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デスパレートな妻たち シーズン4 COMPLETE BOX [DVD]
・テリー・ハッチャー ・マーシア・クロス ・フェリシティ・ハフマン ・エヴァ・ロンゴリア・パーカー ・ニコレット・シェリダン
【ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント】
発売日: 2009-10-21
参考価格: 15,750 円(税込)
販売価格: 11,544 円(税込)
( 近日発売 予約可 )
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・テリー・ハッチャー ・マーシア・クロス ・フェリシティ・ハフマン ・エヴァ・ロンゴリア・パーカー ・ニコレット・シェリダン
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カスタマー平均評価: 4
勢いが止まらない。 シーズン4に新たなキャラクターが出てきます。それが、今回のシーズンの軸になります。
でも、やはり主人公はあの4人なので。
ブリーは前回に引き継いで偽装妊娠をしてオーソンと自分の子にしようとしています。
リネットは前シーズンでガンであることが発覚しました。それでも、更にパワーアップしています。
ガブリエルは今まで色々あったけど、ようやく落ち着きます。カルロスとガビーはベストカップルです。
スーザンは相変わらずおバカというか、ドジで、娘に面倒かけすぎ。マイクとの間も必見です。
ラスト2話は衝撃的です。特に、最終話のラスト5分は驚かずにはいられない。
シーズン5が恋しくなると思います。
今回の内容は、それほど濃くないけどデスパレートな妻たちの勢いは止まりません。
ところで千秋(タレントとか)ってウケる!! 「とか」いらないと思う。
やっと! 待ってました!向こうでトラブル続きだったせいかかなり遅れましたね…(;_;)話数もかなり減ったようです…イーディーが生きていたので星4つw
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ショック療法 [DVD]
・アラン・ドロン ・アニー・ジラルド ・ミシェル・デュショーソワ
【東北新社】
発売日: 2001-12-21
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 11,500円〜
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・アラン・ドロン ・アニー・ジラルド ・ミシェル・デュショーソワ ・アラン・ジュシュア
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カスタマー平均評価: 4
禁断の味 確か幼少時にこの映画の映像をどこかで記憶していたような気がします。エロティズムとホラーが混在する不思議な映画。親からは「観てはいけません」と言われていたかもしれません。最近ようやく巡り会うことができました。大人になった今、子供の頃に思い描いていた期待と衝撃は残念ながら感じ取ることはなかったのですが、観てはいけないものを観てしまったような、そんな罪悪感に近い感覚が生じました。アラン・ドロンの素晴らしさに関してはあえてここでは触れませんが、美と狂気の狭間にある儚さとでもいうのでしょうか、彼にしか演じられない役だと思います。一人でこっそり観たい、禁断の味がする作品でした。
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[ DVD ]
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ウィークエンド [DVD]
・ミレイユ・ダルク ・ジャン・ヤンヌ ・ジョルジュ・スタケ ・ジャン=ピエール・レオー ・アンヌ・ヴィアゼムスキー
【紀伊國屋書店】
発売日: 2004-07-24
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 11,500円〜
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・ミレイユ・ダルク ・ジャン・ヤンヌ ・ジョルジュ・スタケ ・ジャン=ピエール・レオー ・アンヌ・ヴィアゼムスキー ・ジャン=リュック・ゴダール
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カスタマー平均評価: 3.5
よきかな いままで購入を躊躇っていたのは主に仕様面においてでした。16:9のワイドテレビ対応(所謂スクイ―ズ)ではなく
レターボックス収録と画質面の不安などです。鑑賞してみて、主に画質の部分で
やや残念なものであったというのが正直な感想です。全体的にシャープさが足りず、
彩度も欠けていますし、微細なものですがフィルムに起因すると思われるごみ、
