〜6日以内に発送 )
中古価格: 3,200円〜
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・マーガレット・ラザフォード ・ライオネル・ジェフリーズ ・デヴィッド・パーサル ・ジャック・セドン
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カスタマー平均評価: 0
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[ Blu-ray ]
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ラスベガスをぶっつぶせ [Blu-ray]
・ケヴィン・スペイシー ・ジム・スタージェス ・ローレンス・フィッシュバーン
【ソニー・ピクチャーズエンタテインメント】
発売日: 2008-10-22
参考価格: 4,980 円(税込)
販売価格: 3,835 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,200円〜
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・ケヴィン・スペイシー ・ジム・スタージェス ・ローレンス・フィッシュバーン
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カスタマー平均評価: 3.5
実話というのは面白いが、、、。 実話ベースというのが面白い。
理系は強いな、いつの時代も。
いきなり、話は変わりますが、
カネ儲けをするなら、カネを観察するのが一番純度が高い。
つまり、
カネを得るために生産や流通など、
他のことをして労力効率を下げるより、
カネそのものを観察したり、扱ったりする方が
遥かに労働効率があがり、儲け額も大きくなる。
もっと分かりやすく言うと
世間一般でいう「職業」は
「カネを稼ぐ」という観点から言えば、
カネを稼ぐために、一度他のことをして、
その対価をカネに換えるので
労働効率が悪いのです。
ただ、利点もあり、職業をもち、
こんな製品を創りたいとか、
こんなサービスをしたいとか、
良い映画を撮って感動させたいとか、
スポーツで人に夢を与えるとか、
そういうふうに、
カネという欲望から、一度離れ、
社会を活性化することが出来るわけです。
元々、カネを観察したり扱ったりする方は、
カネ持ちになりたいというほうのかなり利己的な
欲望の強い方が多いようで、
まあ当たり前ですね。
「カネ」は「純度100%の欲望そのもの」ですから。
話はまた、飛びます。
蒸気機関車は蒸気の圧力で走りますが、
蒸気を得るためには、もの凄い量の薪と水が必要です。
もの凄い量の薪と水=労働によって、
走る=カネが得られる。
人の熱効率を100%とすると、蒸気機関車は3%。
一方で原子力発電は熱効率で言えば98%くらいだそうで、
再利用を考えると100%を越えるようです。
しかし、被爆、放射能漏れなどのリスクも大きい。
カネの話に戻すと、
相場師が10分で30億くらい稼ぐときもあるようで、
しかし、今回のリーマンショックなどで
10分で30億失うこともある。その逆もあるけど。
カネの動向を観察するという純度の高い労働は、
非常にハイリスクハイリターン、
銀行、証券も純度は高い方なのだろうが、
ギャンブル性は低くなる。
さて、本題に戻すと、
もし、ブラックジャックでカウンティングが出来れば、
ギャンブルというものは
極めて純度の高いビジネスということになります。
つまり、株価や相場を常に神のように正確に読める
ということと同義なのでしょう。
不安定で不確定な核融合を
コントロールすることができて、
ハイリスクハイリターンから、
ハイリスクだけを取り除くことができると、、、。
この世の中においては、どんなに綺麗ごとを言っても
カネ=欲望であることに間違いは無いわけで。
ハイリスクが取り除かれると
ギャンブルからギャンブル性を無くして
安全で確実な、しかも、カネに近い純度の高い労働になり、
「安全に欲望を行使できる」という、究極の状態になります。
どうします、そんな状態にあなたが置かれたら?爆
カネによって人生を狂わされた有名人が、
最近多いですが。。
この人達もそうなんでしょう。
理性を働かせているつもりでも、
狂い始めると分からなくなる。
理性を働かせているのに、
有名な占い師を信じてしまう。。とかね。。爆
ホント難しい、理性と感情のバランス。。。
さ、カウンティングは出来ないから、、、
とりあえず、真面目に好きなことを仕事にしながら、、
宝くじでも買うか。。当たる確率は、、、、爆。
変なレビューですみません。
実話ベースというのはいいけれど、
まあ、普通な映画だったかな。
Movie: 3.5/5 Picture Quality: 4?5/5 Sound Quality: 4/5 Extras: 2.5/5 Version: U.S.A / Region-A
MPEG-4 AVC BD-50 / BD-Java Enhanced / High Profile 4.1
Aspect ratio: 2.35:1
Running time: 2:02:41
Movie size: 36,13 GB
Disc size: 46,49 GB
Average video bit rate: 25.76 Mbps
Dolby TrueHD Audio English 1591 kbps 5.1 / 48kHz / 16-bit / 1591kbps (AC3 Core: 5.1 / 48kHz / 640kbps)
Dolby TrueHD Audio French 1563 kbps 5.1 / 48kHz / 16-bit / 1563kbps (AC3 Core: 5.1 / 48kHz / 640kbps)
Dolby TrueHD Audio Portuguese 1574 kbps 5.1 / 48kHz / 16-bit / 1574kbps (AC3 Core: 5.1 / 48kHz / 640kbps)
Dolby Digital Audio Spanish 640 kbps 5.1 / 48kHz / 640kbps
Dolby Digital Audio Thai 640 kbps 5.1 / 48kHz / 640kbps
Dolby Digital Audio English 192 kbps 2.0 / 48kHz / 192kbps
