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[ DVD ]
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赤い靴 [DVD]
・アントン・ウォルブルック ・モイラ・シアラー ・マリウス・ゴーリング
【東北新社】
発売日: 2000-07-28
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,699円〜
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・アントン・ウォルブルック ・モイラ・シアラー ・マリウス・ゴーリング
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カスタマー平均評価: 5
愛か芸術か、それが問題だ 劇中の「赤い靴」のバレエが、そのまま登場人物のドラマに重なるという演出は、後の名作『恋におちたシェイクスピア』にもしかしたら影響をあたえたのかもしれない。
至高の芸術には愛は邪魔者と考えるワンマンプロデューサー・レドモントフ。彼に見出された若き天才ダンサー・ペイジと作曲家クラスター。レドモントフとペイジが出会うシーンでの会話は趣深い。
「なぜ君は踊るのか」
「あなたはなぜ生きるの?」
「なぜだかわからないが、生きなければならない」
「それと同じよ」
この映画のハイライトは、なんといっても「赤い靴」のバレエシーン。実際のバレエと映画の特殊効果をシンクロさせたシンボリックな映像は非常に美しく、けっしてわざとらしくならない格調を保っている。邪悪な魔力を秘めた赤い靴をはいたがために死ぬまで踊り続けるハメになった少女の運命が、天才プリマ・ペイジの実人生と見事にオーバーラップする演出がすばらしい。
バレエ後進国の英国では、本作品や『リトルダンサー』のようなバレエ映画の傑作が、なぜか生まれやすい土壌にあるようだ。
バレエ映画の傑作 1948年制作。バレエが今より「魔術」を持っていた時代の作品。
主演のモイラ・シアラーは当時英国ロイヤル・バレエ団のプリマで映画出演に乗り気ではなかったが、制作側の熱心さに折れての出演だった。
シアラーは天才的なバレリーナだったが引退が早かった。マーゴット・フォンテインとのライバル関係に敗れた感のある人だが、天才振付家ジョージ・バランシンなどはフォンテインよりもシアラーを高く評価していたのだがら、惜しいキャリアのバレリーナだった。
シアラーの踊りは素晴らしい。軸を外しても体が躍動している。バランシン好みのピュアダンサーだ。
映画の大筋の「悲劇」はディアギレフとニジンスキーの実話からヒントを得たのだろうが、あまり説得力がない。しかし別の部分、時代の空気やバレエ団内部の様子がとても魅力的。
シアラー以外にもレオニード・マシーンやロバート・ヘルプマンといったバレエ界の名士が出演している。劇中バレエの振付はヘルプマン。彼は振付家としては大成しなかったが、この映画で多くの人に自分の振付を見てもらえたことになる。
しかしこのバレエ団は私設だろうか?絶対に財政難だったはず。そんな中で、新作バレエの資金調達をし(←なんて場面はないが)我の強いアーティスト集団をまとめていく団長のレルモントフはすごい男だ。多少(かなりか)理不尽でも許したくなるぞ。ヒロインはイモ臭い作曲家なんかより団長とくっつけばいいんだ、と感じるヒトもいるはず。しかし、バレリーナを独占はしたいが恋愛対象にはしない、というレルモントフの純粋主義というか観念性、映画を引き締めているのはこれだろう。
西欧文化の型の恐ろしさにゾッとする 製作されてからやがて60年になろうというのに少しも古臭さを感じません。飛び切り美しい映像にもよるのでしょうが、思想的な堅固さもあることを見逃せません。 導入部で伯爵夫人と会話するレルモントフが「バレエとは何だと思いますか?」と質問し、相手が程度の低いことを言うとすかさず「私にとってバレエは信仰です」と、ビシッと決め付けました。罪の文化の社会では信仰には重い意味があるので、伯爵夫人はグウの音も出なくなりました。 それだけに、ヴィッキーの天才を認識した彼は恐るべき思想の塊りになりました。ヴィッキーをもはや人間と見ず、芸術の理想を実現する媒体として扱ったのです。映画の終わりに近いところでジュリアンと言い争ううちにこんなやりとりがされたのはその思想の現われです。 (レル)「君が彼女を連れて行ってから、来る日も、来る日も、取り返す機会を待っていたのはなぜだと思ってるんだ。」 (ジュリ)「妬いていたからだろう。」 (レル)「そうとも。だがな、お前なんぞには到底分からんことで妬いていたんだぞ。」 結局ヴィッキーは、なま身の人間として耐えられる限界を超えた理想の要求のために生きる道を失って自ら命を絶ってしまったのです。 恥の文化の国日本では「恩」や「義理」のために人の命が消耗されることがありますが、罪の文化の西洋では「信仰」や「理想」のために同様のことが行なわれる場合があるのです。製作者がそういうことを意識していたかどうかは分かりませんが、人間の在り方をとことん突き詰める姿勢をもっている西洋人が映画を作るとこういう作品ができるのでしょう。
