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アデュー・フィリピーヌ [DVD]
・ジャン=クロード・エミニ ・イヴリーヌ・セリ ・ステファニア・サバティーニ ・ヴィットリオ・カプリオーリ
【紀伊國屋書店】
発売日: 2006-09-30
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 5,040 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 4,400円〜
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・ジャン=クロード・エミニ ・イヴリーヌ・セリ ・ステファニア・サバティーニ ・ヴィットリオ・カプリオーリ ・ジャック・ロジエ ・ミシェル・オグロール
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カスタマー平均評価: 4
限られた時間であればこそ一瞬の輝きを放つ青春 (リリアーヌとジュリエット) 「さよならフィリピン娘」というタイトルから、勝手な登場人物とストーリーを連想していたのですが、これは劇中に出てくるフランス式の遊びを捩ったものだそうです。アーモンドの双子の実を見つけたもの同士が、次に出会ったとき先に「こんにちはフィリピン娘」と言った方に幸運が訪れる、という他愛ないものですが、実はそれがこの映画の内容をよく象徴していて、意味さえ分かればなかなか洒落たタイトルだと言えます。
前半の舞台はパリ、主人公はマスコミで働く(といってもカメラのケーブルマン)青年で、録画装置の無かった生放送時代のテレビ局の舞台裏や、華やかな業界に群がる浮薄な連中などを絡めながら、ナンパした二人の娘を手玉に取る様子がテンポ良く描かれます。
後半は舞台をバカンスのコルシカ島に移し、場面の切り替えと共に次々に流れる軽快な音楽のリズムに乗って、ますます調子の良い色恋沙汰が進展するかと思いきや。。。照り付ける夏の太陽の日差しが強ければ強いほどその影も濃くなるがごとく、主人公の心のどこかに常にあった徴兵までの猶予期間という影が、一見浮かれた青春物語に陰影を与えていくのです。
ヌーベルバーグの繋がりとして、ゴダールがプロデューサーにジャック・ロジエ監督を推薦して、この長編デビューのきっかけを与えたということがあるようです。さらに、6分以上もある予告編にはトリュフォー(62年「突然炎のごとく」も男女比を裏返した三角関係)が出演し、メイキング的に主演の3人がキャスティングされた経緯を紹介しています。本編には随所にイタリア的な要素が表出していますが、ロジエ監督のイタリアン・ネオリアリスモへの傾倒ぶりの最たるものが、主演に素人を起用するというこだわりでしょう。
しかし、監督にとっても俳優たちにとっても、この作品はほとんどワン・アンド・オンリーなものになったようなのがまた、刹那的な魅力を強調しているように思えます。
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好奇心 [DVD]
・レア・マッサリ ・ルイ・マル ・ダニエル・ジェラン ・ブノワ・フェルー ・マイケル・ロンズデイル
【紀伊國屋書店】
発売日: 2006-07-29
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,390円〜
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・レア・マッサリ ・ルイ・マル ・ダニエル・ジェラン ・ブノワ・フェルー ・マイケル・ロンズデイル
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カスタマー平均評価: 0
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ダーティ・ダンシング コレクターズ・エディション (初回限定生産) [DVD]
・ジェニファー・グレイ ・パトリック・スウェイジ ・シンシア・ローズ ・ニール・ジョーンズ ・ジェーン・ブルックナー
【キングレコード】
発売日: 2009-09-09
参考価格: 5,985 円(税込)
販売価格: 4,387 円(税込)
( 近日発売 予約可 )
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・ジェニファー・グレイ ・パトリック・スウェイジ ・シンシア・ローズ ・ニール・ジョーンズ ・ジェーン・ブルックナー
