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クレーヴの奥方 [DVD]
・マノエル・ド・オリヴェイラ ・キアラ・マストロヤンニ ・フランソワーズ・ファビアン ・アントワーヌ・シャペー ・スタニスラス・メラール
【紀伊國屋書店】
発売日: 2002-03-25
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 6,580円〜
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・マノエル・ド・オリヴェイラ ・キアラ・マストロヤンニ ・フランソワーズ・ファビアン ・アントワーヌ・シャペー ・スタニスラス・メラール
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カスタマー平均評価: 3.5
現代版 昔の映画のリメイクと言った感じがしたが、カトリーヌの美しさにうっとりしました。仏文学では有名な『クレーブの奥方』ドロドロした関係はなく心理状況が微妙に変化するさまがこの映画でも味わえました。ただ、上流階級のマダムとロック歌手の恋は何とも言えず、現代風なのかなと思いました。
クレーブの奥方を現代風にアレンジ 小説「クレーブの奥方」を現代風にアレンジした映像です。
監督のオリヴィエイラはサイレントトーキーの時代から映画に携わっている老雄
でして、それだけに俳優には台詞よりも身体を使ったボディーランゲージを
強調して演じるように勧めているそうです。
ある一人の女性が惚れ込んでしまったロック歌手と夫との間で板ばさみ。
そしてロック歌手も自分を愛してくれているのに、自分は拒絶する。
おまけにその事を夫に告白すれば、ショックで夫は亡くなってしまう。
とどこかパロディーめいた内容ですが、映像の流れをみると極めて真摯に
描かれています。
惚れた相手がロック歌手というのが映画の現代風なアレンジでして、
結局主人公の女性はそのまま自立して一人で生活する事になります。
この映画はあらすじ云々よりもむしろ映像美に注目してみてください。
ラストシーンの扉の隙間から見える行列なんて素敵ですよ。
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恋ごころ [DVD]
・ジャンヌ・バリバール ・セルジオ・カステリット ・ジャック・ボナフェ ・マリアンヌ・バスレール ・カトリーヌ・ルヴェル
【紀伊國屋書店】
発売日: 2002-12-21
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 5,980円〜
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・ジャンヌ・バリバール ・セルジオ・カステリット ・ジャック・ボナフェ ・マリアンヌ・バスレール ・カトリーヌ・ルヴェル ・マルティーヌ・マリニャク
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カスタマー平均評価: 5
いいっ! いや〜。本当によかったです。 映画の導入部分は、恐ろしくたいくつで辛かったです。それというもの、映画がつまらないのではなく、私個人の趣味として、ジャンヌ・バリバ−ルの顔も薄っぺらい体も嫌いだから、どうもなじめませんでした。が、しかし。途中から、もう映画の虜。物語は、登場人物が少ない舞台のような感じ。それでいて、どんどん人間の輪が絡まっていく様子は、引き込まれました。笑っちゃうくらい登場人物のキャラクタ−がハッキリ、クッキリしてて、どれもどこか愛すべきキャラクタ−。そのキャラクタ−がとっても生き生きと映画の中で輝いてる感じです。 カミ−ユ(J・バリバ−ル)とソニア(M・バスレ−ル)との間の友情が、”仲良し”じゃないのが、素敵!”嫌い”なんです。でも、そこには、”友情”が、ちゃ〜んとあるの。女ならではの。そこがにくい! そして、映画の中にでてくる洋服がどれも素敵です! オチがフランス語がわかる方なら、なお楽しめたのかもしれませんね。 映画を観終わった後でも、幸せなそれでいてちょっと大人の部分を感じさせるような素敵な映画でした。
まさに至福のラスト いかにもジャック・リベットらしい遊び心に満ちた楽しい作品。 上映時間を感じさせないどころか、このままづっと続いていて欲しいと思うくらい。 そして、まさに至福のラスト。 どうやったら脚本なしにこんな話を作れるのか? いや、脚本がないからこそこんなに登場人物が生き生きしているのか?