現代にも通じる内容 これが、古い映画なのかと思うほど、内容が現代の女性に当てはまる。 昔も今も女性の悩みどころは同じなのかと思いました。 詳しく書くとネタバレしていますので・・・。映像は鮮やか。 「赤い靴」のバレエシーンは圧巻。 映画の内容とバレエ公演を楽しめる。 この時代にこの映像、内容、悲恋・・・。 傑作です。
バックステージもの 言わずと知れたバレエ映画の傑作で、特に中盤の十数分におよぶ「赤い靴」のバレエシーンは映画史に残る名場面です。単にバレエシーンを撮影したのではなく、様々な映画的な工夫を凝らし(特に照明と色彩)、それが見事に効果を挙げています。撮影はテクニカラーの代名詞とも言うべき名キャメラマン、ジャック・カーディフですが、彼にとっても代表作と言える作品でしょう。ただし、以前は、バレエシーンの素晴らしさに比べると、ドラマ部分(ヒロインと作曲家の悲恋)が弱いという印象を持っていました。しかし、今回の視聴で、この見方は少しピントがずれていたのかな、という気がしました。「赤い靴」はバレエを背景にした悲恋の物語というより、バレエ団を舞台にした「バックステージ物」ではないかと思ったのです。A・ウォルブルック演じる団長は言うに及ばず、振付師、男性ダンサー、プリマドンナ、座付き指揮者や老マネージャに至るまで、団員達の人間像や彼らの間のやり取りは非常に生き生きと描かれており、ヒロインと作曲家の恋も団員達の演じる群像劇の一部という扱いになっているのです。特に感心したのは、「赤い靴」のバレエの初演の翌日のシーン、いつも通り練習場に集まる団員達が普段どおりにあいさつを交わした後、いつも通りの練習を始める、という何気ない場面なのですが、彼らの言葉や表情の端々に前日の成功の興奮や喜びの余韻がにじみ出る様子が非常によい。隠れた名場面という気がしました。「ドラマとしても優れた作品」と、5回目の鑑賞にして初めての感想です。
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[ Blu-ray ]
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巴里のアメリカ人 [Blu-ray]
・オスカー・レヴァント ・ジーン・ケリー ・レスリー・キャロン
【ワーナー・ホーム・ビデオ】
発売日: 2008-11-05
参考価格: 4,980 円(税込)
販売価格: 2,682 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 4,470円〜
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・オスカー・レヴァント ・ジーン・ケリー ・レスリー・キャロン
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カスタマー平均評価: 0
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[ Blu-ray ]
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アマデウス ディレクターズカット [Blu-ray]
・エリザベス・ベリッジ ・トム・ハルス ・F・マーリー・エイブラハム
【ワーナー・ホーム・ビデオ】
発売日: 2009-03-11
参考価格: 4,980 円(税込)
販売価格: 2,682 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,890円〜
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・エリザベス・ベリッジ ・トム・ハルス ・F・マーリー・エイブラハム
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カスタマー平均評価: 4.5
本当に贅沢な映画 ハリウッド映画がCGばかりになって寂しい
今日この頃ですが、
こういう、お金を大量にかけて
極上の芸術美を作り上げるような大作は