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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本当に若い娘 [DVD]
・シャルロット・アレクサンドラ ・ハイラム・ケラー
【ファインフィルムズ】
発売日: 2002-04-05
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,379円〜
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・シャルロット・アレクサンドラ ・ハイラム・ケラー ・カトリーヌ・ブレイヤ ・カトリーヌ・ブレイヤ
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カスタマー平均評価: 3.5
本当にバカな娘 私がどうにも我慢ならないのは、主人公の娘がアホそうなところである。 観て真っ先に「痴女」という言葉が頭に浮かんだ。製作の意図が如何ようであれ、これでは・・・ フィルムに写っているのは、思春期のプリミティブな欲動というより、 ただのマヌケな娘だ。 他の思春期を描いた作品―例えばサガンの手に拠るものなどの 成功しているのは、成熟した知性がのなかに、抑えようのない 情熱のようなものがあるからである。
少女の粗暴な性 フランスの女性監督カトリーヌ・ブレイヤが、粗暴なまでに素朴、かつ不条理な思春期の少女の性を非常に生々しく描いた作品。映画に「爽やかな感動」を期待する人や「興奮させてくれるエッチさ」を期待する人はこの映画はやめたほうがいいです。
1976年制作の映画ですが、本国フランスでもつい近年まで映画館で上映されることはありませんでした。「女性の視点を導入したエロ映画」を頼んだプロデューサーが期待していたのは「ソフト」なものだったのですが、ブレイヤが描いたものはプロデューサーの期待にそむき、あまりに「バイオレント」だったからだそうです。確かにこの映画は、女性の観客をも男性の観客をも、ある種の「居心地の悪さ」をもって乱暴に揺すぶるでしょう。大人の世界の未知の部分、つまり「性」に対する関心・困惑・羞恥、そしてそれと相反するある種の漠然とした虚無感・軽蔑のミックスのようなものは誰しも思春期に経験し、そして忘れていると思いますが、この映画はそれを思い起こさせるからです。この映画における主人公の少女の「剥き出し」の性は、エロいどころか、あまりの粗暴で虚無的なパワーに、どこか鳥肌がたつような荒涼としたものを感じさせます。また、少女の目を通してうつる大人の性も、いってみれば「興ざめ」、つまり大人の性だって、実はそう洗練されたものでなく興奮するようなものでなく、基本的に非常に個人的でプリミティブで粗暴で不条理で滑稽で情けなく混乱したものではないかと思わせるのです。この映画を「繊細」とよぶとしたら、その繊細さはまさに上記のような「粗暴さ」の中にあるといっていいでしょう。
内容からしても、70年代低予算映画っぽい照明や画質の悪さからしても、B級映画ファン、カルト映画ファンにはおすすめです。
なお、邦題は「本当に若い娘」とされていますが、原題は"Une vraie jeune fille"で、本当に若い娘という若さを強調したような意味ではなく、直訳すれば「とある本当の少女」「ある真の少女」「とあるリアル少女」、つまり、意味的には「実際の少女って例えばの話、こんなもんよ」という感じです。『エコール』のような繊細な少女像を期待していると見事に裏切られるでしょう。
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小さな恋のメロディ [DVD]
・マーク・レスター ・トレーシ-・ハイド ・ジャック・ワイルド
【ポニーキャニオン】
発売日: 2006-07-19
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,320円〜
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・マーク・レスター ・トレーシ-・ハイド ・ジャック・ワイルド ・アラン・パーカー ・アラン・パーカー
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カスタマー平均評価: 5