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大運河 [DVD]
・フランソワーズ・アルヌール
【アイ・ヴィ・シー】
発売日: 1999-12-18
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 5,980円〜
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・フランソワーズ・アルヌール
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カスタマー平均評価: 3
アルヌールのコケティッシュな魅力。。 バディムが31歳の時に感覚的、視覚的につくったとされる映画。 水の都ベネチアが舞台になっていて運河の交通手段である船が映画の中でも効果的に使われていて印象的。小悪魔的な雰囲気で3人の男を翻弄するフランソワーズ・アルヌールがとにかくチャーミングで、悪い女とわかっていながらものめり込んでしまう男の気持ちがわかるような気がします(笑)。バディムの艶のある演出も彼女の魅力をうまく引き出していてブリジット・バルドーとはまた違った、どこか品のよい色気を感じます。 当時日本でも彼女はかなり人気があったと聞きます。 テレビ等ではなかなかお目にかかれない作品。アルヌールファンは必見でしょう!
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他人の血 特別篇 [DVD]
・ジョディー・フォスター ・マイケル・オントキーン ・サム・ニール ・ランベール・ウィルソン
【パイオニアLDC】
発売日: 2002-01-25
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 5,980円〜
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・ジョディー・フォスター ・マイケル・オントキーン ・サム・ニール ・ランベール・ウィルソン
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カスタマー平均評価: 4
美しいジョデイフォスター フランスを舞台にしたラブストーリー。彼女はフランス人役ですから当然台詞はフランス語。 彼女が愛した男性はフランス人レジスタンス。彼女の美しさに惹かれた男たちがフランス人レジスタンスであったりドイツ人将校であったりしたため悲劇が起こる。 自分の美しさを自覚しており、それを利用もするしたたかさを垣間見せる若き女性を好演している。
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愛情萬歳 [DVD]
・ヤン・クイメイ
【パイオニアLDC】
発売日: 2000-10-27
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 5,954円〜
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・ヤン・クイメイ
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カスタマー平均評価: 3.5
オススメのアジア映画 都会の若者の孤独や空虚感がリアルに表現されています。ドラマの軸となるようなセリフはほとんどなく、いっけん主人公3人の事情など明確なことはなにもわかりませんが、淡々とした映像の中にこの作品の意図がみえてきます。映画館で観たのが20歳前後の時でしたが、ストーリーがはっきりした映画に見慣れていたこともあり、素直におもしろいとは思えませんでした。何年か後に再度観た時には本当に泣きました。 ツァイミンリャンは私の好きな映画監督の1人ですが、彼の映画でもイチオシの作品です。
からっぽの心に響く 寂しいとき見ると、吸い寄せられてしまう。見たくない自分の後姿ような・・・・・・心の奥底を覗き見るような・・・・・・そんな感じ。ほろ苦い後味を抱えつつ、また、取り付かれたように味わいたくなる。そんな映画です。
これがベネチアのグランプリ? 難解で全く理解できない。 ベネチアは何を考えているのだろう? とっても損した気分。
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パラダイス・パラダイス [DVD]
・チョウ・ユンファ ・ジョイ・ウォン ・ニナ・リー
【スパイク】
発売日: 2002-01-10