もう見られないのかと残念です。
サリエリの嫉妬の感情がよく分かるほど
モーツァルトの「無垢な残酷さ」が素晴らしい。
ブルーレイを買ったのも DVDをどこかへ無くしたからなので比較については正直分かりません。
ただ、改めて観ても素晴らしい映画だなと感じます。
好きな映画はと問われるなら「嗤う伊右衛門」や「8人の女」が好きなのですが「素晴らしいと思う映画は?」と訊かれたなら「ラスト・エンペラー」と本作を挙げます。
「ブレードランナー」「2001年宇宙の旅」「スターウォーズ」「メトロポリス」「シティ・ライト」「たそがれ清兵衛」など他にも素晴らしいと思う作品はたくさん在るのですが中でも私にとっては「ラスト・エンペラー」「アマデウス」は格別です。
中学生頃の作品だったかと思うのですが両作とも成人してから初めて観て舞台の拡がり、音楽の素晴らしさ、時代劇であるにも関わらず生々しい人物描写。
両作品とも歴史上実在する偉人を描いているのに飽くまで一個の人間として描ききっており必ずしも美化されておらず醜かったり矮小な部分も見受けられるのに鑑賞後「素晴らしい」としか言いようがない。
プロデューサー、監督、脚本、設定、俳優といった目立つ部分だけでなく如何に背景(セット)や小道具、衣装、髪型、所作や時代考証、そして音楽が映画にとって大切かを教えてくれた2作品です。
チャップリンやヒッチコックなどの名作共々「映画の殿堂」として後に残して欲しい作品です。
モーツアルトとは 映画は、総合芸術と言われているが、その名に値するかもしれない1作。しかしながら、モーツアルトにコダワリの世界を持って見える方にはなんらかの注文もつけたくなる作品。
サリエリをコケ落としながら屁をする箇所など「おいおいそこまでやらせなくても良いだろう
」と思ってしまうし、同じく彼の妻を描く場面に出くわすと、女として妻としてもうすこし評価してもいいのではと思ってしまうのではないだろうか。などなどいろいろあるが、娯楽作品としてはすばらしい出来のアメリカ映画?なのか
音楽映画としては傑作 音楽映画としては傑作だと思います。
モーツアルトの音楽と、映像の展開とが同期していて楽しいです。
筋書きには、色々な意見もあると思いますが、なんといっても音楽が大事だと思います。
話の展開が、音楽にあっているところが、一押しの理由です。
DVDで何度も見ました。
フルハイビジョンの画面があれば、ブルーレイで楽しむとよく、映像がきれいです。
DVD、BDのいずれにしても、5.1チャネルのアンプにつないで、音楽重視をお勧めします。
画質はクリアではありませんが・・・ ブルーレイ化に伴い、細部がきっちりと解像されて役者の細かい演技が楽しめるようになり
ました。
また、豪華絢爛なセットの細部も確認できます。
ただ、フィルムの粒子が画面全体に乗っているのでクリアな印象は受けません。
期待の劇場のシーンもフォーカスが甘いカットが多く、こんなんだっけ?と思うところも。
それでも音は最高!ですから、画質を期待しないなら買ってもよいかも
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[ Blu-ray ]
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恋の手ほどき [Blu-ray]
・レスリー・キャロン ・モーリス・ジュバリエ ・ルイ・ジュールダン
【ワーナー・ホーム・ビデオ】
発売日: 2008-10-08
参考価格: 4,980 円(税込)
販売価格: 2,682 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・レスリー・キャロン ・モーリス・ジュバリエ ・ルイ・ジュールダン
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カスタマー平均評価: 3.5
Gigi - Blu-ray Info Version: U.S.A / Warner / Region Free
Aspect ratio: 2.35:1
VC-1 BD-50 / AACS / Advanced Profile 3
Running time: 1:55:28
Movie size: 29,24 GB
Disc size: 39,71 GB
Total bit rate: 33.77 Mbps
Average video bit rate: 26.47 Mbps
Dolby TrueHD Audio English 1311 kbps 5.1 / 48 kHz / 1311 kbps / 16-bit (AC3 Core: 5.1 / 48 kHz / 640 kbps)