色あせない映画 いつまでたっても色あせない映画というのがあるものである。製作されてから40年近くになるというのに、この映画はそんな映画だ。オリジナルでこの映画を見た世代は、Bee GeesのIn the morningと共に、あの純粋な時代へと引き戻されてしまうが、この映画を初めてDVDで見る世代にとっても、この映画は決して古くないのではないだろうか。初恋のテーマはいつの時代も新鮮であり、甘酸っぱい。
今回改めてこの映画を見て、その作りの良さに感心した。子供の頃に見た映画というのは、大人になるとつまらなくなる映画が多いが、この映画はそんな映画ではない。大人の鑑賞にも充分に耐えうる映画である。映像も美しく、カットと取り方、テンポ、アングル、どれをとっても秀作である。主演のマーク・レスターは一代ブームを巻き起こしたが、今見てもなるほどと頷ける。ロンドンの古い街並で繰り広げられる小さな恋の物語は、あの頃の感動を現代へと伝えてくれる数少ない宝石のような映画ではないだろうか。有楽町のシネマ1で、立ち見もできず、3時間以上待って見たこの映画には、それだけの価値があったのだと再度、認識した。
好きな映画1位です 中古ショップで見かけ思わず買って、再度見ました。中学生の時から20年間で10回以上見ているけど飽きたことは一度ありません。私にとって作品の106分間は一つ一つが名シーンばかりです。ジャックワイルドのカッコよさ、トレイシーハイドの可愛いところ、目立つ脇役の面白さ、ビージーズなどの音楽など、映像と音楽のマッチングが素晴らしい。日本のみ大ヒットしたみたいだが、日本ではアイドル映画だったのでしょうか。つい最近、友達に見せたら「まあまあ普通」と言われた。なぜ、と思うが、大人になって初めて見た人と、学生時代に初めて見た人では感じ方も違うのでしょう。十人十色だから何も言えませんが、とても味のある良い作品です。私にとっては生涯ナンバー1です。最後にジャックワイルドが亡くなったと最近知りショックでした。素晴らしい俳優でした。
本当に「必要なもの」 私は、この作品を、「淡い少年時の記憶」という扱いで済ますことができません。
あくまで「恋愛」においてですが、それが「絶対的な個人的理想」とリンクしてしまった場合、例えいい大人でも、人はこの映画の主人公の二人のような行動をとってしまうのではないでしょうか。
私を含め、大人にとって、「結婚」に到るまでの経緯には、様々な「どうでもいいこと」が思わぬ「強大な力」を持って介在します。(経済、家柄、年齢、世間体・・・)
もっと言えば、「絶対的な個人的理想」にとって、「最もどうでもいいこと」が「社会的な意味での結婚」の最重要要素になっていることは事実で、そのことは決して誰にも否定はできないでしょう・・・(この作品に登場する「教師」の台詞が、まさしくその事を物語っている)。
この映画で登場する「二人」は、その「どうでもいいこと」を、徹底的にぶち壊してくれます。
「どうでもいいこと」を、「ぶち壊す」ということは、この社会では「タブー」ではありますが、「タブー」を侵した向こう側に、「真の聖域」を見せつけるという意味で、この作品の果たした役割はものすごいものがあると思います。
「暴力」、「セックス」、「大人の洒落たかけひき」、等は、一切この作品には登場しません。(逆にそんな下らない小道具など、必要無いとすら言ってるかのよう)
あらゆるものから「自由」であり、「本当に必要なもの」を、混じりっけ無しに私たちに示してくれるこの作品は、正に「神の落し物」と言っていいかも知れません。
恋?友情? なんていってもジャック・ワイルドのトムの健気さ!
友達が女の子に取られてしまうっていうので必死にひきとめようと頑張ったり
けんかしてもあやまることができたり
ストレートで優しくて魅力的だった!
主人公2人の
好きだから一緒にいたいから結婚する!っていう当たり前の理由に
おとなは反対する。
どうしてなのか理解出来ない2人に
大人達が反対する理由が分かる自分にも
説明はできないなって思った。
「その愛はずっとは続かないよ」
なんて、
言えないよね。
ただ、
今好きだから結婚するっていう
2人の純粋な思いと、
それを叶えようとするトムの優しさには
笑顔が自然に浮かびます
心 あまりに初々しい。淡いぜ淡すぎるぜ!という物語。
こんな映画は、今後もう出てこないんだろうなと思った。というか、もう作成できないと思う。
なんせ現代っ子ってのは酷くませていると、もっぱら評判なので(どこからの情報だ?)なので、今更観たところで「ガキくさい」と大人ぶった批評をされたりするのかもしれない?