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 5,945円〜
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・チョウ・ユンファ ・ジョイ・ウォン ・ニナ・リー ・ウォン・チャン
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カスタマー平均評価: 0
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同行二人四国遍路1 発心の道場 [DVD]
・趣味
【コアラブックス】
発売日: 2000-11-21
参考価格: 6,825 円(税込)
販売価格: 6,825 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 5,900円〜
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・趣味
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カスタマー平均評価: 5
さすが 四国八十八ヶ所をきちっと四巻にわけてるだけあって、中には住職さんのインタビューなども紹介されているなどひとつひとつのお寺が丁寧に紹介されている。 駆け足ではなく味わって八十八ヶ所を廻ろうと思わせてくれる作品です。
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タイム・ソルジャーズ〜愛は時空(とき)を超えて〜 [DVD]
・ユン・ピョウ ・マギー・チョン ・ユン・ワー
【パイオニアLDC】
発売日: 2000-04-25
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 5,800円〜
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・ユン・ピョウ ・マギー・チョン ・ユン・ワー
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カスタマー平均評価: 4
ユンウーの悪役ぶりがすごい 89年の「急凍奇侠 the iceman cometh」。ユンピョウ、マギーチャン主演。ユンウーが悪役。武術指導を元徳の元家班、チンカーロッが担当している。フォンツイファンやユンケイが友情出演でワンシーンだけ出ている。タイポーも雑魚役で出演。個人的には面白いです。ストーリーが荒唐無稽だとか、特撮がちゃっちぃとか、よく考えたらおかしいだろうとかいう所はもちろんありますよ。でもそれが香港映画なのだと割り切って見れる人には楽しい映画だと思います。全編を通してユンピョウとマギーチャンとユンウーしかまともに出ていないと言ってもいいぐらい、3人だけの演技で作ってる映画。ある意味凄い。そしてだからこそ3人の演技が堪能出来る。素朴でピュアなユンピョウ、蓮っ葉だが可愛らしいマギーチャン、大暴れすぎてかなり楽しんでるんじゃないかと想像できるユンウーの悪役ぶり。それぞれの演技と個性が妙に映画のシナリオにマッチしてしまっています。見ていて楽しい。ユンピョウ自身が後に監督する西蔵小子(香港魔界大戦)と何となく被っていますが、本作の方が活気というか勢いがある感じがします。一つ残念なのは明朝時代の姫と現代の娼婦を一人二役でマギーチャンが好演しているが、この二役を生かしたシナリオにすればいいのに、なぜか二役になっている意味が無いシナリオになっている所。多分、作っているうちに複線をほったらかしにしちゃったのがありありと分かるが、こういういい加減さも香港映画の楽しみ(?)だと個人的には思っているので、香港映画ファンにはお勧めで、そうで無い人には見る必要の無い映画かもしれない。
「かっこいい」よりは「かわいい」 一度凍った人間が日常生活できちゃうところがすばらしい!! 真面目なストーリーだけど、多趣味(!?)な役柄が非常にあってると思います。かっこいいアクションと、ちょっとかわいいユンが見られる、ユン・ピョウファンにはたまらないかも!
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柔らかい肌〔フランソワ・トリュフォー監督傑作選11〕 [DVD]
・ジャン・ドサイ ・フランソワーズ・ドルレアック
【日本ヘラルド映画(PCH)】
発売日: 2004-12-15
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 5,800円〜