もしくは傷様の点々が画面に出現する現象も確認できました。ゆえに、定価で購入すれば
ある種の不安が残っていたかもしれません。
作品的にはゴダールの作品中相対的には支持されている度合いが高いと思われる『気狂いピエロ』
や『はなればなれに』が好きな人でも比較的違和感なく鑑賞できる内容と云えましょう。
ゴダールのファンでもこの『ウイークエンド』から後のゴダール作品はあまり好みではない
という人もおり、そういう意味でも重要なフィルムなのではないでしょうか。冒頭の
隣人との諍いや有名な300メートルの大渋滞シークエンスなど、視覚的に楽しめる映像も
盛りだくさんです。2002年の再公開まである意味では“幻の作品”と化していたのも今や昔。
気軽に楽しむのが正解なのかもしれませぬ。
ゴダール版「不思議の国のアリス」? スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマンが「ゴダールは批評家だけのために映画を撮っている」と言っていましたが、この映画に関してもそんなことはないと容易に首は振れません。 しかし反対にそういった要素を楽しめるのであれば見所は溢れてます。360°パン、延々と続く渋滞のロングテイク、公衆電話のジャン=ピエール・レオなどなど。パリ在住のブルジョワ夫婦が、週末に田舎に嫁側の父の見舞いに行く途中に起こる奇想天外なハプニング、というのが大まかなストーリー。旅路では殺人、労働者による演説、不思議の国の「アリス」らしき人物、これでもかと言わんばかりにカニバリズムまで!おおよそ(というか絶対に)普通には起こりえない、「楽しい週末」。 DVDの特典は残念ながら相も変わらず予告編とポスターギャラリーという内容です。せめてフランス映画社のサイトにあるような予備知識の項目でもあったらいいのに。
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黄金の七人 DVD BOX
・フィリップ・ルロワ ・ガストーネ・モスキン ・ロッサナ・ポデッサ
【キングレコード】
発売日: 2002-06-05
参考価格: 10,500 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 11,500円〜
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・フィリップ・ルロワ ・ガストーネ・モスキン ・ロッサナ・ポデッサ
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カスタマー平均評価: 5
不謹慎だけど,泥棒って大変なんだなー、頑張ってるなー,頭使ってるなー かなり昔の映画だけど,今見てもかなり面白い。かなり前向きな考え方をみんなしている,失敗しても,ぜんぜんOK。次があるさ。
注意:1作目は別売りです シリーズ2作目〜4作目の3枚に、幻の日本でのテレビ吹き替え版(広川太一郎!)や、監督へのインタビューを収録したボーナスが1枚ついた4枚組。あのフリッパーズ・ギターもネタにしたダバダバ・スキャットが良い音で聴けるのはうれしい限り。映像もおしゃれでウイットに富んだ展開も愉快な限り。また、実はシリーズは2作目までで、残り2本は日本で配給の際にこじつけられた、という事実もインタビューでわかり、既存のわかりやすいものに置き換えては、海外から新しいモノをとり入れて来た、日本の文化史まで学べてしまう(?)
ついに見れるときがきた!黄金の七人 続編 ついに見れるときがやってきた!サバービア世代の大人気者。トロヴァイオリの創り出したサントラの中でも一番の人気作品でありながら、今まで映像を見るチャンスはゼロに等しく、サントラのかなりオシャレなジャケと、スキャットが全篇にわたって繰り広げられるイカした楽曲からしか、内容を垣間見ることが出来なかっただけに、今回のDVD化はまさしく「幻の一品」いや、幻の3品だ!!!かの名高き怪盗「ルパンV世」シリーズも、この作品からヒントを得たという。とにかく必見!しかも限定!!そして特典つき!!!そく予約せよ。
ついに見れるときがきた!黄金の七人 続編 ついに見れるときがやってきた!サバービア世代の大人気者。トロヴァイオリの創り出したサントラの中でも一番の人気作品でありながら、今まで映像を見るチャンスはゼロに等しく、サントラのかなりオシャレなジャケと、スキャットが全篇にわたって繰り広げられるイカした楽曲からしか、内容を垣間見ることが出来なかっただけに、今回のDVD化はまさしく「幻の一品」いや、幻の3品だ!!!かの名高き怪盗「ルパンV世」シリーズも、この作品からヒントを得たという。とにかく必見!しかも限定!!そして特典つき!!!そく予約せよ。
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[ DVD ]
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ルイ・マル DVD-BOX II
・ルイ・マル
【紀伊國屋書店】
