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[ DVD ]
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ファイブ・バンボーレ [DVD]
・エドウィージュ・フェネシェ ・ウィリアム・バーガー
【エプコット】
発売日: 2004-07-30
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 5,040 円(税込)
( 通常4〜6日以内に発送 )
中古価格: 4,195円〜
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・エドウィージュ・フェネシェ ・ウィリアム・バーガー
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カスタマー平均評価: 3
Not The Bava's Best... 新たな合成樹脂を生み出す画期的化学方程式を巡り、無人島に在る別荘で発生する連続殺人事件劇を描いたGiallo映画であり、William BergerやHaward Rossと云ったジャンル・ベテランたちの豪華共演作と云う点でも注目に値する作品ですが、個人的には一連の事件の鍵を握る美少女役の新人Ely Galleani(但し「Justine Gall」名義で出演)が最高に良いと思います。尚、この映画に関しては、自分の家族から「これ(本作)の出来は最悪だ」と批判されたMario Bava監督自身が自己批判の挙句に配給会社にまで圧力を掛けて公開を遅延させてしまったと云う有名なエピソードが付き纏っており、実際、本作はストーリー自体からは想像さえ出来ないほどダラダラとした脱力系の作風を最大の特徴とする風変わりな珍作に仕上がっています。
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[ DVD ]
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泥棒成金 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
・ケーリー・グラント ・グレース・ケリー ・シャルル・ヴァネル ・ブリジット・オーベール ・ジョン・ウィリアムズ
【パラマウント ジャパン】
発売日: 2005-03-25
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,180円〜
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・ケーリー・グラント ・グレース・ケリー ・シャルル・ヴァネル ・ブリジット・オーベール ・ジョン・ウィリアムズ ・ジョン・マイケル・ヘイズ
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カスタマー平均評価: 4
秀逸な南仏観光ガイド 深遠な欧米比較文化論 軽妙なラブサスペンスとでも言いましょうか、ヒッチコックのキャリア上特異な作品です。この作品に対してはG.ケリーの魅力とその後辿ったモナコ公国王妃としての顛末、そして南仏の風光明媚さとE.ヘッドのゴージャスな衣装(今となっては成金趣味的な嫌らしさがほの見えるのが珠にキズ)ばかりが喧伝されて、作品自体への真っ当な評価は少ないです。
実はこの映画は見事な仏vs米の文化論にもなっています。ルビーは元レジスタンスの闘士で宝石泥棒の名手‘CAT’。功成り遂げたなら引退して優雅な余生を送るというカトリック的な人生観を実践しています。元の仲間達も料理人や給仕をやっていて地に足をつけた生活が仄見えるのです。他にも花売りの市場、張り込みの合間に石でサッカーをやっている警官達等々、見事な仏紹介になっています。
対して米国人観光客の母娘は、亡き父親が死ぬまで愚直に営んでいた農地から偶然石油が出て成金になり、金の亡者から逃げるため世界漫遊・有閑の旅をしています。「米国男性は仕事や野球の話題しかしない」という野暮ったさ。母親は「どうせ保険がかかっているから」と宝石盗難にも他人事。娘はB.オーベール演じるフランス娘の翳りと底意地とは全く対照的。臆面もなくルビーと渡り合い、ここぞと言う時には車をぶっ飛ばし、花火を背景にもの凄い誘惑を仕掛けていきます。
この映画が作られた当時、金満ハリウッドは西欧・中東の文化まで自在に扱えると思っていたかのような大作映画を作っていきます。B.オーベールはG.ケリーを評して「お金があるだけじゃない!」と敵愾心を露わにしますが、事件の根本に「世の中は金次第」という感じで尊大に振る舞う米国人への反感があったのではないでしょうか。元々はヒッチコックも英国からハリウッドへ引き抜かれた人でした。米国の在り方にこういった揶揄的視点を持ち得たのもそういう経緯からだと思えます。なかなか一筋縄ではいかない佳作です。