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・ジャン・ドサイ ・フランソワーズ・ドルレアック ・フランソワ・トリュフォー ・ジャン・ルイ・リシャール
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カスタマー平均評価: 4.5
かわいい女とおっかない女 『突然炎のごとく』では、2人の男の間で揺れ動く奔放な女を描いてみせたトリュフォーが、本作品では、2人の女の間にはさまってにっちもさっちもいかなくなる優柔不断の男を主人公にすえている。内容を語れば2?3分で終わりそうな何でもない三角関係の不倫物語であるが、トリュフォーの手にかかると一級の恋愛サスペンスに化けるから不思議だ。
なんと言っても男女の微妙な心理描写がずば抜けて優れている。寸暇を惜しんでスッチーとの密会を企てる中年男の姑息さやいやらしさが、スケジュール調整にあわてまくる評論家ピエール(ジャン・ドザイ)の行動を通じて伝えられるが、なぜか俗っぽくならない品格を保っている。
ピエールの不倫相手であるニコル(フランソワーズ・ドルレアク)は、男好きのするかわいらしい女。不倫旅行中のガソリンスタンドで突如ジーンズからスカートへ履き替えたり、(『アメリカの夜』にも登場した)朝食の残飯を子猫に分け与えるシーンを見ていると、ピエールならずとも思わず抱きしめたくなってしまうくらいだ。
ニコルと対照的に描かれるのが、ピエールの妻フランカ(ネリー・ベネデッティ)である。夫のウソを愚痴でせめたて、家出した夫には離婚をほのめかして脅す。一時的に帰宅した夫をSEXで懐柔。動かぬ証拠を手に入れた途端豹変し、強硬手段に訴えるという悪女ぶりには、もう「参りました」というしかない。
かわいい女とおっかない女。公開当時は酷評されたらしいが、ヤヌスの鏡のごとき女の二面性をトリュフォーらしい繊細なタッチで描いた秀作である。
官能的なモノクローム 中年の男の色恋沙汰の行く末、と言ってしまうと不謹慎な話みたいだが、まあ話の中身はその通りなんだけど、ここまで丁寧に映画的な不倫を描いてくれるとうれしくなる。
モノクローム映像がこんなに官能的な匂いたつような効果があるのだという事をもはじめて体験した。
フランソワーズ・ドルレアック、姉妹であるもうひとりの美女、カトリーヌ・ドヌーブより魅力的に感じるのだ。彼女は25歳の若さで事故で亡くなった。とてもみんなに惜しまれた、人間的にも女性としても魅力的な女優だったらしい。
それから結末をばらしてもさほど支障はないのだけど、というのは「結末を話さないでください」といった、お話だけに頼るような、やわな映画ではないから。
それでも「奥さん怖い」という人は縮み上がるだろうとだけ申しておきます。
この映画のモチーフは実際の事件の新聞記事から取られている。
トリュフォーは「突然炎のごとく」のアンチテーゼ的な意味を持って製作したようだ。つまり恋愛讃歌の作家と見られるに自分に対する挑戦なのか。
「こんな気の滅入る作品は当たらないだろう」と思った通り当たらなかったらしいが、けっこう好きな人も多く、評価も高い。ぼくも好きな作品だ。
映画のサウンドトラックは、ジョルドュ・ドルリューという映画狂の作曲家だが、それは耳について離れないような独特で甘く、劇的で軽い・・非常にフランス的とも感じさせる素場らしい音楽である。
語り口の上手さが光る傑作!飛行機の映像も良い! とにかく語り口の上手さが抜群で、フランソワ・トリュフォー監督の数ある恋愛をテーマにした作品の中でも最高作の一つだと思います。ジャン・ドサイの小心者の中年男と(妹、カトリーヌ・ドヌーブよりはるかに魅力的な)フランソワーズ・ドルレアックのスチュワーデスの組み合わせも良いですし、ジョルジュ・ドルリューのフルートによるテーマ曲やラウル・クタールのモノクロ撮影も素晴らしかったです。
トリュフォーによるヒッチコック 冒頭からまるでサスペンス映画のような不気味な雰囲気が貫かれるこの映画は、トリュフォーによるヒッチコック映画。なんとも優柔不断な男と、二人の女たちの心の動きをひたすら繊細かつ緻密に描いている。この浮気している中年男の切迫した心理描写がすごく上手い。浮気相手の焦燥も大変なもので、パーティーのシーンではこっちもハラハラしてしまう。 監督はこんな暗い映画は受けないだろうと考えていたらしいが、その分、彼のやりたいように撮った映画という印象を受ける。手法はヒッチコックだけれど、まぎれもないトリュフォーの傑作になっているのは面白い。