どこぞの情報によると、小学生なのにエッチしたり、ざらにあるらしいと聞いた時はオジサンびっくりしましたよ(どうした日本の性教育!)。
そりゃエイズも増えるわ!っつー話である。
それはともかく、この映画を観ていると自分が歳取っていってる事をしみじみ感じさせる。
普段あまり思わないが、小学生の頃や中学生の頃に戻りたいと、ちょっと思った。
今こそ、スコッチ飲みながらレビュー書いてるしがないオッサンですが。
“子供”と“大人”に観てもらいたい作品。
私が11歳の時にこの映画を観ていたら、その時どう思ったのだろうか?
なんとなく、そんな事考えました。
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[ DVD ]
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アメージング・ハイウェイ60 [DVD]
・ゲイリー・オールドマン
【フナイエンタテイメント・ジャパン】
発売日: 2003-08-08
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 5,040 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 4,300円〜
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・ゲイリー・オールドマン
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カスタマー平均評価: 4.5
ブラックな笑いを持った、バックトゥ 猿のパイプを吸う不思議な力を持った男と出会い、存在しない州間道60号線を旅する・・
不思議な世界、人々と出会い、“人生の答え”を見つける。形は違えどこれは2002年度版バックトゥザフューチャーである、と僕は思う。クリストファー・ロイドやクリス・クーパーなどの曲者達の演技も楽しい。マイケル・J・フォックスのゲスト出演もうれしい限り。娯楽作として、よく出来てると思います。
現代の寓話 ……という感じの位置づけでしょうか。 先の展開が読めないので、長めの上映時間にも退屈せず、最後まで楽しむことができました。 何か強烈に面白かったり、感動したりというものはないですが、軽い感じのユーモアたっぷりという感じです。不思議な旅路で、次々とへんてこな人や町に出くわすストーリー展開は、「不思議の国のアリス」を連想させました。『現代版アメリカ風アリス、主人公は男の子(子でもないが)』といったところでしょうか^^; いい感じだと思いますが、ラストもありきたりといえばありきたり(ここはネタバレしたくないので隠します)なことや、見た後々まで残るほどの強いメッセージ性があるようにも感じなかったので、「そこそこ面白い」評価で3点とします。ただ、役者はみんな芸達者で、いきいきと本領発揮しています。ヒロイン?の女の子については敢えてコメントしません。 チョイ役でマイケル・J・フォックスが出ています(しかも冒頭のみ出演)。
不思議で素敵。 不思議で素敵で、クスッと笑えるような部分もあって、 面白い作品だと思います。 ゲイリー・オールドマン、何となく悪役のイメージが強いけれど、 この作品ではまた違った一面、違った演技を見せていて、 また一段と彼のことを好きになりました。 大人も子供も楽しめるんじゃないかなーと思います。
ゲイリー最高 もともとゲイリーのファンなので買ったというのもありますが、珍しく、穏やかな役柄で、ゲイリー自身の優しさも垣間見えました。ところどころ下ネタもありますが、コメディタッチで面白い。
アメージングハイウェイ60評価 俳優陣に制作スタッフ共に、豪華です。内容は、「もしもあの時」や「どちらがよいだろう?」など誰でも悩む事を時には哲学的に、時にはユーモラスにコミカルなタッチで描いていきます。印象はアメージングストーリーと不思議の国のアリスを混ぜたような所があり、先読みもできず、「自分ならどうする?」とつい考えてしまいます。ストーリーにも破綻が来ず、最後まで楽しめます。類似作品は、「さまよえる魂」や「大災難」です。老若男女 大人から子供まで楽しめる映画です。
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[ DVD ]
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プラットホーム [DVD]
・ワン・ホンウェイ ・チャオ・タオ ・リャン・チントン ・ヤン・ティエンイー
【バンダイビジュアル】
