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飾窓の女 [DVD]
・エドワード・G・ロビンソン ・ジョーン・ベネット
【ジュネス企画】
発売日: 2008-05-26
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 4,311 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,200円〜
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・エドワード・G・ロビンソン ・ジョーン・ベネット ・ナナリー・ジョンソン
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カスタマー平均評価: 4.5
重苦しさとウィットを兼ね備えたフィルムノワールの快作 ドイツ表現主義の巨匠フリッツ・ラング監督のアメリカ時代の一本。当時はやっていた暗いサスペンス仕立てのドラマ形式に忠実な作品ですが、じっくりと落ち着いた語り口や「あぁ?!」と思わず声をたててしまいそうな仰天の顛末などがうまく混ざり合って一筋縄ではいかない面白さを感じさせます。そのあたりが少し変わった趣向を持ったラング監督らしいところ。
ありきたりの生活に行き詰まりを感じている誠実な初老の大学教授にエドワード・G・ロビンソン。怖くいかついギャング役のイメージが彼にはありますが、ここでは知性と落ち着きに富んだ人物を抑えた演技で好演。実はロビンソン、普段は温厚で芸術肌のインテリだったそうで、まさしくこの役は適役。そういえば、ビリー・ワイルダー監督の傑作『深夜の告白』でも機知に富むベテラン保険調査員をいきいきと演じていたことを思い出します。タフガイもいいですが、個人的には落ち着いた演技の素晴らしさにエドワード・G・ロビンソンの名優たる所以があるのだと思います。
『深夜の告白』では犯罪者を追う立場だったロビンソンもこの本編では追われる立場となりますが、そのあたりの描写が相当面白い。「あぁ、なんでそんなこといっちゃうの!」、「そんなつっこみに対して真顔で答えるんじゃない!」なんて思わず手に汗握る展開が待っています。この大学教授、罪は犯してしまっているのですが好感が持てる人物なのでおもわず応援したくなってしまうのです。このあたりラング監督はたいへんうまいですし、善意ある小市民をリアルに演じたロビンソンの名演のおかげといえるでしょう。
ロビンソン扮する教授と運命の出会いをする訳ありの美女にジョーン・ベネット。ジャン・ルノワール監督の『浜辺の女』での彼女とは違い、本編では演技面ではとりたててどうということは無いのですが、あまりの美しさにみとれてしまいます。このキャラクターも悪い女になりきれないので、フィルムノワールの代名詞でもあるファムファタールではありません。そのかわりここでは悪い男、すなわちオムファタールが登場します。このゆすりぐせのある人物に数々のフィルムノワールで印象深いチンピラを演じてきたダン・デュリエが扮し、飄々とした憎らしさをふりまきます。このあたりはキャスティングの妙。
大いにひねったエンディングが公開当時賛否両論だったといいますが、個人的には大満足。どのように満足だったのかはここでは申せませんが、楽しんでいただけると思いますよ。まずはラング監督の絶妙の語り口を、エドワード・G・ロビンソンの素晴らしい腹芸を、ジョーン・ベネットのため息がでるような美しさを、ダン・デュリエのいらいらするような憎らしさをとくとご堪能あれ。
E・G・ロビンソンの適役と巧さに尽きる作品 ラストのオチには評価が分かれるところですが、E・G・ロビンソンの適役と巧さに尽きる作品です。堅物な大学教授には教養と知性が感じられ、ふとした心の欲望と不注意から事件に巻き込まれていく辺りの心理描写や緊張感がよくでた佳作。
待望の名作、必見! ラングのアメリカ時代の代表作の一つ。ふとした出来心から、謎めいた美女の住まいに赴いた真面目一徹の主人公が、思わぬことから殺人を犯してしまい、精神的に追いつめられていく過程は迫力満点。どちらかと言えば善良な、普通の人が犯罪に手を染めてしまい、それを隠そうとしてかえって追いつめられていくという主題は、少し前に出た『ブルー・ガーディニア』と同様。不安と絶望に追い立てられ、苦悶する主人公の状況を描くラングの演出は、見事!の一言。人間の愚かさ、弱さをこれでもかと炙り出すラングの辛辣さは、本作でも絶好調である。主人公の表情、仕草、何気ない会話、そして小道具による暗示等、絶妙に計算されたシークエンスが見事なテンポ感で繋がれ、観ている方はぐいぐい引き込まれ、目を離すことができない。主役のE.G.ロビンソンが、繊細この上ない素晴らしい名演! 主人公を恐喝するチンピラのダン・デュリエが、ねちねちと嫌らしい凄みを漂わせる怪演。そして何と言ってもファム・ファタルのジョーン・ベネットがあるいは謎めき、あるいは妖艶に美しく、あるいは覚悟を決めた女の恐ろしさを見事に見せてくれる。セットや小道具のこだわりも含めて、かなり完成度の高い作品。これは必見!