明るい 泥棒の 話 ヒッチコックの数ある傑作群に並べて見ると 独創性や斬新さには欠ける作品かもしれないが 気楽に寝転がって見るには最高の一本である。 地中海のニースを舞台としたラブコメディーである。とにかく 美しい場面が多い。地中海、花火、仮面舞踏会、花市場。そしてなによりグレースケリーの美しさは際立っている。相手役のケーリーグラントも 相変わらずの おとぼけ振りであり 大声でわらってしまうこと しばしばである。 それにしても これを作ったヒッチコックという人は極めて複雑怪奇な人であったことは 彼に関するいくつかの本を読めばすぐに分かることである。かような人が このような愛らしい宝石のような映画を作ってしまうということ自体 芸術家の持つ そこしれない何かを感じてしまう。 但し この映画に関しては そんな面倒くさいことは考えずに とにかく寝転がって見ていれば良い。本当にシャレた一本です。最近は 何でこのような作品が出来ないのかだけが ちょっといぶかしい程。
サスペンスとして見るか、それとも… 宝石を盗んだ真犯人を捕まえようとする主人公。一方、自分のハートを盗んだ主人公を追いかけるヒロイン。 ヒッチコック監督の映画だからという理由でこの映画を見ましたが、サスペンスとして見ると珍しくもない展開で、ヒッチコックはこういった映画も作っていたのかという別の驚きがありました。 フランスの風景や町並み、花、衣装などは華やかで、それらの美しさを見て楽しむこともできます。 また、ケーリー・グラントや、グレース・ケリーなど過去の俳優・女優に興味のある方にもお勧めです。
チャーミング! 「裏窓」でクラクラさせられたグレースケリーの美しさと大胆さにまた出会えて感激。しかも、そこに南仏の美しい風景や凝った衣装がふんだんに(でも過剰ではなく)盛り込まれて、なんともチャーミングで豪華な映画である。 ヒッチコック特有の残酷さや毒はあまり感じないけれど、だからといって、単なる退屈な“観光おしゃれラブコメディ”になっていないのはさすが。 惜しむらくは、邦題の「泥棒成金」がしっくりこないこと。原題の“TO CATCH THE THIEF”に込められた、犯人も恋人も捕まえちゃうぞ、という楽しいダブルミーニングを、うまく日本語でも表現してほしかったな。 尚、このDVDは特典映像も見応えアリ!予算の都合でカットされたシーンがあったことや、役者が提案した脚本の変更をヒッチコックが阻止したことなど、撮影裏話を知ることができます。
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[ Blu-ray ]
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RED DRAGON [Blu-ray]
・アンソニー・ホプキンス ・ハーヴェイ・カイテル ・レイフ・ファインズ ・メアリー=ルイーズ・パーカー ・エミリー・ワトソン
【ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン】
発売日: 2009-05-09
参考価格: 4,936 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,180円〜
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・アンソニー・ホプキンス ・ハーヴェイ・カイテル ・レイフ・ファインズ ・メアリー=ルイーズ・パーカー ・エミリー・ワトソン
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カスタマー平均評価: 5
神画質の極みですな いやーっビックリしました。私の大好きな映画「羊たちの沈黙」シリーズの本作が、
まさかここまでのハイクオリティーでブルーレイ化されるとは。初代の羊たちの沈黙の
国内版は、ブルーレイなのに画質が悪いと酷評されまくっていますが、同じシリーズなのに
こっちは音楽は大迫力、画像は最初っから最後まで鬼のような高画質と言う事無しです。
個人的にこのシリーズで、映画のオープニングからの引き込まれようはレッドドラゴンが
最高だと思ってまして、今までのDVDも全バージョンを持っていますが、それで買っても
お買い徳感は満点でしたね。同日に同じユニバーサル映画のキングコングも買いましたが、
総じて完成度が他より一歩抜き出ていると感じました。見た感じではホプキンスやノートンの
アップなんか写真画質だし、まるで視力が向上したかのような感覚にすら陥ります。
個人的には、有名なパイレーツ オブ カリビアンBDとかより綺麗だと思いますよ。
正にマストアイテム、「買って損なし」の一品です。
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[ DVD ]
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凶暴!凶悪!人喰いザメ・セット (初回限定生産) [DVD]
・スティーブ・ポールドウィン ・ヴァネッサ・ジョハンソン ・ダリル・ハンナ ・ジョン・シュナイダー
【NIKKATSU CORPORATION(NK)(D)】
発売日: 2009-08-28
参考価格: 5,565 円(税込)
販売価格: 4,118 円(税込)
( 近日発売 予約可 )