Dolby Digital Audio English 640 kbps 5.1 / 48 kHz / 640 kbps
Dolby Digital Audio English 192 kbps 2.0 / 48 kHz / 192 kbps / Dolby Surround
Dolby Digital Audio French 192 kbps 1.0 / 48 kHz / 192 kbps
Dolby Digital Audio German 192 kbps 1.0 / 48 kHz / 192 kbps
Dolby Digital Audio Italian 192 kbps 1.0 / 48 kHz / 192 kbps
Dolby Digital Audio Spanish 192 kbps 1.0 / 48 kHz / 192 kbps
Dolby Digital Audio Spanish 640 kbps 1.0 / 48 kHz / 640 kbps
Subtitles: English SDH, French, German, Italian, Spanish, Dutch, Portuguese, Danish, Finnish, Norwegian, Swedish and Japanese
Number of chapters: 33
#Audio Commentary
#Million Dollar Nickle
#The Vanishing Duck, a 1958 Color MGM Hanna-Barbera Tom and Jerry cartoon (SD - 7m:08s)
#1949 French version of Gigi (SD - 1h:22m:37s)
#The Making of Gigi (HD - 35m:49s)
#Theatrical Trailer (SD - 3m:30s)
補足です(蛇足?) レスリー・キャロンが愛らしい、楽しいミュージカルです。
既発のDVDとの違いは画質、音声、映像特典です。
・画質はBDなので当然ですね。
・音声は既発DVDが2チャンネルステレオなのに対し、5.1チャンネルサラウンド(非圧縮音声も含む)ことです。ちなみに、オリジナル音声はフロント3チャンネル(左右とセンター)だったらしく、米盤LDでのみ収録されていました。
・特典は200分近い膨大なもの。特に49年版の映画が未見なので、楽しみです。画質はSDかもしれませんが。
5つ星にしたいところですが、なにぶん未見なので、4つで止めました。邦盤BDでもっと、昔のミュージカルが出てほしいです!
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[ DVD ]
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踊らん哉
・フレッド・アステア ・ジンジャー・ロジャース ・エドワード・E・ホートン ・エリック・ブロア ・ジェローム・コーワン
【アイ・ヴィ・シー】
発売日: 2003-05-25
参考価格: 3,675 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,680円〜
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・フレッド・アステア ・ジンジャー・ロジャース ・エドワード・E・ホートン ・エリック・ブロア ・ジェローム・コーワン
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カスタマー平均評価: 4.5
初めて見たときから、 アステアのダンスを初めて見たのは、
もう20年前、この『踊らん哉』を深夜のテレビででした。
当時は、タモリのいうように、
「急に歌いだしたり、踊りだしたりするミュージカルって…なんなの?」
などと思っていたのですが、
なにげなく見始めたら、もう途中で止められなくなりました。
それから、宗旨替えをして、今にいたります。
とにかく、
ときにひらひらと、ときにさーっと流れるように動く手も、
タップを踏んだり、バレエのように回転する足の動きも、
どこをとっても決まってる。
たまらなくかっこよくて、素敵です。
『ザッツ・エンタテインメント』だったか、
アメリカのミュージカルの総集編のような番組でだったか、
アステアのリハーサルシーンと本番を、
画面の左右に同時に映し出す、
ということをしているのを見ました。
これが、音楽に合わせて、ぴたりと合っている。
それだけで感激してしまったものです。
ジンジャー・ロジャースとのコンビも、最高。