発売日: 2005-03-26
参考価格: 11,970 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 11,500円〜
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・ルイ・マル
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カスタマー平均評価: 4.5
単品発売してほしい 確かに素晴らしい作品群だが,ルイ・マルBOXを2セット揃えるには(金銭的に)勇気が要る。メーカーとしては揃えさせるのが狙いだろうが・・・。 「死刑台のエレベーター」,せっかくのリマスター版,単品で販売できないものか。少々高くてもいいから,ね。
50年経っても風化しない魅力 やはり「死刑台のエレベーター」につきると思います。ジャンヌ・モローが彷徨する夜の街の何とも言えない魅力的な雰囲気にうっとりとしてしまいます。 60年代のフランスの映画は写ってるものを見るだけでも、気持ちがいいですね。 ヌーベルバーグの代表作と知られるこの作品は、今見るとゴダールの様には型破りには思えません。ゴダールの様に批評から出た人は、やはり作意的にものを作ってる気がしますが、マルの場合は自分が見やすいものを作ったら、結果型破りだったという感じでしょうか。カメラワーク・編集は、むしろとても見やすく、マルの普遍的なヴィジュアル観を示しているでしょう。 時間の流れによる風化を超えた素晴らしい作品です。
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[ DVD ]
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フライド・グリーン・トマト (レンタル専用版) [DVD]
・キャシー・ベイツ
【レントラックジャパン】
発売日: 2004-10-22
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 品切れ中
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・キャシー・ベイツ
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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ピーター・グリーナウェイ監督コレクションBOX [DVD]
・ピーター・グリーナウェイ
【ポニーキャニオン】
発売日: 2000-05-17
参考価格: 11,550 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 11,480円〜
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・ピーター・グリーナウェイ
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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KEATON THE BEST バスター・キートン傑作集 [DVD]
・バスター・キートン
【アイ・ヴィ・シー】
発売日: 2002-10-25
参考価格: 14,490 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 11,450円〜
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・バスター・キートン
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カスタマー平均評価: 5
感傷を越えた笑い キートンの傑作中の傑作長編を5作品セットにした本DVD、買い得といえば買い得、収録時間を考えればやはりちょっと高いんじゃないの、と文句のひとつもいいたくなるのが正直なところ、値段はさておき、内容はもう五つ星でもまだまだ遥かに足りない素晴らしさ、若きジャッキー・チェンに多大な影響を与えた「真に身体を張った」アクションの連続で、1920年代の無声映画時代に既に映画におけるアクションは最初の頂点を極めていたことが分かります、人件費の安い時代ならではのエキストラの多さや、CG時代の現在からみたら腰がぬけるほど豪華なセットなどキートン以外の見所も多彩です、 チャップリンのいかにもウケをねらった臭みのある笑いにちょっと抵抗を感じる人にこそキートンの喜劇が存在していまちお涙頂戴いたします、といった感じでエンドマークを迎えるチャップリン喜劇に対して、すべてのキートン作品は彼女と抱き合う予定調和的ハッピーエンドを迎えます、ドリフターズの全員集合のファンは必携です。