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・スティーブ・ポールドウィン ・ヴァネッサ・ジョハンソン ・ダリル・ハンナ ・ジョン・シュナイダー
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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ボイスレター [DVD]
・パトリック・スウェイジ ・ジア・カリデス ・ロジャー・E・モスレイ ・エリザベス・レイシオ
【パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン】
発売日: 2004-08-27
参考価格: 4,179 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,089円〜
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・パトリック・スウェイジ ・ジア・カリデス ・ロジャー・E・モスレイ ・エリザベス・レイシオ
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カスタマー平均評価: 3
女性の嫉妬の恐ろしさ 主人公は妻殺しが罪状の無実の死刑囚。4人の女性とボイスレターを交わし心の支えとしてきた。看守の意地悪で2人の女性のテープを入れ替えられる。これが全ての始まり。彼が自分以外の女性ともボイスレターを交わしていたことを知り嫉妬した女性は名前を明かさずに怒りのテープを彼に送りつける。図らずも彼は無実が証明されて出所。彼女たちにとっては彼が死刑囚であるという前提が崩れ去る。主人公は死刑からは免れたものの、誰かわからない女性に命を狙われる事となる。サスペンス調ながら、簡素なストーリー、怖さほどほど、最後のどんでん返しもそこそこ。そんなところが少々物足らない原因でしょうか。
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[ DVD ]
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デッド レイン (レンタル専用版) [DVD]
・クリストファー・ウォーケン
【Blowout Japan】
発売日: 2000-09-29
参考価格: 8,400 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,089円〜
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・クリストファー・ウォーケン
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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8人の女たち プレミアムBOX [DVD]
・カトリーヌ・ドヌーヴ ・エマニュエル・ベアール ・イザベル・ユペール ・ファニー・アルダン ・ヴィルジニー・ルドワイヤン
【東芝デジタルフロンティア】
発売日: 2003-07-21
参考価格: 7,140 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,070円〜
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・カトリーヌ・ドヌーヴ ・エマニュエル・ベアール ・イザベル・ユペール ・ファニー・アルダン ・ヴィルジニー・ルドワイヤン ・フランソワ・オゾン
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カスタマー平均評価: 4.5
美しいフランス女優の競演! 友達が「歌や踊りが入ってて楽しいよ」と貸してくれました。綺麗な女優さんたちだなあ、と思って見ていたら、なんとまあ、みなさん有名な女優さんばかりではありませんか。この顔ぶれで、こんなお気楽な映画を作ってしまうフランスの映画界は洒落てます。大女優たちの遊び心を感じます。 サスペンス+コメディ+ミュージカル。ため息が出るように美しいフランス女優たちが織りなす人間模様。まさにエンターテインメントです。どの女優さんも、いい味出してます。こんなゴージャスな女性たち8人の確執に巻き込まれたら、どんな男性も死んでしまうような気がします。
プレミアムBOX ♪ 本編は一度レンタルで観たのですが、(それ以来他のオゾン作品も購入) メイキング映像を観たい衝動にかられてこちらを購入。 買ってよかったと実感しています。 ディスク1の本編はもちろん面白い!(スルメ風味) ディスク2のメイキングも内容が充実していて見ごたえがありました。 特にイザベル・ユペールの迫真の演技に監督はもちろん 出演者たちの顔が思わずほころび、サニエは噴出す寸前(笑) このメイキングシーンは何度見ても面白くてお腹が震えます。 巨大なセットの裏側、裏方スタッフの活躍ぶり、出演者のNGシーン、 個性や本音がチラっとわかる出演者たちのインタビュー、 レコーディングや振り付けシーンなど等、 とにかく見どころ満載でした!