楽しく飽きさせない映画です。
流石、名タッパーアステア! アステアとジンジャーもこの作品の頃は共演も板についてきた様子で、2人の踊りに余裕が感じられた。20世紀最高のハリウッドのタッパー俳優であるアステア自ら指導して育て上げてきたジンジャーも踊りが上手くなってきたね。
バレエあり、タップあり、スケートありで見所満載ということで、2人の共演作の中でも人気作となっている。
Gershwin音楽7曲がすばらしいのは言うまでもないが、特に『They Can't Take That Away From Me』は彼の最も親しまれている代表作のひとつで、アステアとジンジャーが再共演を果たした『ブロードウェイのバークレー夫妻』でも聴く事が出来る。この曲はアメリカでは名スタンダードとして多くの歌手がカバーしている。本当に良い曲ですね。
最後に多くのダンサーがジンジャーの似顔絵のお面をして踊るシーンは非常にユーモアに富んだアレンジでした。
人生に逆転はつきもの ジンジャーがまず「They All Laughed」を唄います。歌詞がなかなか意味深で楽しい。次にバレエダンサーという設定のアステアがバレエっぽい動き(←ターンがなかなかみもの)をして少し踊り、ジンジャーの手を取ります。ジンジャー「何をするの?」、アステア「回るんだ」。ターンするジンジャー、アステアが誘うような振り。これに対してジンジャーが「They All Laughed」にあわせて4小節タップを踏み指をパチンと鳴らします。続いてアステアのおどけた優雅なタップ。うんざりした様子のジンジャー。そして、いよいよここからです。アステアが目の覚めるよううなタップ(4小節)と動きをします。その優雅で軽やかなこと!。このタップステップ100回ほど見ましたけれど、いまだにその振りが分かりません。何とも不思議な動きです。このシーンがあるだけでもこの映画、価値があります。もちろん、その後の二人の踊りも素晴らしい。
57分後 アステアとロジャースコンビが出ているコメディ仕立てのミュージカルの中でも、結構ギャグがおかしい作品だと思います。意外と二人のダンスシーンが少ない印象ですが、幸せは 57 分後にやってきました。ぴったり息のあったダンスが、その時始まりました。その優雅な美しいダンスが始まると、自然と笑顔になります。
真夜中に、グラス片手にご覧ください。きっと素直な、幸せな気分になれると思いますよ。
ミュージカルファン必見の作品 アステア&ロジャース作品で、一番好きなものです。ダンスシーンでは、舞台作品の「クレイジー・フォー・ユー」にかなり影響を与えてるように感じられます。ダンスシーンもさまざまな工夫がなされて、(ローラースケートはいて踊ったり)ヴァリエーション豊か。ラストのダンスシーンはすばらしいの一言。ソロダンスとアンサンブルを使い、ペトロフ(アステア)のリンダ(ロジャース)への想いが表現されていて、ハッピーエンドへつながる素敵な場面です。小粋なアステアの雰囲気に、ガーシュウインの音楽がピッタリあっていて ミュージカルコメディの傑作です。
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[ DVD ]
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魔笛 [DVD]
・ジョセフ・カイザー ・エイミー・カーソン ・ベン・デイヴィス ・シルヴィア・モイ ・リューホフ・ペトロヴァ
【ショウゲート】
発売日: 2008-01-25
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 3,762 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,680円〜
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・ジョセフ・カイザー ・エイミー・カーソン ・ベン・デイヴィス ・シルヴィア・モイ ・リューホフ・ペトロヴァ ・モーツァルト ・ケネス・ブラナー
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カスタマー平均評価: 4
モーツァルトの望んだもの モーツァルトの音に何よりもふさわしい
青い、さわやかな空を映して序曲が始まる
主題を奏でる第一ヴァイオリンとそれを追ってみごとに絡み合う第二ヴァイオリン
低音の弦が響くとそこには
鮮やかな緑の平野が広がり
間を縫って駆け上がる管の音に沿って
蝶が舞い、花が開く
ところが
その鮮やかな長調の調べを嗤うかのように
戦火が燃え、打楽器の音とともに大砲が炸裂する
そしてドラマが始まる…