笑いに命をかけた男 キートンは映画の中で笑わない。つとめて無表情に演じているが演技は危険な物ばかりだ。今の映画では、スタントマンやCGを使うだろう危険演技さえ、彼は自分で演じている。命の危険がある場面、体当たりするキートン、それが笑いを生み出す。最初は気軽に、2回目以降は真剣に観れる映画である。
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[ DVD ]
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風の丘を越えて [DVD]
・オー・ジョンヘ ・キム・ギュチョル ・アン・ビョンギョン
【アップリンク】
発売日: 2001-11-22
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 11,300円〜
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・オー・ジョンヘ ・キム・ギュチョル ・アン・ビョンギョン
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カスタマー平均評価: 5
「恨に埋もれず、恨を越えろ」 たとえようもなく胸を打つ、パンソリという芸能にこめられたものに見られるように、きっと多くの芸能などの、シャーマニズム的な面というのは、こういうことを言うのだなあと目を開かされる思いだった。
たとえばチベット仏教のある派の教えの中などに、ぼくらの内から起こるどうしようもないような否定的な感情、怒り、恨み、悲しみ、など、常識的、分別的に「否定的」とされてしまう、そのような感情を、実際のところ、肯、否定抜きに、よくよく見たことがあるか、よく味わった試しがあるのか。と問われるところがある。
よく見る、とか味わう、というのはそういう感情に「浸る」、とか、感情にふりまわされることによって外へ向かう行動を取る、というような意味ではない。また、そのような感情を忌み嫌ったり、単に抑圧する、また罪深いと思ったりするという方向へ向かうことでもない。わき起るその感情の出所からして、その「実物」を「よく見る、味わう」ということ。すると、それはぼくらが慣れ親しんだ「もの」なのか。
また下記を読んでいて、この映画が「なぜ」感動的かに思い当る気がした。
『深い困窮を体験させられた朝鮮民族は、その苦悩、怨恨をはらすために、外へ向かわず、むしろ自己の内部に沈み込んで、一種の感情の和解に達しようとします。
「恨(ハン)」を粘り強く、「恨」を内的に深めることで、明るい生の地平を拓くところに、「恨」の美を見ようとする。
この体験は韓国語で「サキタ」(いい味に糖化、発酵させる)という動詞で表現できるようなプロセスである。
「暗い、否定的な感情と粘り強く取り組み、それを鎮め、浄化し、新しい価値体系へと発酵させて行く」絶え間ないプロセスである』(「神秘学入門」高橋巌著より)
映画の中で、父ユボンが残した言葉は、「恨に埋もれず、恨を越えろ」であった。
あまりに救いが無いというか・・・ 韓国の「恨」という概念は良く分かりませんが・・・
人の生活を為すための営みに一切関係ない芸術ってものは、あまりに惨いというか、救いが無いという感じがする映画です。映画の出来は最高です。涙無くしては見られません。
でも、奥底の人間の業がアマリに醜くて気分が悪くなってきます。
この映画でパンソリという音楽を知り、たまに効いてみますが。ねっとりとした世界はうんざりするものがあります。
父親に盲目にされてからの娘はどんな人生だったのでしょう。芸術のためと称しながら父親の玩具になっていたのではありませんか?面倒を見てくれている居酒屋のおやぢも彼女を玩具にしていたのでは?
君はこの「恨」を理解できるか 久々に見ました。
ソンファ(オ・ジョンヘ)のパンソリはいつ聞いても土足でガンガンハートに入り込んできますね。
パンソリは一人の歌手と一人の鼓手が人生の悲哀をドラマチックに唄いあげ,韓国のオペラとも評されています。
現在ではこの貴重な伝統芸を鑑賞するためには公演されている舞台に出向いていく必要がありますが,韓国に行かれたらぜひ一度本物を体験して見てください。
絶妙の鼓手の合いの手が歌手の見事な唄を演出し,歌詞は理解できなくても芸術性は十分に感じ取れるはずです。
そしてこの芸術性を演出するのが,韓国映画やドラマの底流にある「恨」です。
映画の中では「恨」を演出するため,娘に毒薬を飲ませて失明させるという人権無視の凄まじいまでの芸への執念が描かれています。父は「恨に埋もれず恨を超えろ」という言葉を残してなくなりますが,ソンファの唄には魂の叫びが聞こえてくるようです。
ラブストーリーやラブコメ,時代劇も良いのですが「西便制」だけは別格ですね。
こんなに本格的なパンソリが自宅で聞けること,「恨」を正面から取り上げた作品性,作品の中に流れる「重さ」に耐えられればこれほど素晴らしい作品には早々お目にかかれません。
韓国作品の原点がここにあります。
「生きることは恨を積むことだ」 小生のような平和ボケしたイルポンナムには、「恨」の概念が解らない。
が、「生きることは恨を積むことだ」と説明されれば、ああそうなのかと思わないでもない。