8人の女優の共演 フランスを代表する女優たちのユーモラスな演技と歌が楽しめるだけでも価値のある、サスペンスコメディ+ミュージカル作品。 この結末は日本の推理小説にも似たような物がいくつもあり衝撃は受けない、サスペンス重視の方にはあまりお薦めではない。 ドールハウスのような家と絢爛豪華な衣装は、見るものを夢の世界に導くようだ。 カトリーヌ・ドヌーヴ とイザベル・ユペールが共演というだけでも鳥肌モノだがその二人が背中合わせになり踊るシーンはゾクゾクする。 「永遠のマリア・カラス」のファニー・アルダンや「かげろう」のエマニュエル・ベアールなど本当に凄い共演。 リュディヴィーヌ・サニエの「焼け石に水」も見たい作品。
期待外れではあったが・・・ フランスの人気女優8人が織りなすサスペンス・コメディー・・・? その家の主人が殺されていて、誰が殺したのかを全員が全員同士で疑い、どろどろした部分が浮かび上がってくる。という筋。 芝居の一幕劇のような、ソープオペラのような演劇状の舞台設定で、ミュージカル入り。ミステリのジャンル分けだと「フーダニット(誰が殺したか)」になります。(ただし、ミステリの部分はかなりどうでもいい扱いになっているので、サスペンス的な展開は期待しない方が良いかも) ミュージカル嫌い・フーダニット&ハウダニット(どうやって殺したか)嫌いで、「8人のフランス人女優が織りなす、青みがかって絶対零度にドロドロ美しく、ホワイダニット(何故殺したか)な作品」を期待していたので、自分には少々辛い内容進行でしたし、 「どろどろ」も、クールに火花がバチバチ ではなくて、生々しい、悪く言えば鈍臭いドロドロ でした。 ただ、その鈍臭いどろどろ具合をこのメンバーで演じると、濃厚で大変見応えがあるのです。 特に奥方(カトリーヌ・ドヌーヴ)、主人の妹(ファニー・アルダン)、若いメイド(エマニュエル・ベアール)はカッコ良かった。 ビアン的な雰囲気が入っていますが、彼女たちの格好の見せ場になっていたと思います。 自分にとっては期待していたものではありませんでしたが。肩肘張らず女性陣の競演を観るにはうってつけかと思います。
カトリーヌドヌーブが一瞬美輪サマに見えました なんと言っても圧巻なのがカトリーヌドヌーブとファニーアルダン。普通に演技していても、存在感が並でない。さすが大女優、とうなってしまう。エマニュエルべアールのヨゴレ役が見慣れない感じですがコケティッシュな魅力を振りまいています。 若い女の子の女優は歌とダンスが良かったです。 たったひとつの部屋の中で繰り広げられる群像劇。そしてサスペンス!どんでん返しのラスト!よく考えるなあこんな話。おそらく普通に製作しても十分に見応えのあるドラマなのですが、ミュージカルってんだから驚き。
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[ DVD ]
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M:I トリロジーBOX スタンダードDVD 【5枚組】
・トム・クルーズ
【パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン】
発売日: 2007-09-21
参考価格: 8,190 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,070円〜
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・トム・クルーズ
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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ダ・ヴィンチ・コード デラックス・コレクターズ・エディション ミニクリプテックス付き [DVD]