CGを駆使してトリッキーな映像がふんだんに溢れ、
『魔笛』のファンタジーをとても美しく描いていく
もちろんそれぞれのアリアも素晴らしい
それでもしかし、戦争の描写についてはファンタジーに逃げ込むことなく、正面から挑んでいるところがさすが、と思わせる。
慰霊碑に並ぶのは、国籍も民族も問わないたくさんの名前だ
誰も彼もが哀しみ、失うものだらけの争いを
ザラストロは悼み、嘆く
そしてその希望をタミーノと『魔笛』に賭けるのだ
その終わりは確かにファンタジーであり、
現実がそうではないことを却って痛感させられる
歓びに満ち満ちたフィナーレがある
でも
モーツァルトもそれを望んでいたに違いない
自分の世では無理な平和を
時を超えたファンタジーがかなえてくれることを
見終わった後なぜか清々しい気分に 映像はともかく、音楽を楽しむと割り切って見れば十分な出来だと思いました。
舞台設定はオペラとは異なり第一次大戦下に置き換えられているのですが、序曲にあわせて空軍の編隊が飛んでいるのには、本物のオペラを見たことがなくても違和感を感じます。あと、英語ってオペラには全然合わないですねぇ。やっぱりドイツ語のほうが・・・。
ちなみに200年前の当時に支離滅裂などと揶揄されたようですが、全編を通して流れるテーマは非常にわかりやすい。
「争いはやめよう!愛し合おう!平和を皆で願おう!」
これ以上わかりやすいメッセージはないんでないかと思います。
歌はいいけど 歌はいいけど、わざわざ第1次世界大戦の
物語に変更しなくていいのではと思った。
皆、すぐに首を吊ろうとしたり、写真だけで
恋する姿が単純すぎて、とても滑稽に感じた。
オリジナル同様、古代エジプトの不思議な
ファンタジーの方が違和感なく楽しめたと思う。
タミーノ王子が、魅力的に思えなかったし、
新解釈の魔笛としては物足りなさが残った。
楽曲の良さに演出がついていけない感じ・・、
オペラを見るときの高揚感もなく残念だった。
好きなのは、3人の男の子たち。鳥刺しの
パパゲー丿がユーモラスで面白かったです。
あの魔笛に新解釈を付けた部分に評価 魔笛が映画化されたのは知っていたが、現代設定なのは忘れていました。
第一次世界大戦前夜なのですね。ヨーロッパの人だったら、「第一次世界大戦なんだ」と思わせる象徴的な衣服や銃器で分かるのかな?私は、最後に予告編を観て「ほお」と思いました。
「平和」に関する台詞が多々出てきて、「ん??、そんなに出てきたカナ?」と対訳を読み返して見たら、他の言葉含め、かなり台詞は変えてありますね。でも、ドイツ語じゃなくて、英語だから、どう変えたってどっちみち原作と違うのだから、かえって構わないですよね。
(英語だという事も途中まで気づかなかった私ですが・・)
この、「荒唐無稽な話」と言われる魔笛に、全体にテーマ性を与えているなら、もっと、思い切って現代への完全置き換えでも面白かったかもしれませんね。
夜の女王を最初から一方の総司令官にしてみたり、沈黙の業にもう少し意味をもたせたりとか。
でも、CGを多用し、歌や台詞の最中や合間に心象風景を入れていくという手法は、さすが、現代映画ならではです。
表情、目線、心象風景、複数シーンの重ね合わせなども、本当に舞台では表現しきれないものです。
舞台には舞台の良さが有り、映画には映画の良さがあると思わせた作品でした。
ちなみに、キャストとしては、他の魔笛より好きだ!と断言できるのは「3人の少年」です。
声も美しいですが、神がかりで無い衣装や、舞台では中々思い切って使えない小さい少年も参加していて、大中小と揃っているところが可愛かったです。
パミーナ、パパゲーナもチャーミングでしたね。
ただ、他の魔笛でも思うのですが、タミーノとパパゲーノの外見はかぶらないで欲しいですね。この二人は出番が多いので、アングルやシーンによっては、パパゲーノの方がいい男に見えて、タミーノを「いい男」に思うのに苦労します。
今までで一番パパゲーノとして好きだったのは、古いですが1971年シュタイン指揮ハンブルグのものです。(これは、スタジオ撮影ですが、中々楽しめました。オリジナルDVDもありますし、小学館の「魅惑のオペラシリーズ」に収録もされています。)
このパパゲーノ(ウィリアム・ワークマン)はやたら、逃げ出そうとする、小心者でちゃらんぽらんな、でも、可愛い恋人を夢見ているパパゲーノのイメージぴったり!首をつろうとするシーンとか、とても可愛いです。
魔笛はほんと、モーツアルトのはちゃめちゃな茶目っ気と、「お?」と思わせる細かいシーン、それと秀逸な音楽というモーツアルトらしさが前面に出た作品だと思います。
オペラ初めての人は、いきなりこの映画だときついのかも。出来れば、スタンダード魔笛を観てから、これを観ると楽しめますよ!