Subtitles : English / English SDH / Chinese (Traditional) / Chinese (Simplified) / French / Indonesian / Korean / Portuguese / Spanish / Thai
Number of chapters: 16
#Audio Commentary
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Basic Strategy: A Complete Film Journal (HD, 25 minutes)
Money Plays: A Tour of the Good Life (HD, 7 minutes)
21: The Advantage Player (HD, 5 minutes)
#Interactive Game: Virtual Blackjack
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[ DVD ]
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タクシードライバー スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]
・ロバート・デ・ニーロ.シビル・シェパード.ジョディ・フォスター
【ソニー・ピクチャーズエンタテインメント】
発売日: 2007-09-26
参考価格: 4,179 円(税込)
販売価格: 3,310 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,200円〜
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・ロバート・デ・ニーロ ・シビル・シェパード ・ジョディ・フォスター
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カスタマー平均評価: 4.5
若気の至り ダーティハリーを観て、ハリーに共感しても、俺はハリーだとは言わない。時計じかけのオレンジを観て、無意識下でアレックスと暴力を共有しても、俺はアレックスだとは言わない。しかし、この映画を観た多くの男は言う。俺はトラビスだ。先に挙げた映画には政治性がある。映画内の暴力に根拠が描かれる。では本作はどうか。政治家は出て来るが、政治性は無い。個人の暴力は描かれるが、コミュニティに対する批判は無い。ただ身勝手な暴力を描写しているだけだ (大統領候補を殺そうとしていた事から解る様に、少女を助けたのは結果論に過ぎない)。スコセッシの視点は素晴らしい。バーナード・ハーマンの音楽は素晴らしい。デ・ニーロの演技は素晴らしい。それらの要素が、身勝手な男の幼稚な言動に商品価値を生んでいる。沈むだけの孤独に浮輪を投げた功績は大きい。しかし、安易な共感を呼ぶ本作は無数の「俺はトラビス」君を生んできた。そしてその誰もが格好悪かった。当たり前だ。本作で描かれるのはモテない童貞の逆ギレなのだから。好きな映画を聞かれて本作と答えていた時期は確かにある。しかし、心に留めるべきだ。ここは70年代のNYじゃないし、鏡に映るのはデ・ニーロではない。誰もトラビスにはなれない。
奇跡とわ‐ いわゆる名作と呼ばれる作品わ当事者達でも何故作り上げる事が出来たか分から無い事がある‐。このスタッフ、キャストが集結しても再び奇跡を生む事わ出来ないだろう。この作品でアカデミー作品賞、監督賞を上げれなかったアカデミー賞はクソである!
■映画は、時代と寝ることで、一人前の人たらし=名作と呼ばれる ■この映画は、主人公の精神の変容にあわせるように、
物語や、映画自体を、侵食しているように見える。
まさに役者が、物語や映画そのものを侵食する映画だ。
この主人公の精神は、映画のフレームを超えて、
見ている僕たちに伝染する。
■「地獄の黙示録」もそうだが、
映画を見ているつもりが、戦場やストリートに投げ出された
ようになって、自分が人を殺すような感触にドキドキさせられる。
ニューヨークの夜を、甘いジャズで描くセンスと、
軌道を外れたバイオレンスのコースターにめまいすること。
こういう映画が、「一つの映画らしさの発露」だと思える時代に生まれた
まさにあの時代のニューヨークが、アメリカの精神構造をトランスした監督が描いた
あの時代だからこそ生まれた名作である。
■映画は、時代と寝ることで、一人前の人たらし=名作と呼ばれるのだと、
つくづくと思える映画である。
全て童貞男のヒーロー 20年ぶり見返してみたけど以前観たのと
随分印象が変わっているなぁ… 昔はもっと単純な
「 虐げられている少女を救い出すヒーローの物語 」
に観えていたけど、今観ると、狂おしい程の孤独、
孤立感がトラビスのような若者を狂気に走らせる
社会への警告映画だと思えた。
初めてのデートで女性をポルノ映画に誘ってしまう
トラビス社交性の無さに涙。
しかし、肉体改造、仕込み拳銃の改造をしている
シーンのカッコ良さは今見ても変わらない。
『いつか俺は何かでかいことをやってやる…』
トラビスは社会からの孤立感を感じて悶々とする
全て童貞男のヒーローだ。
主人公の行動に共感できなかった 他のレビュアーの方々が絶賛されていたので買いましたが、ロバート・デ・ニーロ演じるこの映画の主人公、"トラビス"の行動には全く共感はできませんでした・・・確かに、孤独や閉塞感というのは理解できます・・・が、だからといって大統領候補を殺そうとしたり、それに失敗したからといって、売春させられている少女を救おうと、売春宿を襲撃して人を撃ちまくる・・・これではただのアブナイ人です・・・ただ、特典映像のなかで、誰かが(失礼)当時の時代背景や流行でこういう映画が作られたのだとか、映画は過去の記録だとも言っておられました。そういう意味では楽しめるかもしれません。若き日のロバート・デ・ニーロ(本当に若い)やジョディ・フォスター(かわいいです)、当時のNYの町並み等・・・個人的には、特典映像のなかの"元タクシードライバー"達(NYの本物の)へのインタビューが、なかなか面白いと思いました。 私的に映画の内容は ☆3つ ですが、純粋に映画を楽しみたいという人は、評価が別れるのではないでしょうか? 買うのはレンタルで観てからでもいいかもしれません。
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