【ソニー・ピクチャーズエンタテインメント】
発売日: 2006-11-03
参考価格: 4,179 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,000円〜
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カスタマー平均評価: 3
偏見に屈せず見事な映像化に成功している 映画は2006年5月19日リリース。原作はご存じの通りダン・ブラウンの長編推理小説で2003年の作である。原作の題材に使われている魅力的な要素・・・・五芒星・フィボナッチ数列・黄金比・クリプテックス・弱強五歩格etc・・・と、あらゆるファクターが連鎖する鍵となっていて、奥また奥へと迷宮の到達点へとずんずん突き進むプロットと、教えられて頭の中にインプットされている西洋史やキリスト教が、その途中で多くの疑念とともにビネガーの中に溶けて行く感じがする感覚をいかに映像化するか、多分に不可能だろうと思いつつ観た。
原作をしっかり読んでいるかは不明だが、カンヌでのプレス向け試写会で鑑賞したジャーナリスト及び批評家達には随分不評であり、劇中の重要なシーンでは失笑され、拍手の代わりに口笛を吹かれるほどだったらしいが、僕は正直よくここまで映像化したなと思った。それこそビネガーに本で作られたイメージが解けてしまうか、と心配したが、ジャーナリストや批評家連中は原作を素直な気持ちで読んではいなかったのだろう。すこぶる満足だった。
題材がナーバスなものだけに西洋社会ではきちっとまともには鑑賞してもらえない作品なのだと思う。まったくの無神論者の僕には間違いなく傑作であり、勇気を持ってこの作品の主演を演じたトム・ハンクスに拍手を贈りたいと思った。
ミステリー不思議発見!謎解き細密バージョン イエス・キリストの死から延々と続いた秘密結社同士の戦いが20世紀の現代で表面化します。イエスが「神か人か」の争いです。
●イエスは神ではなく人であった。
●イエスの子孫が現代に生きている。
●イエスの子孫であることは「マグダラのマリアの遺骸」で証明できる。当然イエスの遺伝子も特定できる。
●キリスト教の後継者は「ペテロ:後のカソリック総本山」ではなく、イエスの妻:マグダラのマリアであった。
カソリック総本山は証拠隠滅を謀って追っ手(意図しない暗殺者)を送りますが、事実を追求する学者はついにマグダラのマリアの墓と子孫を発見します。
宗教的にイエス・キリストが「神か人か」を論じても仕方ないので、ミステリーとしてご覧いただいた方が楽しめます。
伏線と謎解きは大いに楽しめました。舞台はルーブル美術館でセットでは味わえない臨場感です。文化遺産としても貴重な各教会の内部を数多く見ることができてこれは「おまけ」の感動でした。
ただし、正直言って映画よりは原作の方がはるかに面白かったです。男性主導の時代が長く続きましたが、小説の背景には「女性性崇拝への回帰」も垣間見えてなかなか興味深いです。
2006年最大の期待外れ 既に方々の評価で言われている通り、2006年最大の期待外れであった。
予告編やTVスポットで見ると、いかにも面白そうに見える。つまり所々観るべき名シーンはあるし、美しい映像があったりと、技術的には良く出来ている。
ただ通して観ると、見た目雰囲気はサスペンスなのだが、まったくそういった感覚を味わえない。
色々なエピソード・伏線を積み上げながら、緊張感を維持しつつ、一気にエンディングへ持っていくという、サスペンスに不可欠な語り口が出来ていない。
これはこの監督の弱点であり、アカデミー賞の「ビューティフル・マインド」でも感じたことであった。
原作を読んでいないが、筋を忠実に追ったために、映画として逆に分かりづらくしてしまった感じである。むしろ刈り込んで、脚本を練り上げていけば、もっと優れたものになったのではないだろうか?