コメディではありません。サスペンスです。 本作は,1962年に公開されたフランス映画の同名作品(DVD化されていないと思います。)とは全く内容が異なり,俗に言う飾り窓の女(アムステルダムの娼婦街の女性)は登場しません。
ドラマの構成は犯罪サスペンスで,妻子のある犯罪心理学者のリチャード(エドワード・G・ロビンソン)が,不思議な美女(ジョーン・ベネット)と意気投合し,後ろめたさを感じつつもドキドキしていると,お約束で殺人事件に巻き込まれてしまう,という感じですね。
60年以上も前の作品ですから複雑なトリックシーンがあるわけでもなく,今となっては平凡な展開といえるでしょうが,とんでもないオチが待っています。
そのオチは見てからのお楽しみですが,大ドンデン返しとかじゃなく,“エ?そんなのアリ?”みたいな感じのオチで,賛否両論あるようです。
因みに私は,こういう形のサスペンス,決して嫌いじゃありません。
それにしてもロビンソン先生,犯罪心理学を専攻しているはずなのに,自分がその立場になると証拠は残しまくるし,検事の前では余計なことを口走るし,なかなか笑わせてくれますね。★一つ差し上げます。そして,ドラマの筋とは関係ありませんが,ジョーン・ベネットは素敵です。
黒のドレスで髪をブルネットと全身は黒で統一されています。コートを脱ぐとこのドレスは上半身が黒のシースルーでインナーが白で,ちょっと見だと全部透けて見えるような感じになっています。このセンスは十分現在でも通用しますね。★一つ差し上げます。
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めんどりの肉 [DVD]
・ロベール・オッセン ・ジャン・ソレル ・カトリーヌ・ヌーヴェル
【パイオニアLDC】
発売日: 2003-03-21
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,100円〜
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・ロベール・オッセン ・ジャン・ソレル ・カトリーヌ・ヌーヴェル
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カスタマー平均評価: 5
性悪女の物語。 1963年フランスとイタリア作品。 悪い奴ばかり出てくる。 主人公は悪い奴に使われる金庫づくり職人。友のすすめで金庫破り、罪を一身にかぶる、刑務所から脱走。田舎のガソリンスタンド兼レストラン兼自動車修理工場の親父に拾われれ一緒に生活。 ところがこの主人の女房がとんでもない。金のために男を誘惑し脅す。殺人ドラマが展開。主人公をはめた友人も最期は裏切り。主人公を残して、レストランの親父、親父の最初の女房の兄の息子、そして性悪女、友人が死んでいく。 めんどりの肉とは性悪女にたぶらかされた男たちの物語という意味をもっているのか。性悪女は魅力的。名前はなんて言うのだろう。
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犯罪河岸 [DVD]
・ルイ・ジューヴェ ・ベルナール・ブリエ
【ジュネス企画】
発売日: 2004-10-25
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 5,040 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,199円〜
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・ルイ・ジューヴェ ・ベルナール・ブリエ
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カスタマー平均評価: 0
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クレイジー・ワールド [DVD]
・マックス・ビーズリー ・ジェイソン・アイザックス ・ケイト・アシュフィールド ・トム・ベル ・アンソニー・ヒギンズ
【ナド・エンタテインメント】
発売日: 2006-06-23
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 4,935 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,199円〜