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[ DVD ]
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エマ [DVD]
・グウィネス・パルトロウ ・トニー・コレット ・アラン・カミング ・ユアン・マクレガー ・ジェレミー・ノーサム
【ショウゲート】
発売日: 2007-05-25
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 5,800円〜
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・グウィネス・パルトロウ ・トニー・コレット ・アラン・カミング ・ユアン・マクレガー ・ジェレミー・ノーサム ・ジェーン・オースティン ・ダグラス・マクグラス
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カスタマー平均評価: 3.5
贅沢で上質の娯楽作品! これはお薦め!!! ジェィン・オースティンの名作の映画化。ただし本作は、かなり割り切って、質の高い、品の良い娯楽作を狙って作られているので、いわゆる「文芸作品」としてみるのでなく、名作をベースにした娯楽作と考えれば(幾分ステレオタイプではありますが)本当に良くできた作品です。何よりもまず、主役のパルトロウが素晴らしくチャーミング! 可愛らしい主人公を、繊細な演技で見事に演じています! 周りの役者も贅沢そのもの! トニ・コレットを先頭に、グレタ・スカッキ、アラン・カミング、ジェレミー・ノーサム、そしてユアン・マクレガー! 素晴らしい景色を始め、丁寧に作られたセット、見事な音楽、美しい衣装、繊細な演出、どれをとっても製作者の深い愛情を感じさせる丁寧で暖かいもの。ちょっとお洒落な、しかも気軽につけられるような宝石のような掌篇です。
きれいだけれど オースティンの原作とは違って、このエマは美しすぎです。それにナイトレー氏との関係も、最初からロマンスを予感させすぎです。トニー・コレットはいい役者ですが、ハリエット役にはあっていないです。原作ではエマ自身がハリエットのことを、とてもきれい、と思うのですが、トニーにはそういうかわいらしさ、きれいさはありません。(単に善良なおばかさんにしか見えません。)また、ユアン・マクレガー(ファンです)にはフランク・チャーチル役はちょっと・・・(本人もこの役は失敗だったと述べているようですし)。歌がうまいのはいいのですが、都会の洒落者、という感じはないですから。
お金をかけただけあって、全体的にはとても美しい、楽しい映画に仕上がっています。でもぜひ、他のバージョンと比べたり、原作を読んでみてください。
お話しは大好き!でも... グウィネス・パルトロウのかわいらしさも、風景や建物、インテリアの美しさも申し分在りません。
大好きな作品です。
しかし、私が今まで購入したDVDと違い、音声や字幕の切り替えが全くありません。音声:英語、字幕:日本語のみです。英語字幕はほしかったです。
また、少し以前の作品の為かもしれませんが、他の作品に比べて少し画質が粗いような気がしました。
この2点が減点の大きな理由です。
英国風 ジェーン・オースティンの原作は、英国上流社会(upper middle class)の華やかさや鼻持ちならない嫌みなところを描いて興味深いものがあります。映画はグウィネス・バルトロウのおかげで、原作より遙かに明るく、おもしろく、色っぽくなっています。有名劇場で戯曲を見ているようなぜいたくな時間を得られます。そして豪華絢爛さは映画ならではの世界です。「英国風」をお楽しみ下さい。
ホッとしたい午後に。 なんといっても、主演のグウィネス・パルトロウの魅力全開。キュートで、可憐で、知的。ちょっと低めの声も、またたまらなく魅力的です。 さらに、作中の音楽も、グウィネスの魅力を引き立てる30着に及ぶというドレスも、いかにもイギリスの古き良き時代を思わせ、エマの世界へどっぷりとはまることができるのではないでしょうか。 ちなみに、音楽は、第69回アカデミー賞オリジナル作曲賞(ミュージカル・コメディ部門)受賞。ファッションについても、アカデミー賞デザイン賞にノミネートされています。 原作は、ジェーン・オースティン。(「いつか晴れた日に」も彼女の作品。)コミカルで、嫌味のない、サクッとした噛み応えで、期待を裏切らないストーリー。 なんだかホッしたい映画が見たいなぁ、という時。スコーンと紅茶とともに見たい作品です。
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