あと、キーワードの「APPLE」を考え込むあたり、幼稚すぎる・・・。
このシーンだけでも興醒めである。
原作を3年前に読んでいたため・・・ 原作本の方がずっといいです。やっぱり。
ダヴィンチという人物像に迫る上での…、例えばアナグラムの解読や、黄金率などのウンチク、作者ダンブラウンがちりばめた面白さはたくさんあったはずなのに、映像化することで見事に省略、あっけなく無味乾燥に終末を迎えた感じです。
やっぱり日本人には、西洋人にとっての「キリスト教」に値する価値とか存在意義は持ち合わせていませんから、
基礎知識がない場合、省略することでさらにチンプンカンプンになることもあるのかな、と。
原作本をやはり薦めます。
つまらない。 原書を読んでないので分からないが、とてもつまらない。
モナ・リザって何か関係があるの?
キリストが娼婦と結婚して子供が出来たことって
そんなに大事なの?価値観がわかりません。つまらないです。
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[ DVD ]
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エコール [DVD]
・ゾエ・オークレール ・ベランジェール・オーブルージュ ・リア・ブライダロリ ・マリオン・コティヤール ・エレーヌ・ドゥ・フジュロール
【ジェネオン エンタテインメント】
発売日: 2007-04-04
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,000円〜
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・ゾエ・オークレール ・ベランジェール・オーブルージュ ・リア・ブライダロリ ・マリオン・コティヤール ・エレーヌ・ドゥ・フジュロール ・フランク・ヴェデキン ・ルシール・アザリロヴィック
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カスタマー平均評価: 3.5
存在する事に意味がある 少女映画としては、映像が美しく楽しめるのでいいと思います。
特に人形的なもの、ロリータ的なものが好きな方なら良いのでは。
衣装がアニエスだったり、変なリボンだったり、アニメ的あるいは俗っぽくわかりやすいロリータアイコンをふんだんに使い、正直「棺」から「裸の少女」(しかしなぜかパンツ姿)が出てきたときはさすがにちょっと笑ってしまいましたが、
「うつくしいもの」に対する飢餓感がある今だからこそ実現しえた作品。
森の中の学校、制服の少女たち。規律に守られた、小さな箱のなかの生活。
リアルな少女世界というよりも、「失われた少女時代」や「少女世界への愛や幻想」、
「少女」というものに偏執的なものを抱き始める、もう少女ではない大人にはおすすめです。
しかし絵にこだわった、美しい世界。
メジャーな映画ではなかなか実現が難しい内容なので、このような作品はあるべき。
Innocence…無垢・無邪気・純真・純潔・潔白・無罪 この映画は見る側のイノセンスによって評価が大きく変わる作品だ。
イノセンスを残した大人は、イリスやビアンカなどにすんなりと感情移入し、
少女たちの揺れ動く気持ちを、自身の体験と重ね合わせたりする。
裸の少女たちにも、短いスカートにも何の疑問も抱かない。
だって、「自分もそうだった」から。
幼い、しかも少女たちしか存在しない世界なのだ。そんなことは気にならない。
イノセンスを失くしてしまった人には裸の少女や短いスカートが
「あざとく狙っている」「ロリコンやペドフィリア的興味をそそる」よう見える。
中にはほんとうにペドフィリア的欲望を満足させるために見る人もいる。
カメラワークがフェティッシュだと言う人もいる。だけど、果たして本当にそうか?
「そう見える」のは自分が「そう」だからではないのか?