オーソドックスなストーリー映画以外のものも楽しめる方は、もちろん、ここから入ってもOK!
でも、まずは、オペラ初心者の方は、音楽と映像を楽しむつもりでどうぞ。
私は「夜の女王のアリア」と「パパパ」が好きです。(一番有名だし、みんなそうか(笑))
『魔笛』と第一次世界大戦の組み合わせは如何に モーツァルトのオペラの舞台を第1次世界大戦の戦場に移して、『魔笛』が繰り広げられます。冒頭はCGによる戦闘機や戦車など大スペクタクルの映像が続き、どんな展開になるのかと思いましたが、後半は比較的室内での場面が多く落ちついて見ることができました。
俳優は全員オペラ歌手で、ルネ・パーペ演じる暗黒卿ザラストロやコロラチューラ・ソプラノの至芸を聴かせてもらった夜の女王の歌唱は流石に素晴らしかったです。演技も上手で驚きました。もっとも、セリフと歌は全部英語で違和感は残りましたが。世界中に配給する中では、ドイツ語でというのは難しいでしょうね。
ほとんど細かい所をのぞくと荒唐無稽といわれているモーツァルトの『魔笛』の筋書きを忠実に描いています。もともとこれはドイツ語によるジングシュピール(音楽劇)で、途中で夜の女王とザラストロをイメージする善玉と悪玉とが入れ替わりますし、狂言廻しであるパパゲーノの役回りの面白さなど関心をひく映像が続きました。タミーノとパミーナ、お茶目な鳥刺しパパゲーノとパパゲーナは十分に演じきれていたように感じました。ザラストロを中心にしている場所で、皆が作業している光景などは、秘密結社フリーメーソンとの関係も感じ取りましたが。
オペラで『魔笛』を鑑賞しようとすると機会もほとんどありません。有名な監督であるケネス・ブラナーも一生懸命撮っていますので、映画を鑑賞することでモーツァルトの善と悪、愛というテーマを感じとってもらってもよいのでは、という気がしました。
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[ DVD ]
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ベルズ・アー・リンギング 特別版 [DVD]
・ジュディ・ホリデイ ・ディーン・マーティン
【ワーナー・ホーム・ビデオ】
発売日: 2006-08-04
参考価格: 980 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,679円〜
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・ジュディ・ホリデイ ・ディーン・マーティン
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カスタマー平均評価: 5
What can Suesanswerphone do for you? Stage play brought to the big screen and finally to DVD and you.
Several plots overlap. I will not go into detail as it is fun to be surprised.
However working as an operator for a phone answering service Ella Peterson (Judy Holliday) is in the perfect location to here people problems, and schemes to help them. At first she passes information on by phone. When one customer unplugs, she decides to help in person. She takes on an alias “Melisande Scott” and falling in love with customer, Jeffrey Moss (Dean Martin), she takes on more than she bargained for.
Mean while Inspector Barns suspects that the answering service is a front for some hanky panky and is looking for an excuse to put the lot of them in the woman’s’ detention center.
And J. Otto Prantz just sold 5000 copies of Beethoven's Tenth, Op. 6.
Lots of song including “Plaza O, Double Four, Double Three” and dance scenes. The still camera gives it that stage musical feel but it only adds to the fun.
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One note on the DVD. The outtakes with the exception of one Dean Martin song "My Guiding Star" were best taken out as they distracted form the rest of the story.