発売日: 2002-09-25
参考価格: 5,250 円(税込)
販売価格: 5,250 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 4,210円〜
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・ワン・ホンウェイ ・チャオ・タオ ・リャン・チントン ・ヤン・ティエンイー
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カスタマー平均評価: 4
確かに芸術的に世情的なものを表現しているけれども 改革解放路線がもうずぐ始まるという時代から映画はスタートする。
主人公達4人は町の文化劇団に所属し、その演目は毛沢東を賞賛する劇を演じる冒頭のシーンから始まり、次第に改革の余波によりポップスやロック、外国の文化を取り入れたものへと変わっていく。
農村戸籍しか持たない彼らが、都会的なものや外国文化への憧れを持ちながらも、表現の自由はあっても生きていくことへの表現は制約される彼ら。
そんな彼らの悲哀をよく表現している映画だ。都市に自らの存在を持ち得ない多くの中国の若者の姿が、我々も理解できるのではないだろうか。
しかしながら、ドラマチックに物語りは変化していかない。エンターテイメントに慣れすぎた私には、少なからず退屈さを感じました。
現代中国版『旅芸人の記録』 近年の中国映画最大の収穫のひとつであり、2000年ベネチア映画祭最優秀アジア映画賞受賞作。ギリシアのテオ・アンゲロプロス監督『旅芸人の記録』を思い起こさせる名作。中国映画第六世代・ジャ・ジャンクー(賈樟柯)は、この劇場長編映画第二作において、1979から1991年までの、旅の芸能に生きる若者のけだるい青春を描く。ただし、国家の運命と個人個人の運命とを関連づけて描くのである。その点、中国映画第五世代、チェン・カイコー、チャン・イーモウなどの初期の作品に強く政治性が表れていたことを思わせる。 しかしながら、第五世代が政治的映画において描いた、文化大革命以前の時代を生きる主人公たちと、『プラットホーム』の主人公たちとでは、時代が違う。すなわち、中国の辺境・田舎の立場から、中国共産党による圧政というひとつの敵を批判していればよい時代は過ぎた。その時代を、ジャ・ジャンクー映画の主人公は生きているのである。経済的自由化の波、天安門事件における政治的自由獲得の挫折。政治的な自由の獲得よりも経済的な繁栄を優先していく過程・そのなかで、自らも望んで身を投じたことだとはいえ、予期しないかたちで自分を見失っていく若者の姿。それは、日本、韓国含めてアジアにおいて、いや世界的にも都市と田舎との区別を問わず一般的に見られる現象だろう。 ジャ・ジャンクーは、かたや、映像表現においては、対象と観客双方に対してまったく突き放したロング・ショット、長回しを多用し、こなた、BGMにおいては、テレサ・テンやタイトルの『プラットホーム』など変遷する流行歌を流す。もちろん、この手の映画の常として、プロットがたどりにくいのが難点である。だが、その点を配慮して付された解説文を鑑賞前に熟読したうえで、この淡々としたなかで激変する時代を生きる《中国の旅芸人の記録》を何度も繰り返しごらんになることをオススメする。
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[ DVD ]
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遠い空の向こうに (ユニバーサル・セレクション2008年第4弾) 【初回生産限定】 [DVD]
・ジェイク・ギレンホール.クリス・クーパー.クリス・オーウェン.ローラ・ダーン.ウィリアム・リー・スコット.チャド・リンドバーグ
【ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン】
発売日: 2008-04-10
参考価格: 1,500 円(税込)
販売価格: 品切れ中
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・ジェイク・ギレンホール ・クリス・クーパー ・クリス・オーウェン ・ローラ・ダーン ・ウィリアム・リー・スコット ・チャド・リンドバーグ
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カスタマー平均評価: 5
青空が眩しい 炭鉱扶になすしかない閉息感の漂う街の夜空にスプートニックが横切る。
夢はそこから始まった!