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・マックス・ビーズリー ・ジェイソン・アイザックス ・ケイト・アシュフィールド ・トム・ベル ・アンソニー・ヒギンズ ・スティーブン・ノリントン
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カスタマー平均評価: 4
底まで堕ちれば後は這い上がっていくのみレベル 『LV69』 まさにフォーリンダウンです。人間が堕ちるとこまで堕ちる物語。見ていくたびに絶望感を味わっていく。ああ、この調子だとバットエンドかなーと暗くなってましたね。しかし最後に希望の兆しがあり、それに導かれるように新たな人生を進もうとする主人公には感動的でした。大どんでん返しではありませんがこの方がよりリアリティがあって感情移入しやすい。見終わった後に「頑張れ!」と思わずエールを送りたくなるような仕上げです。
音楽はテンポがいいです。演出ではだらだらと恐怖シーンを流すのとは違い、早送りのようにシーンが進んでいく箇所が気に入ってます。時間を気にしている主人公らしく、あっという間に大切な人生の時間が過ぎ去ってしまうんだと視聴者に実感させるこれは見事でした。ただ内容は難しめです。字幕で見ましたが説明不足の箇所が幾つかあり、私のように流れをつかみにくい鈍感な人にはちょっときついです。2?3回見てみると『ああ、そういうことか』と理解する部分があるので見るならばそれを試してみて下さい。
時間に囚われすぎて大切なものを見失っていた。周りにそんな人間いませんか?ひたすらに自分の事しか考えずに愚痴ばかりこぼしている人も含め、この映画はお勧めです。ぞっとするわけでもなく、ドロドロしているわけでもない。サスペンスというよりは物事の考え方を含める人生のヒントを得られるような感覚に近いと私は思います。
この映画の最後に涙するとは予想もしなかった タイトルからして途中までサイコ系かと思っていました。しかし、この映画は主人公の成功、没落、復活を描き、切なくも前向きな気持ちを最後に見た人に与えてくれます。今までに経験したことのない感動で泣けてしまう映画です。ぜひ。
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ブロンドの甘い罠 [DVD]
・ウィリアム・フォーサイス ・カリ・ウーラー ・レオ・ロッシ ・シャロン・ファーレル
【ポニーキャニオン】
発売日: 2001-03-14
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,199円〜
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・ウィリアム・フォーサイス ・カリ・ウーラー ・レオ・ロッシ ・シャロン・ファーレル
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カスタマー平均評価: 0
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パフューム ある人殺しの物語 プレミアム・エディション [DVD]
・ベン・ウィショー;レイチェル・ハード=ウッド;ダスティン・ホフマン;アラン・リックマン
【ギャガ・コミュニケーションズ】
発売日: 2007-09-07
参考価格: 5,985 円(税込)
販売価格: 4,499 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,178円〜
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・ベン・ウィショー ・レイチェル・ハード=ウッド ・ダスティン・ホフマン ・アラン・リックマン
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カスタマー平均評価: 3.5
香り立つ映像美 鮮やかな色彩と優美な音楽が、そこにある筈のない匂いを伝えてくれる。全体に漂う気だるげな雰囲気と乾いた質感を伴って、物語は終始淡々と進行していくのだが、静かで抑えた作りの序盤から一変して緊迫感溢れる中盤以降、例え結末が予測できても、その独特の世界観に引き込まれてしまう。主人公グルヌイユが真に求めたものは何だったのか、守るべき者がある人間の強さと危うさ、全く異なる執着を描いた作品を、映像化ならではのアプローチで表現した本作は、ファンタジーでありながら無垢な美しさと無知ゆえの残酷さが生み出す悲劇を知らしめる。 罪は誰にあり、罰は誰が受けるのか。
香りと愛をめぐる壮大なファンタジー ファンタジーといっても、近年主流の現実逃避のそれと同列に語ることはできない。