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[ DVD ]
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屋根の上のバイオリン弾き [DVD]
・トポル ・ノーマ・クレイン
【20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン】
発売日: 2006-11-24
参考価格: 2,990 円(税込)
販売価格: 2,990 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・トポル ・ノーマ・クレイン ・ジョセフ・スタイン
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カスタマー平均評価: 5
感動としか言いようがない ウクライナの寒村にも、徐々に変化が訪れ、愛する娘が親の承諾もなしに愛情で結ばれようとし、その相手も貧乏な仕立て屋であったり、革命家であったり、異教徒であったり、これまでの旧いしきたりが崩れてゆく。おまけに、この村に住むユダヤ人にはポグロムと最後には厳冬の中での追放が待ち受ける。それでも変わることのない家族の愛に心が揺さぶられる。そんな中で歌われる「サン・ライズ・サンセッツ」。どんなに苦しくても、日は昇りまた沈む。涙なしに、この歌は聞けない。本当はすごく悲劇的な話だけれど、それを明日に生きる希望と愛の感動へと高めたのが見事である。ユーゴで撮影した農村風景も、登場人物も、この感動を盛り上げている。ミュージカルの舞台よりも映画のほうが良い作品はめったにないのだけれど、この作品はそのまれな例外になっている。
暖かく、切なく・・・涙なくしては見れません やっぱり白眉は「サンライズ・サンセット」でしょう。これを購入して一人で見ているときに無性に泣きたくなり、頬を涙でうずめているときに息子が遊びから帰ってきて「パパ、どうした?」と。
伝統から離れようとする若者、伝統を重んじる年寄り、そしてロシアによるユダヤ人弾圧(これってポグロムでしょう?)。そういう重い歴史の流れの中でも、決して「歌」を忘れずに彼らは生きてきたのだということを、甘く切ないメロディが支えます。
3時間にわたる大作です。少々キツいけど、通して見ると本当に切なくなってきます。映画でもミュージカルでも、「サンライズ・・・」の部分は最高です。
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[ DVD ]
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ドン・キホーテ [DVD]
・フェオドル・シャリアピン ・ドルヴィル ・アルレット・マルシャル ・マディ・ベリー ・ミレイユ・バラン
【アイ・ヴィ・シー】
発売日: 2004-09-24
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 4,935 円(税込)
( 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 )
中古価格: 2,670円〜
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・フェオドル・シャリアピン ・ドルヴィル ・アルレット・マルシャル ・マディ・ベリー ・ミレイユ・バラン ・ポール・モーラン
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カスタマー平均評価: 4.5
シャリアピン 作品の評価についてはシャリアピンの存在感とパプストの(特に屋外シーンでの)画面構成力につきます。物語の方は、あの長大な原作を読み通したことのない人でも知っている有名シーンをつないだダイジェストです。
本作は仏語版(82分)と英語版(73分)が同時に製作されましたが、本DVDに収録されているのは仏語版。かつてVHSで販売されていた65分の版は仏語版の短縮版でした。
マスターの出所は記載されていませんが、画質は(わずかな傷はありますが)優秀です。VHSを所有の方は買い替えを検討してもよいのでは、と思います。
素晴らしい存在感 主演のシャリアピンの存在感が素晴らしい。
表情、立ち方、声、歌、すべてにおいて、まさに圧巻。
この演技は当時の映画館の大画面だとなおのこと映えたのだろうと思う。
残念ながらTV画面での視聴となるが、それでもその素晴らしさは確実に見る人の心を揺さぶるだろう。
内容も薄っぺらいところがなく、深く見ることも浅く楽しむこともできる。
見るだけの価値はあるだろう。
彫刻の様なシーンの連続 素晴らしかった。
白黒の古い映画なので最初は観るのにあまり乗り気ではなかったが、
かえってそれが良く感じられた。
ドン・キホーテの彫りの深いひげ面が見せる、世の不正を嘆く憂鬱面や
騎士道物語に一喜一憂する子どものような顔、
それらひとつひとつが白黒画と相まって、彫刻のような美しさを醸し出していた。
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