原作のロケット・ボーイズは、上下そしてPart2の上下の4冊を何度も読み返し、いつか映画になら
ないかと思っていたら、すでになっていたんですね。いやー映画館で観たかった。
映画は原作どおりに作られていませんが、大筋ははずしていません。想像していた思索(試作)ロケ
ット(失敗も含めて)の打ち上げシーンが映像で見られるとはちょっと感動。街を離れる最後の打ち上げ風景は、青空がとても眩しく映えます。カバーの写真が、夢に向かって行く彼らの表情を充分あ
らわしていて、カバーからしても見たくなる映画です。
スタンド・バイミーと同じ様に4人組なんだけど、こちらの4人は全員成功したみたいでよかった。
僕が見たのはスペースシャトルでした とても清々しい気持ちで観終わることができました。良い映画です。
主人公が、冷戦の相手国であるソ連が打ち上げた「スプートニク」の輝きを夜空に見つけるシーンが印象的です。フットボールの英雄にでもならない限り、顔を真っ黒にしながら石炭を掘る以外に道のない炭鉱の町に生まれ、初めて夢を見つける瞬間でした。
実際の出来事を、おそらくは忠実に描いたからこそ、過剰で余計な演出もなく、人の心を打つ内容に仕上がったのでしょう。
25年前、東京の夜空にスペースシャトルを見た時の感動を思い出しました。一点の光が、音もなく、でもグイグイと力強く進んでいくのを、見上げていたものです。
まるで、この映画のシーンのように、多くの人びとが指差しながら夜空を見つめていました。
映画からアントレプレナーシップを考える この物語は、元NASAのエンジニアであるホーマー・ヒッカム氏の自伝「ロケットボーイ」を基にした、ノンンフィクション・ストーリーである。
1957年のアメリカの田舎の炭坑町コールウッドが舞台。
高校を卒業後、炭坑夫に就職するしか選択肢がない町で、主人公の高校生ホーマーは、炭坑夫になることに納得できず大学進学を夢見る。しかしアメリカンフットボールの特待生以外、大学入学の道は無く、スポーツ音痴のホーマーには、道は閉ざれたも同然であった。
そんな折、ソ連が人類初の人口衛星スプートニック打ち上げに成功する。その瞬間を見たホーマーは、自らも宇宙への夢を膨らます。そうだ、ロケットを作ろう!!思い立ったホーマーは、自宅の地下室で自作のロケット作りに着手する。
自らの夢の実現のために、仲間を巻き込み、メンターの知恵を借りながら、反対する人々を説得し、数々の失敗や困難をクリア。そして、最終的に、ロケットを完成させ、「科学フェア」で優勝するまでの過程は、まさにアントレプレナーシップとは何かと教えてくれる。
米国アントレプレナーシップ教育で有名なボブソン大学でも教材として使用されている映画である。もちろん、映画としても感動を呼ぶ名作であることは間違いない。
余談だが、その後、大学へ奨学金を得て進学しNASAのエンジニアとして活躍する。また、炭坑は、その後閉鎖されてしまう。炭坑の町の人々は、決められたルートに対して何も考えること無く進んだのだが、「変わらないのも、またリスクである」ということを教えてくれる、そんな作品だった。
夢を引き寄せる 主人公の著書「Rocket Boys」が元になっている実話です。驚いたのが、原題の「October Sky」は、原作の題名「Rocket Boys」の文字を入れ替えて作っているそうです。アナグラムという言葉遊びなんですね。
夢の力と友情や家族の絆について考えさせられる作品でした。
私は「夢」というものは、本当に叶うと強く思っている人から優先的に引き寄せてくれるものだと思います。「夢」を持つことは大切です。人生に迷った時、大きな目標になります。大海原で方向を見失った時、太陽が目印となり方角を導いてくれるみたいにです。同時に、夢は言葉に出してアピールしなければいけません。同じ夢を持つ仲間を引き寄せるからです。同じ夢を持つ仲間は行動に自信と勇気を与えてくれます。
両親との葛藤シーンも良く理解できました。私も未だに口論します。この映画にもあったのですが、親に自分の活躍している世界を実際に見てもらうほどいい解決方法はありませんね。良い映画は人生のアドバイスもしてくれます。
主人公が憧れの女性を選ぶより、自分を好きでいてくれる人を選んだところにも拍手をしました。
主人公ホーマー・H・ヒッカムJrさんはNASAで実際に勤めることになりました。夢を叶えたんです。
努力や才能、良い出会い(映画の中の先生のような)というのもあると思いますが、彼はまず最初に一生を捧げようという「夢」を見つけました。その「夢」を見つけたことが全ての第一歩なんです。「夢」は自分の苦手なことも得意にしてしまう力があるんですね。数学が得意になったように。
自信を持っておすすめする映画です。