オスマン市長によるパリ大改造以前の「汚くて、臭い」パリの描写が素晴らしい。こういうリアリズムに支えられているから、物語が上滑りしない。
原作が優れていたということか。
でも、あの香水が男性ばかりでなく、女性にも愛を感じさせるのは不可解。大切なところなので、そこんところを納得させる何かがほしかった。
匂いフェチの傾向があるわたくしとしては、共鳴する描写が少なくなかった。
うーん… 正直ラストまではかなり見入ってしまいかなり素晴らしかったです。ラストシーンを見て時間を無駄にした感じになってしまいました。
不幸な生い立ち・・・ 簡単にジャンル分けしてしまえば、猟奇殺人をテーマにしたサスペンスというところでしょう。ただそう一言割り切れないのは、彼が天才的かつ職人気質の香りの芸術家だったからでしょうか?確かに彼は生まれながらにして素晴らしい才能に恵まれていました。しかし同時に彼は人間らしい愛情表現の方法を知らずに育ってしまった。これが悲劇の元なのでしょう。
彼は女性の香りだけを引き止め、保存しようとしましたが、後に彼は、彼女そのものを引き止めておけば良かったのだとやっと気付き、涙します。奇怪なラストは、初恋と言えるヒトを手にかけてしまった彼の張り裂けるような悲しみと、今までの孤独で切ない人生をかき消したい思いを表現したものなのでしょう。
香りは体験できなくとも、18世紀を再現した重厚で美しい映像がこの神秘的で切ない作品を引き立てています。
最悪 つまらないです 言い方換えればただの変態映画 何ラストシーン香水で罪が…ってあほくさい展開はっきり言って駄作個人的に外れの洋画 ストーリー性も大したことなく 感情移入もできない 個人的にシリアスさや深さも感じられません 内容が良ければいいのですが 理解不能な映画でした
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[ Blu-ray ]
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U-571 [Blu-ray]
・デヴィッド・キース ・ジョン・ボン・ジョヴィ ・ハーヴェイ・カイテル ・トーマス・クレッチマン ・ジェイク・ウェバー
【ギャガ・コミュニケーションズ】
発売日: 2008-02-01
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 3,800 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,180円〜
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・デヴィッド・キース ・ジョン・ボン・ジョヴィ ・ハーヴェイ・カイテル ・トーマス・クレッチマン ・ジェイク・ウェバー
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カスタマー平均評価: 1.5
偽りの史実!嘘の映画 暗号解読機“エニグマ”を題材するのはいいが、嘘だらけの映画
戦争映画、特に史実に触れるなら、真実にそって映画化すべき
しかも、この映画の様にドイツ軍が間抜けなら、戦争は3年早く終わってます
エニグマ奪取の話も真実と全く違う、遺憾な作品です。
戦史を知っている有識者は、買いませんね
まあ、これを見て歴史と思う頭の貧しい人は、いないと思いますが
Good formula Sub movie This movie is fun to watch as it has all the elements and "subplots" seen in most Sub movies. They did not go overboard with excess mush or gore. The acting is good enough that you feel that you are there. The action and suspense is constant with no lagging or lingering. I am not going to critique the story incase you have not seen the movie. It would be nicer if they had shown the pictures of the actors with their names in the credits instead of just names on a blank screen.