弟の家出にショックを受け、しばらく歌えなくなったソンファ。
彼女の「恨」はそれが全てだった。
本作を韓国映画の最高傑作に推す人が多いけれど、納得できる部分もある。
映画史に残るであろう、長廻しのカットやラストが見物。
全羅道訛りも堪能できる。
ことりのさえずりから神さまの降りてきたようなうたまで 主人公を演じた人は、韓国民謡の若手期待の星、ということでしたが、劇中で、 唄を習い始めた頃の声から、最後のテロップの後ろで流れるうた(表現がみつからない)まで、 使い分けているのではないかな、という気がして、もしそうならとてつもなくすごいことだと思います。今日の韓流的にはまたか、という感じがするストーリーかもしれませんが、1990年代ですし、 よくいう「恨(ハン)」と「恨み」の違い(昇華、というのでしょうか)がすこし伺えた気がしました。
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[ DVD ]
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フランソワ・トリュフォー DVDコレクション (5枚組)
・フランソワ・トリュフォー
【20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン】
発売日: 2003-10-31
参考価格: 15,540 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 11,400円〜
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・フランソワ・トリュフォー
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カスタマー平均評価: 5
「アデルの恋」と「思春期」について ★ビクトル・ユーゴーの娘であるアデル・ユーゴーの出逢った一つの恋から始まる波乱万丈の物語。
これは彼女の生涯書き続けた日記の実話に基づくのだから。それも並みの恋する姿ではない。
文豪の娘だからかどうは別にして、観ていて「すざまじい」という表現が浮かんでくる。
イザベル・アジャーニは、この映画で彼女の存在の印象を決定付けた。
やや狂気を孕んだような彼女の美しき視線は、その後の出演作でも見られるが、アデル役ほど強烈な印象を超える事は未だにないのではないだろうか。
恋いこがれる相手は、ひとりの平凡なプレイボーイである軍人にしか見えない。
が、彼を世界のどこまでも捜し追い続けて、ついには狂気に至り、目の前にその恋人が現われていても気づかず、虚空を見つめたまま、ぼろぼろになった衣服で彷徨う姿が、強烈なパッションを持って描かれている。
トリュフォー自身の愛に対する価値観が現われているような感じがするのは、この後「隣の女」を重ねてみると、あながち間違いでもないのではないか。
★子供の登場する映画としては個性的な名作。
演出にプレッシャーを受けていない、そんな登場する子供のナチュラルな姿を当時、映画で観る事はあまり経験がなかった。
子供たちのさまざまな日常的なエピソードが、はらはらどきどき。しかも、フィルムの鮮明な映像の色彩が印象づよく、観終わって深い満足を感じた作品。
生き生きとした表情が全編にみなぎっているかと思えば、なかには、悪戯と犯罪のぎりぎりみたいな少年たちの日常もある。
家庭崩壊の少年の痛みもある。しかし一方、トリュフオー映画の中では明るい、太陽の光が感じられた作品かもしれない。
アパートの上階の窓から落ちる赤ん坊のエピソードは語り草になるほどだった。
このエピソードのドキュメントなカメラワークと映像はとくに記憶に残る。
単品では入手不可能な佳作揃い! このDVDコレクションに収められた5作品は、どれも当時初DVD化されたものばかりで、現在でも単品としては購入出来ないものばかりです。個人的には、1969年作の「野性の少年」(1798年にフランスで発見された野性で育った少年をフランソワ・トリュフォー監督自身が演じる内科医が引き取って、人間らしい教育を施す9ヶ月を描いた名作。監督自身が拘った題材だけに、画面から内科医の愛情が感じられます!)と1969年作の「暗くなるまでこの恋を」(トリュフォー監督が敬愛するアルフレッド・ヒッチコック監督へのオマージュ的作品。ウィリアム・アイリッシュの原作「暗闇へのワルツ」は後にアンジェリーナ・ジョリー主演の「ポアゾン」として再映画化されました。美しい悪女を演じるカトリーヌ・ドヌーブと若きジャン・ポール・ベルモントの組み合わせが最高です!)、そして1977年作の「恋愛日記」(原題は「女たちを愛した男」。シャルル・デネ演じる美脚の女性を追いかける男が何ともユーモラスで愛すべき人物として描かれています。「禁じられた遊び」のブリジット・フォッセーも綺麗でした。)が大好きです。(女の情念を描いた「アデルの恋の物語」のイザベル・アジャーニは映画初主演で、当時19歳。最高に綺麗です。)フランソワ・トリュフォーのファンなら絶対お勧めのセットです!