こんなにもこの作品の感想・評価がバラバラなのは、
きっとエコールの少女たちが視聴者の姿を映し出す鏡だからだ。
少女たちに共感を持ったなら、その人の心にはまだ少女が住んでいるのだろう。
少女たちの行動が性的に見えたなら、その人は子どもを女性扱いしているのだろう。
少女たちに欲望を抱いたなら……言うまでもない。
イノセンスの少女たちも、時が来ると否応なく外の世界へと放逐される。
外の世界で、大事に育てられてきた「イノセンス」は傷つけられ、汚されるだろう。
そしてその時、少女たちはイノセンスゆえに身を守ることも出来ないのだ。
残酷なことにイノセンスを失うことは「大人になる」という事でもある。
ラストシーン、ビアンカは下着姿で少年と戯れていた。
ビアンカは足を褒められた一件で、自らが女性であることに気づきかけている。
私にはビアンカの輝くような笑顔が、イノセンス最後のきらめきに見えた。
圧倒的な映像美 最初に言っておきますが、見る際において、大前提としてこの館の存在についてはあまり深くつっこんで考えないほうがいいと思いますw。少女達の登場シーンに使われる棺は「抹消された存在」を象徴しているのだと思いますが、幼い子供に限らず人権が広く尊ばれる今の世が、人類の歴史の中では特殊なんですから。
それにしても、この映像と子供達との組み合わせは本当に美しいです。(よく少女であることが問題にされるけど、少女じゃなくても「美しい子供」だったらこの世界は成り立つ気がするんですが)
何とも言い難い作品 冒頭から4分近く無音でスタッフロールがあり、その時点で飽きそうになってしまいました。
主人公のイリスが可愛かったら気の持ちようが違ったかもしれません。
他の方が絶賛されている発表会のシーンも正直期待外れでした。
7年間ダンスを習っているという設定ですが、本当に7年間やっていたらもっと上手いはず。
踊れる子を使えば良かったのに・・・と思ってしまいました。
日本語の予告編で『いつの時代か?』と言っていますが、最後のシーンに出てきた建物が現代的で複雑な気分になりました。
そこはこだわって欲しかったです。
それと意図的なのでしょうが、音のレベルが揃っていないので常にリモコンを持ったまま視聴していました。
期待して見ただけにガッカリ感が否めません。
エ口・エ口・アザロリヴィック ミヒャエル・ハネケとカンヌ途中退席者数を競っている?ギャスパー・ノエに捧げられた本作品は、一見少女たちのイノセンスを描いたファンタジーのようでもあるが、その実幼児○愛者の□リ魂に火を着けるかなり危ない一本だ。少女版監禁AVと似かよった内容は、間違っても勝○容疑者のような変態君にはけっして見せてはならない。逆に、この映画を鑑賞して思わす興奮してしまったあなたは、ノエの恋人でもあるルシール・アザリロヴィックの罠にまんまとはめられたあわれな犠牲者ということになる。
森の奥深くにたたずむ全寮制バレエ学校?に閉じ込められたいたいけな少女たち。年齢別に色分されたリボンをつけた少女以外の住人は、(監視係の老婆を除いて)性教育に熱心なびっこのエディス先生(エレーヌ・ドゥ・フジュロール)とバレエの実技指導を担当するエヴァ先生(マリオン・コティヤール)のみという登場人物構成も何やら怪しく秘密めいている。スケスケの純白レオタードや、ミニ○カからのぞく細い足&パン○ラカット、湖でたわむれる上半身裸の少女たちをとらえたカメラもいかがわしく、泉や牒の脱皮、噴水など、たとえフロイトでなくともそれとわかる性をシンボル化した描写が顕著な作品だ。
「少女たちの耽美なイノセンス?何言ってんの、おっさんの前ふくらんでるよ。グフフフフッ」という嘲笑がスクリーンの裏側から聞こえてきそうで、観客(特に男性)は自分の□リコン度を映画を見ながらにして試されているようで終始落ち着かない気にさせられるだろう。このルシール・アザリロヴィックという女流監督、絶対日本のオタク系エ□アニメを見ているにちがいないと思われ、□リ演出はかなり的を得ている(ような気がする?)。「究極のイノセンス(原題)とはエ□スに限りなく等しい」なんてテーマ性をこじつけられないこともないが、こうして本作品に関する批評を書けば書くほど自分が□リと疑われかねなくなる“毒性”こそ、この映画の本質ではないかと思えるのだ。
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