胸が熱くなる素敵な映画です 人々が見守る中、少年たちの夢を乗せて、はるか空の高みに向かってまっしぐらに飛んで行くロケット。何度か登場するそのロケット発射のシーンがすごくよくて、清々しさにあふれていて素敵でした。
自分と同じ炭坑の仕事についてほしい父親と、空に向かう夢の道に進みたい息子との衝突。ロケットを飛ばしたい夢を応援し、主人公のホーマーの背中を後押しする教師の力強い励まし。いくつかの試練を経て、それでも夢をあきらめずに、ロケットの打ち上げにチャレンジし続けた「ロケット・ボーイズ」の四人の少年たち。
久しぶりに見たのですが、「こんなに胸が熱くなる、素敵な映画だったんだなあ」と、改めて感動しましたね。ソ連の人工衛星スプートニクが夜空に描く光の軌跡を見て、ホーマーがひとつの夢を見つけるシーンをはじめ、あちこちで目頭が熱くなりました。
原題は、宇宙に向けてスプートニクが空を飛んだ1957年10月にちなんで、『October Sky』。「Rocket Boys」のアナグラム(単語のつづり換え)になっているところも、心憎いっすねぇ。
1999年製作のアメリカ映画。全体の雰囲気は、でも、イギリス映画の肌触りがしたんですけどね。
もうひとつ。オープニングあるいはエンディングで奏でられる弦楽器(チェロでしょうか)の調べが、作品にあたたかな彩りを添えていたのも印象に残ります。
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[ DVD ]
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GIブルース [DVD]
・エルヴィス・プレスリー ・ジュリエット・プラウズ
【パラマウント ジャパン】
発売日: 2007-08-16
参考価格: 4,179 円(税込)
販売価格: 4,179 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・エルヴィス・プレスリー ・ジュリエット・プラウズ
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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ブルー・ハワイ [DVD]
・エルヴィス・プレスリー ・ジョーン・ブラックマン
【パラマウント ジャパン】
発売日: 2007-08-16
参考価格: 4,179 円(税込)
販売価格: 4,179 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・エルヴィス・プレスリー ・ジョーン・ブラックマン
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カスタマー平均評価: 5
エルヴィスの最高傑作 とにかく、素晴らしい映画です。エルヴィスの青春物といったら、ノー天気な内容でつまらないと相場は決まっているが、この作品だけは別格。
ハワイの美しい風景も完璧なら、挿入歌は全て名曲・名唱です。筋立ても面白いし、買って損はない作品。
ハワイと言えば小錦?とんでもない!エルヴィスです! この映画ほどハワイの観光に貢献したものはないでしょう。現在でもワイキキのあるホテルではプレスリーのそっくりさんがお馴染みのナンバーを熱唱し、アメリカ人観光客を大いに楽しませている。
日本人だとハワイといえば、石原裕次郎や加山雄三を思い浮かべるが、アメリカ人でこれほどまでにハワイにぴったりの有名人はプレスリーの他にはおりません。カラパナ?足元にも及びません。
それと、ハワイをイメージした曲といえば大昔の『憧れのハワイ航路』しかないのかな? それでも、ハワイでウェディングを挙げる方は教会で流れる『ハワイアン・ウェディング・ソング』に涙を流す。
アラモアナパーク、ハナウマ湾、そしてタンタラスの丘にパイナップル畑など、撮影ロケ地は今でも当時の面影を残しています。
キャストで1944年リリース、あのイングリッド・バーグマンが見事オスカーを受賞した名作『ガス燈』でアカデミー助演女優にノミネートされたアンジェラ・ランズベリーが良い演技をしていました。
プレスリーは全14曲をこの作品で歌っていましたが、どれも思い出に残るすばらしい曲ばかり、是非サントラも合わせて購入することをお勧めします。(こちらの方は全22曲となっております)
映画のタイトルのようにハワイは永遠に『ブルーハワイ』のままであってほしいですね。
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