オリジナルサイズでない・・・ 北米版のHD DVDも購入したので、その差を比較するのが
楽しみなタイトルだったのですが、映像を見てあ然。何と16:9のフルフレーム
収録ではないですか。DVDも北米HD DVDもシネスコサイズなのに
一体これはどういうことか!Hi-Vi2月号のインタビューでは仕様がちゃんと
シネスコになっていたのにガッカリ。ギャガ作品は今後よく注意しないと。
同時発売では「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」も同様です。オリジナルサイズに
こだわる方、よーく気を付けて下さいね。
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[ DVD ]
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NINE QUEENS 華麗なる詐欺師たち [DVD]
・ガストン・ポールス ・リカルド・ダリン ・レティシア・ブレディス
【レントラックジャパン】
発売日: 2006-04-28
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,990 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,300円〜
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・ガストン・ポールス ・リカルド・ダリン ・レティシア・ブレディス ・フェビアン・ビエリンスキー
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カスタマー平均評価: 5
ほんま痛快な笑い どうしても見たくて、以前、英語字幕DVDで鑑賞した。
日本語字幕版発売とは夢にも思わなかったが、これは嬉しい限りだ。
脚本・初監督のファビアン ビーリンスキーが冴えている。
アルゼンチンで大ヒットを飛ばしたコンゲームもので、ブエノスアイレスならではの物語と言える。
どいつもこいつも胡散臭くて怪しすぎて、しっかり用心して見ていたにも関わらず騙されちゃうんだが、
これが爽快なんである。
副題?としてついている「ガストン・ポールス」ももちろん主演と言っていいが、
これはなんといっても「リカルド・ダリン」だろう。
この胡散臭いおっさんは、作品が異なれば知的で物静かな男も演じるから驚きである。
フェビアン&リカルド・ダリンで作った2作目。「El Aura」も高い評価を受けている作品で、
これも日本語版で出してくれたらと願うばかりだ。
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[ DVD ]
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ミュート・ウィットネス 殺しの撮影現場 [DVD]
・エヴァン・リチャーズ ・フェイ・リプリー ・マリーナ・スディナ
【ソニー・ピクチャーズエンタテインメント】
発売日: 2008-06-25
参考価格: 1,480 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,170円〜
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・エヴァン・リチャーズ ・フェイ・リプリー ・マリーナ・スディナ
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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ロング・グッドバイ [DVD]
・エリオット・グールド ・スターリング・ヘイドン
【20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン】
発売日: 2008-02-22
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,161 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・エリオット・グールド ・スターリング・ヘイドン
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カスタマー平均評価: 4
やっと手に入れた! 大好きな作品です。エリオット・グールドの飄々とした演技がすばらしい。
脇役も個性豊かでユーモラス。(デイヴィッド・キャラダイン や アーノルド・シュワルツネッガー)
ジョン・ウィリアムスも音楽も最高(サントラはないの?)
長年「ロング・グッドバイ」のビデオ、DVD を探していてやっと手に入れました。
欠点は、字幕の翻訳。ラスト・シーンのせりふ。
「猫まで失ってしまったぜ」でしょう。
ミステリにあらず アルトマンは「ゴスフォード・パーク」を観てもわかるようにミステリの枠組みを借りることはあっても、本質的にはミステリに全く興味が無い人だ。正統的なチャンドラー・ファンはだから怒ってはいけない。(ことに結末には・・・)
映画としてはレイジーな雰囲気が、ニューシネマ以降の倦怠感を表していて今見ると逆に心地よい。エリオット・グールドのキャラクターも名前が同じなだけで、マーロウと別物と割り切ると面白い。私見では松田優作のテレビドラマ「探偵物語」はこの作品に濃厚な影響を受けていると思う。
そしてなによりも秀逸なのはテーマソングの素晴らしさ!これは一聴の価値あり。
考えすぎかなぁ 私には、この映画が「第三の男」のリメイクに見えてきた。ストーリーの展開など、特にラストの方は。マーティンズがマーロゥでハリー・ライムがテリー・レノックス?のような。原作の匂いはほとんどしない。グールドのハードボイルドも・・・やられっぱなしじゃ、ちょとねぇ。アルトマンの映画って、いきなりラストが来るような感じ。
価格が4倍に 初発売時は、「2枚で\1,990」キャンペーンでしたので、実質\995。価格は定価で4倍になりましたが、映像特典が増えてはないようです。ポストカードは、付きますが・・。同デザインのジャケットは、割と好きです。
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