良し悪しが語れない作品(私は愛してます) 『アデルの恋の物語』が、いいか、悪いかは語れません。
嫌いな人にはとことん嫌いな一品でしょう。フランス映画ですし。
しかし印象に残ることは間違いないです。
初めて観たのは10年前。にも関わらず2006年にレビューを書く気に
なったことだけでどれだけ印象に残ったかが伝えられることかと
思います。
文豪ユーゴーの次女が狂気に至り、今で言うストーカー変化した姿を描いた作品。
私が彼女の姿を至福の極致と呼んだとしたら、病んでいると思われるでしょうか!?
私にはこれ以上にこの作品を語る言葉は 見あたりません。
自分の精神力に自信のあるヒトはいつ観てもらっても構いませんが、
私のように作品に影響されてしまう方には観る時期を検討することを
オススメしますね。
失恋したばかりのヒトに特にオススメかと。
とにかく、観て欲しいです。
HOMME 「恋愛日記」1977年 119分 100点 カラー シャルル・デネル主演のコメディかな?「カサノバでなければ、ドンファンでもない」女性に対して恋愛感情を持てない主人公を好演してます。普通住所を知りたいだけで、アルファロメオを自爆させますかね。ヤリタイだけの男性の話だけですが、猥褻さを全く感じません。 「アデルの恋の物語 」 1975年 98分 75点カラー 1863年、新大陸では南北戦争が勃発したころ、カナダの港町に一人のフランス人女性が降り立つ。名はアデル、イギリス騎兵隊に属するピンソン中尉を追いかけてのことだ。彼女はガーンジー島の両親のもとから飛び出し、新しい世界で幸せを掴もうと夢を抱いていた。彼女は愛しいピンソンのもとに手紙を書き送るが、彼の返事はない。彼女は思いの丈を毎日書き綴り、気も狂わんばりにピンソンを愛そうともがく、ビクトル・ユゴーの娘のアデル・ユゴーの悲劇を描いてますが、後味わるいですね。 「暗くなるまでこの恋を」1969年 124分カラー 95点 主演ジャン=ポール・ベルモンド、カトリーヌ・ドヌーブ、見合い相手と待ち合わせたベルモンド前に現れたのは写真と全く違うカトリーヌ・ドヌーブだった。ヒッチコックが好んだウイリアム・アイリッシュの原作。 「野生の少年」1970年85分モノクロ 80点 1798年の夏、フランスで「野性の少年」(ジャン・ピエール・カルゴル)が発見された。イタール博士(フランソワ・トリュフォー)は彼を引き取り、自分の子供のように教育をする。イタール博士にあこがれ、トリュフォーにあこがれたスピルバーグが「未知との遭遇」を作る時に影響を受けた映画ですよ。 「思春期」1976年 106分カラー 85点
迷うことはありません。 買いです。 個人的には、「思春期」と「アデル」が入っていて、しかもこの価格ですから、気がついたら注文してました。 内容については、今さら言うまでもありません。トリュフォーの魅力が詰まった、すばらしい作品ばかりです。ファンならずとも、ぜひ手にしてもらいたい逸品です。 プレゼントとしてもお勧めですね。BOXはかわいいし、4作品はカラーだし、ドヌーヴもアジャーニもジャン=ポール・ベルモンドもいる。トリュフォー未経験の方でも、存分に楽しめるセットだと思います。
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